「お先にどうぞ」で歩行者妨害は不成立 道を譲られたドライバーの交通違反が撤回へ 警察が謝罪(1/2 ページ)
道を譲られたドライバーが受けた歩行者妨害の交通違反が撤回されました。
信号のない横断歩道がある道路で、クルマを運転していたドライバーが歩行者から「お先にどうぞ」と道を譲られたにもかかわらず、歩行者妨害の交通違反として検挙された件で、対応にあたった弁護士から「交通違反が撤回された」と発表がありました。
交通違反の撤回を発表したのは、ネット上の誹謗中傷を撲滅するために活動している弁護士・藤吉修崇(@fujiyoshi_ben)さん。2022年7月、都内某所で発生した歩行者妨害の交通違反について対応を依頼され、警察が「歩行者が譲ったと言っても違反」という主張に異論があると、正面から切り込んでいきました。
歩行者妨害は、道路交通法38条で定められており、警視庁の公式サイトでは「歩行者や自転車が横断しているときや横断しようとしているときは、横断歩道や自転車横断帯の手前(停止線があるときは、その手前)で一時停止をして歩行者や自転車に道を譲らなければなりません」と書かれています。
歩行者を妨害したとして検挙されたドライバーが公開したドライブレコーダーの映像を確認すると、横断歩道の手前で一時停止をした上で、歩行者に手で先に行くよう促されて進行している様子がはっきりと映っています。
藤吉さんが過去に警視庁の担当者に問い合わせたときには、「(道を)譲られて通行した場合ははっきりと『切符は切らないように指導している』と回答していた」そうです。これらの情報を踏まえて考えると本来であれば交通違反として成立しないはずです。
そこで藤吉さんは、ドライバーの対応をした警察署に連絡を取って交通違反の撤回を求めました。これに対して「交通違反が成立していない」ことを認めて、謝罪するとともに歩行者を妨害したとする交通違反を撤回しました。
一連の展開をTwitterで報告していた藤吉さんは、撤回を受けた後に「今回僭越ながら多少なりとも警察を動かしたと思っています。頑なに譲られても行ったら違反論者はおりますが、警察署も違反にはならないとの見解でした」とコメントしています。
藤吉さんは自身のYouTubeチャンネル「二番煎じと言われても【弁護士藤吉修崇】」を運営しており、そこで今回の歩行者妨害の交通違反の対応についての見解やアクションをまとめた動画を公開。Twitterで話題になったドライブレコーダーの映像のほか、交通違反として取締を行った警察官とのやりとり、警察署を訪れて違反切符の返還に応じるなど、歩行者妨害の違反撤回に至るまでの一連のやりとりが赤裸々に公開されています。
画像提供:藤吉修崇(@fujiyoshi_ben)さん
関連記事
こんなの回避できるか! 豪州の高速道路で起きた事故映像が怖すぎる 前方のクルマから落ちたパーツがフロントガラスに激突
事故が起こるまで一瞬です。筋トレ用のダンベルで人命救助 米フロリダ、クルマを運転する女性が意識不明に 異変に気がついた人々が協力して助け出す
救助されたドライバーは無事。炎上する車内には意識不明の男性 カナダの高速道路でクルマから出火、居合わせた人たちが救助
地元警察は5人の英雄を称賛。誰にもバレずに20年 別荘を解体中にバスルームから“とんでもないモノ”が見つかる 「わけがわからない」と困惑
20年間、誰も気が付かなかったそうです。どうしてこうなった 海外YouTuber、テスラ「モデル3」を魔改造 戦車のような無限軌道を装備したモンスターマシン爆誕
こんなテスラ、見たこと無い。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
伊藤沙莉、“激痩せ報道”の真相暴露→広瀬アリスの株が上がってしまう 「辱めったらない」告白に「アリスちゃん、ええ人や〜」
“鬼ダイエット”で激やせの「Perfume」あ〜ちゃん、念願の姿に「着れる日が来るなんて」と大喜び
