「明智光秀のそっくりさん」一般公募で決定 光秀ゆかりの地のプロジェクト「福知山の変」の顔に(1/2 ページ)

6月2日「本能寺の変の日」に発表。

» 2022年06月02日 12時15分 公開
[沓澤真二ねとらぼ]

 明智光秀ゆかりの地、京都府福知山市が募集していた「光秀のそっくりさん」が、地元の大学生の秋山蒼さんに決定しました(関連記事)。今後、市の85周年記念企画「福知山の変」に起用されます。

福知山の変 グランプリの秋山さん。肖像画と見比べると、だんだん光秀に見えてくるかも

 福知山市では、この地に城下町を築いた光秀の挑戦心にあやかり、2021年から市内で何かに挑戦する人を市の魅力として発信する「光秀マインドプロジェクト」を企画。その一環として、同年11月に「福知山市民、または福知山・明智光秀が好きな人、つながりがある人」「明智光秀に似ている人(似てるかも? レベルでもOK)」などを条件にそっくりさんを募集していました。

福知山の変 求人広告風にそっくりさんを募集

 その結果、市内在住10人、市外在住40人が自薦または他薦により応募。柔らかく、そして凜とした印象を与える応募写真や、妹さんによる「まじめで他人のために尽くす冷静で温厚な人柄」といった推薦文が光秀の肖像画やイメージと合致するとして、秋山さんがグランプリに選ばれました。

福知山の変 企画に参加した全50人。なかにはドイツからの応募もあったそうです

 秋山さんは「福知山の変」を告知する地元新聞(両丹日日新聞)への全面広告(2022年6月2日)に起用。同様のポスターも福知山城天守閣や市立図書館、市役所などに随時掲出されます。

 福知山の変は、市内で挑戦する挑戦する“変化人(へんかびと)”たちを応援する市民参加型企画。クラリネット奏者の吉田佐和子さんや、クリエイターの岩城四知さんが、秋山さんに続いて広告やポスターに登場します。

福知山の変 吉田さんは起業家としても活動し、福知山に音楽堂を作る計画を進めています

 

福知山の変 ライフワークのキャンプを通し、「奥京都」の魅力を伝えている岩城さん
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