人と距離をとっていた野良猫が命の危機に頼ったのは…… 奇跡の救助に「助けを求めてきたんだね」「たくさん幸せになって」

気持ちは通じていました。

» 2022年09月03日 20時30分 公開
[Yukiねとらぼ]

 目の前で助けを求めるように倒れ込んだ野良猫が、保護されて新しい家族の元で暮らし始めた様子がInstagramに投稿され、「ママさんに助けて欲しかったんだね」「見えるとことまで頑張って来たんだね!」「助けてくれてありがとう」と話題になっています。投稿は記事執筆時点で110万回以上再生されています。

 話題となっているのは「タヌぽん」くん、推定10歳の男の子です。投稿主(@teru3dogs3cats)さん宅の敷地内で暮らしていた野良猫で、これを機に投稿主さん一家の家族として迎えられました。

タヌぽん 目の前で倒れ込むタヌぽんくん!

 2021年秋ころから見かけるようになったタヌぽんくんは、お顔がタヌキっぽくてぽっちゃりしていたことから、投稿主さんは「タヌぽん」とか「ターちゃん」と呼んでいました。ネコちゃん5匹と暮らしている投稿主さんは、「ウチの子になったらいいのに」とずっと気になっていたそうです。しかし、その距離が縮まることはなく、どんどん痩せて歩くのもおぼつかなくなっていく姿を見ていることしかできませんでした。

タヌぽんアップ 苦しそうな息づかい

 ある日の夕方……。投稿主さんの耳に、大きく苦しそうな息づかいが聞こえて、ふと窓の外を見たところタヌぽんくんの姿があり、その場で倒れ込んでしまいました。駆け付けて手を添えてみると、今までは触らせてくれることなどなかったタヌぽんくんが、手を嫌がるどころか何もできない状態です。

タヌぽんひき 目や口も開いたまま……
タヌぽん2 すぐに病院へ!

 一刻を争う状況だと判断した投稿主さんは、すぐに動物病院に電話をかけて連れていきました。一目見て「命が危ない」と判断され、酸素室へ……。処置には1時間もかかったのだそうです。必要な治療が終わって一命を取り留めたものの、放心状態のタヌぽんくんを、投稿主さんのお家に連れて帰ることにしました。

背中カット 毛玉をカットしてもらいました
毛玉 すごい量です
なでなで 頭をこちょこちょ

 その日から、食事やお水はもちろんのこと、獣医師さんの指導のもと、毛玉をカットしたり各種検査をしたり、手厚く介抱してもらうタヌぽんくん。新しい環境におびえないようにタヌぽんくん用の部屋も用意して、必要以上に構わないよう気を遣って過ごします。すると保護から4日目……ついに、頭や前足を触らせてくれるようになったんです!

 ずっと距離を取ってきたタヌぽんくんがこうして触らせてくれるようになり、投稿主さんも一安心です。

すりすり おててをすべすべ
診察日 目もケアしてもらいました

 動画には、「頑張れタヌぽん、早く元気になって」「ママさんを信じて助けを求めて奇跡が起きた!」などの暖かなコメントがたくさん寄せられています。野良猫として顔を合わせているときから毎日のように声をかけていたという投稿主さん。その気持ちが通じて、ピンチのときに頼ってきてくれたタヌぽんくん。これからずっと一緒に暮らせるね!

 飼い主さんのInstagram(@teru3dogs3cats)では、タヌぽんくんのその後の様子を見ることができます。

目を拭いてもらう もう心配いらないね!

画像提供:teru3dogs3cats(@teru3dogs3cats)さん

オススメ記事

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

昨日の総合アクセスTOP10
  1. /nl/articles/2502/06/news004.jpg 14歳のとき、親友の兄と付き合うことになった女性→13年後…… “まさかの結末”に「韓国ドラマみたい」【海外】
  2. /nl/articles/2502/07/news019.jpg 台所に立つおばあちゃん、まさかの“巨大生物”をおんぶしながら…… 驚きの光景が100万再生「凄すぎ」
  3. /nl/articles/2502/07/news135.jpg 「なんだこの暗号は……」 マクドナルドの“大人だけが読めるメッセージ”が410万表示「懐かしい〜」「読める人同世代w」
  4. /nl/articles/2502/06/news012.jpg 古いバスタオルをザクザク切って縫い付けると…… 目からウロコの再利用に「すてきなアイデア」【海外】
  5. /nl/articles/2502/05/news008.jpg 初心者「マスカットは緑で丸いっぱい描いておけば完成でしょ!」→“絵の先生”がちゃんと描いたら…… “段違いのクオリティー”になるコツが目からウロコ
  6. /nl/articles/2502/07/news050.jpg たった500円で「トイレのドア開けっぱなし問題」を解決した“神アイテム” 200万再生突破のレビューに「これ買います!」「凄いすごいすごーーい!」
  7. /nl/articles/2502/06/news035.jpg 【リメイク】着物をカット→ミシンで縫ったら…… “簡単なのにオシャレ”なアイテムが完成! 「私も挑戦してみよう」
  8. /nl/articles/2502/07/news025.jpg 使い切れず、余ってしまった“ネイル”が…… 驚きのリメイクアイデアに「天才」「試してみたい」と1800万再生【海外】
  9. /nl/articles/2502/07/news008.jpg 【かぎ針編み】毛糸2玉を100均のジャンボかぎ針で編んでいくと…… 完成した“肌寒いときに便利なオシャレアイテム”が「かわいすぎる」と話題
  10. /nl/articles/2502/06/news043.jpg ズボラ母が5人分サンドイッチを爆速で作ったら…… 目からウロコの時短テクと美しい仕上がりに「信じられない」
先週の総合アクセスTOP10
先月の総合アクセスTOP10
  1. ドブで捕獲したザリガニを“清らかな天然水”で2週間育てたら…… 「こりゃすごい」興味深い結末が195万再生「初めて見た」
  2. 「配慮が足りない」 映画の入場特典で「おみくじ」配布→“大凶”も…… 指摘受け配給元謝罪「深くお詫び」
  3. 母「昔は何十人もの男性の誘いを断った」→娘は疑っていたが…… 当時の“モテ必至の姿”が1170万再生「なんてこった!」【海外】
  4. 風呂に入ろうとしたら…… 子どもから“超高難易度ミッション”が課されていた父に笑いと同情 「父さんはどのようにしてこのお風呂に入るのか」
  5. 母親から届いた「もち」の仕送り方法が秀逸 まさかの梱包アイデアに「この発想は無かった」と称賛 投稿者にその後を聞いた
  6. 市役所で手続き中、急に笑い出した職員→何かと思って横を見たら…… 衝撃の光景が340万表示 飼い主にその後を聞いた
  7. 「ごめん母さん。塩20キロ届く」LINEで謝罪 → お母さんからの返信が「最高」「まじで好きw」と話題に
  8. DIYで室温が約10℃変わった「トイレの寒さ対策」が310万再生 コスパ最強のアイデアへ「天才!」「これすごくいい」
  9. 「こんなおばあちゃん憧れ」 80代女性が1週間分の晩ご飯を作り置き “まねしたくなるレシピ”に感嘆「同じものを繰り返していたので助かる」
  10. 岡田紗佳、生配信での発言を謝罪 「とても不快」「暴言だと思う」「残念すぎ」と物議