「心底惚れて」「毎日うっとり」 宮里藍、新たな愛車を公開→国産車のチョイスに反響「庶民的」「きれいな色」
「あなたは日本人?」突然送られてきた不審なLINE、“まさかの撃退方法”に反響 「センス良い」「返しが秀逸」
「ごめん母さん。塩20キロ届く」LINEで謝罪 → お母さんからの返信が「最高」「まじで好きw」と話題に
「惨めな人生を送ってる」 パリス・ヒルトン、0歳息子の容姿揶揄をまたもバッサリ “頭が大きい”と受診勧めた人々振り返り「気の毒」
ワンコ大好きなインコに“恋がたき”登場で174万再生! まさかの展開に困惑するワンコに「爆笑w」「ダブルだw」
寝込んだママが心配でたまらない元保護犬と小学生息子 それぞれが見せるけなげな姿に「泣けてきた」「なんて優しい子!」
シロフクロウが自分とそっくりのぬいぐるみをくわえ…… 自慢げな表情に「本物の赤ちゃんかと」「ヘドウィグが!」と453万再生
俳優の井川瑠音さんが31歳で逝去 体調不良から復帰ならず、最後の投稿では「忘れられないようまだまだ精進」
- 大好物のエビを見せたらイカが豹変! 姿を変えて興奮する姿に「怖い」「ポケモンかと思った」
- 「3カ月で1億円」の加藤紗里、オーナー務める銀座クラブの開店をお祝い “大蛇タトゥー”&金髪での着物姿に「極妻感が否めない」
- 愛犬と外出中「飼いきれなくなったのがいて、それと同じ犬なんだ。タダで持ってきなよ」と言われ…… 飼育放棄された超大型犬の保護に「涙止まりません」
- ミキ亜生、駅で出会った“謎のおばさん”に恐怖「めっちゃ見てくる」 意外な正体にツッコミ殺到「おばさん呼びすんな」「マダム感ww」
- 永野芽郁、初マイバイクで憧れ続けたハーレーをゲット 「みんな見ろ私を!」とテンション全開で聖地ツーリング
- 道路脇のパイプ穴をのぞいたら大量の…… 思わず笑ってしまう驚きの出会いに「集合住宅ですね」の声
- 柴犬が先生に抱っこしてほしくて見せた“奥の手”に爆笑&もん絶! キュンキュンするアピールに「あざとすぎて笑っちゃった」
- 病名不明で入院の渡邊渚アナ、1カ月ぶりの“生存報告”で「私の26年はいくらになる?」 入院直後の直筆日記は荒い字で「手の力も入らない」
- 小泉純一郎元首相、進次郎&滝クリの第2子“孫抱っこ”でデレデレ笑顔 幸せじいじ姿に「顔が優しすぎ」「お孫さんにメロメロ」
- デヴィ夫人、16歳愛孫・キランさんが仏社交界デビュー 母抜かした凛々しい高身長姿に「大人っぽくなりました」
- 「酷すぎる」「不快」 SMAPを連想させるジャンバリ.TVのCMに賛否両論
- 会話できる子猫に飼い主が「飲み会行っていい?」と聞くと…… まさかの返しに大反響「ぜったい人間語分かってる」
- 実は2台持ち! 伊藤かずえ、シーマじゃない“もう一台の愛車”に驚きの声「知りませんでした」 1年点検時に本人「全然違う光景」
- 大好物のエビを見せたらイカが豹変! 姿を変えて興奮する姿に「怖い」「ポケモンかと思った」
- 渋谷駅「どん兵衛」専門店が閉店 店内で見つかった書き置きに「店側の本音が漏れている」とTwitter民なごむ
- 西城秀樹さんの20歳長男、「デビュー直前」ショットが注目の的 “めちゃくちゃカッコいい”声と姿が「お父さんの若い頃そっくり」「秀樹が喋ってるみたい」
- “危険なもの”が体に巻き付いた野良猫、保護を試みると……? 思わずため息が出る結末に「助けようとしてくれてありがとう」【米】
- 「やばい電車で見てしまった」「おなか痛い、爆笑です」 カメがまさかの乗り物で猫を追いかける姿が予想外の面白さ
- おつまみの貝ひもを食べてたら…… まさかのお宝発見に「良いことありそう」「すごーい!」の声
- 「3カ月で1億円」の加藤紗里、オーナー務める銀座クラブの開店をお祝い “大蛇タトゥー”&金髪での着物姿に「極妻感が否めない」