旧統一教会施設の自民党議員ポスターにぼかし追加 Googleからは回答得られず 渦中2人は関連イベント登壇を事実と認める(1/2 ページ)
【追記あり】森雅子さんの選挙ポスターのぼかしが削除されていることが確認されました。
世界平和統一家庭連合(旧統一教会)の施設に貼られた、自民党議員の選挙ポスターの画像にぼかしが入っている――。Google ストリートビューの修正が波紋を広げています。
物議を醸したのは福島県にある「世界平和統一家庭連合 いわき家庭教会」に貼られた、元法務大臣で、内閣総理大臣補佐官(女性活躍担当)の参議院議員・森雅子さんの選挙ポスターです。8月7日時点では選挙ポスターの顔の部分にしかぼかしが入っていませんでしたが、8月17日に選挙ポスター全体にぼかしが入っていることが指摘されていました。
ねとらぼ編集部でも2019年7月に撮影されたストリートビューを見たところ、左側と右側の画角では選挙ポスター全体にぼかし加工が施されていることが確認できました。
一方で、正面からの画角では選挙ポスターの上部にある「森」の文字などが修正されずに、そのまま写されています。
また、旧統一教会の他施設でも同様の指摘が見られます。岩手県にある「世界平和統一家庭連合 一関家庭教会」に貼られた、元防衛大臣の衆議院議員・小野寺五典さんと、元内閣府大臣政務官の衆議院議員・藤原崇さんの選挙ポスター全体にも、以前は見られなかったぼかしが入っているというのです。
同じくねとらぼ編集部でも2021年5月に撮影されたストリートビューを見たところ、選挙ポスター全体にぼかし加工が施されていることが確認できました。
なぜ、このような修正が加えられたのか。公式サイトによると、ストリートビューでは画像のなかから識別可能な人の顔やナンバープレートに自動でぼかし加工を施しています。追加でぼかし加工が必要な場合は、「問題の報告」からリクエストを送れる仕組みです。ねとらぼ編集部ではGoogleに選挙ポスターに修正を加えた理由や経緯などを問い合わせましたが、回答は得られませんでした。
森雅子さんと藤原崇さん、旧統一教会関連のイベント登壇を認める
ところで、今回、渦中の自民党議員3人と旧統一教会に接点はあるのか。
森雅子さんは旧統一教会の施設に自身の選挙ポスターが掲示されていたという指摘を受け、Facebookで「2019年7月撮影のGoogleストリートビューで旧統一教会建物内に私の選挙ポスターが貼られている様子が写っているとのご指摘をいただき、皆様に大変ご心配をおかけしております」とコメント。
続けて、「その時期は3年前の私の参議院選挙の時期にあたります。私の選挙事務所では、旧統一教会の関係者と認識せずにポスターをお渡ししてしまったものと思われます。今後はより一層厳しくチェックをしてまいります。もとより、旧統一教会から政治献金なども一切受け取っておりません。政府内に霊感商法についての検討会等も立ち上がりました。問題となっている被害の実態を解明し、違法行為については厳しく対処し取り締まっていくべきと考えています」と述べています。
一方で、デイリー新潮の報道では、森雅子さんは2018年に福島県郡山市で開催された旧統一教会主催のイベントに登壇したり、いわき市の旧統一教会の施設で演説をしたりしていたことが明らかになっています。事務所はこれらを事実と認め、「名前が違っていたので、旧統一教会と同じ団体だと気付きませんでした。認識が甘かったと反省しております」と弁明しました。なお、朝日新聞が実施したアンケートでは、「(遊説で訪れたかどうかは)調査中」と回答しています。
小野寺五典さんは河北新報が実施したアンケートのなかで、「社会的に問題が指摘される団体との関係は厳正かつ慎重な対応をするべきだ」と述べています。
藤原崇さんは2021年に、旧統一教会関連が開いた会合に出席したことを認め、「地元の人から参加してほしいと要請があり出席した。バックボーンがそう(旧統一教会関係)と認識していなかったことは軽率だった」などと釈明しました。一方で、旧統一教会や関係団体からの献金や選挙での支援については「組織的にはなかった」とし、今後は「基本的には関わりを持たない」と話しています。
森雅子さんのポスターのぼかしが削除されました【8月26日13時00分追記】
ねとらぼ編集部が8月23日にストリートビューを見たところ、森雅子さんの選挙ポスターのぼかしが削除されていることが確認できました。
一方で、小野寺五典さんと藤原崇さんの選挙ポスターからはぼかしは削除されていません。
なお、Googleは8月23日現在、今回の対応の経緯などについて発表していません。
タイトルおよび記事内の一部で「モザイク」と記載していましたが、正しくは「ぼかし」でした。お詫びして訂正します【8月23日16時35分】
記事の一部を修正しました【2023年5月30日3時5分】
協力:HOM55(@HON5437)さん
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
-
小1娘、ペンギンの卵を楽しみに育ててみたら…… 期待を裏切る生き物の爆誕に「声出して笑ってしまったw」「反応がめちゃくちゃ可愛い」
-
業務スーパーで買ったアサリに豆乳を与えて育てたら…… 数日後の摩訶不思議な変化に「面白い」「ちゃんと豆乳を食べてた?」
-
0歳双子を19時15分に寝かせ続けたママ→1年後…… メリットだらけの挑戦記録に「偉い&すごい!」「寝る子は育つ、その通りですね」
-
【今日の計算】「101×99」を計算せよ
-
中古軽自動車をキャンピングカー仕様にして日本一周するカップル 車内で料理中、思わぬアクシデントが…… その後の姿に「すごい」「尊敬します」
-
「あの頃の橋本環奈すぎる」21歳の無名アイドル、幼少期ショット公開で再びどよめき「凄い完成してる」「美少女の片鱗が見えすぎてる」
-
ご機嫌でルンルンステップを踏む柴犬、それをパパがまねすると…… ルンルンはひとりで楽しみたい派の塩対応に「めっちゃ可愛い」と100万表示
-
庭の草刈り中に小さな卵を発見、孵化させてみたら…… 命の誕生の記録に「すごい可愛い!」「すてきな家族」
-
飼い主を引っかいてしまった黒猫“自分の犯した過ち”に気が付いて…… いつもと違う行動に「反省してるのが分かる〜!」と190万再生
-
「飼い主ビビる」猫たちに猫草をあげたら……“ちがうもの”を食う1匹の姿が182万表示! 予想外の展開に「ちょっww」「狂気を見た」
- 生後2カ月の赤ちゃんにママが話しかけると、次の瞬間かわいすぎる反応が! 「天使」「なんか泣けてきた」と癒やされた人続出
- 車検に出した軽トラの荷台に乗っていた生後3日の子猫、保護して育てた3年後…… 驚きの現在に大反響「天使が女神に」「目眩が」
- 安達祐実、成人した娘とのレアな2ショット披露 「ママには見えない!」「とても似ててびっくり」と驚きの声
- 兄が10歳下の妹に無償の愛を注ぎ続けて2年後…… ママも驚きの光景に「尊すぎてコメントが浮かばねぇ」「最高のにいに」
- “これが普通だと思っていた柴犬のお風呂の入れ方が特殊すぎた” 予想外の体勢に「今まで観てきた入浴法で1番かわいい」
- 「虎に翼」、新キャラの俳優に注目が集まる 「綺麗な人だね」「まさか日本のドラマでお目にかかれるとは!」
- 「葬送のフリーレン」ユーベルのコスプレがまるで実写版 「ジト目が完璧」と27万いいねの好評
- お花見でも大活躍する「2杯のドリンクを片手で持つ方法」 目からウロコの裏技に「えぇーーすごーーい」「やってみます!」
- 弟から出産祝いをもらったら…… 爆笑の悲劇に「めっちゃおもろ可愛いんだけどw」「笑いこらえるの無理でした」
- 3カ月の赤ちゃん、パパに“しーっ”とされた反応が「可愛いぁぁぁぁ」と200万再生 無邪気なお返事としぐさから幸せがあふれ出す
- フワちゃん、弟の結婚式で卑劣な行為に「席次見て名前覚えたからな」 めでたい場でのひんしゅく行為に「プライベート守ろうよ!」の声
- 親が「絶対たぬき」「賭けてもいい」と言い張る動物を、保護して育ててみた結果…… 驚愕の正体が230万表示「こんなん噴くわ!」
- 水道検針員から直筆の手紙、驚き確認すると…… メーターボックスで起きた珍事が300万再生「これはびっくり」「生命の逞しさ」
- フワちゃん、収録中に見えてはいけない“部位”が映る まさかの露出に「拡大しちゃったじゃん」「またか」の声
- スーパーで売れ残っていた半額のカニを水槽に入れてみたら…… 220万再生された涙の結末に「切なくなった」「凄く感動」
- 桐朋高等学校、78期卒業生の答辞に賛辞やまず 「只者ではない」「感動のあまり泣いて10回読み直した」
- 「これは悲劇」 ヤマザキ“春のパンまつり”シールを集めていたはずなのに…… 途中で気づいたまさかの現実
- 「ふざけんな」 宿泊施設に「キャンセル料金を払わなくする方法」が物議 宿泊施設「大目に見てきたが厳格化する」
- がん闘病中の見栄晴、20回以上の放射線治療を受け変化が…… 「痛がゆくなって来ました」
- 食べ終わったパイナップルの葉を土に植えたら…… 3年半後、目を疑う結果に「もう、ただただ感動です」「ちょっと泣きそう」