ベッカム一家、英国王室に思い寄せエリザベス女王逝去を追悼 デビッド「困難なときどれほど慰められたか」

エリザベス女王から大英帝国勲章を授与されたこともあるデビッド。

» 2022年09月09日 14時57分 公開
[城川まちねねとらぼ]

 9月8日の午後(現地時間)、エリザベス女王がバルモラル城で安らかに亡くなったと英国王室が発表。在位期間が歴代最長となる70年に及んだエリザベス女王の逝去に著名人を含む多くの人々がSNSなどで悲しみを表しており、英国王室とも交流のあるベッカム一家も追悼の意を示しました。

エリザベス女王を追悼するデビッド・ベッカム 国民を魅了した笑顔(画像はデビッド・ベッカムのInstagramから)

 元サッカーイングランド代表のデビッド・ベッカムはSNSで、若いころのエリザベス女王が快活な笑顔を見せたり動物と戯れたりしている自然体の写真を3枚投稿。そして「女王陛下のご逝去は本当に悲しいことです」と率直な気持ちをつづっています。

 続けて、「女王の生涯の貢献をたたえる在位70周年の記念式典には、どれだけの愛と尊敬が寄せられたことでしょうか。今日、私たちがこれほど打ちのめされているということが、女王が私たちの国、全世界にとってどういう存在だったかを表しています。彼女のリーダーシップがどれほど私たちをインスパイアしてくれたことでしょう。困難なときどれだけ慰められたことでしょう」とエリザベス女王の存在がイギリス国民だけでなく世界中の人々に影響を与えていたコメント。「最後の日まで、尊厳と優雅さをもって国のために奉仕してくれました。今年、彼女はご自分がどれほど愛されていたかお気づきになったと思います。私の思いと祈りは、英国王室とともにあります」と結びました。

エリザベス女王を追悼するヴィクトリア・ベッカム 若いころのエリザベス女王の画像とともに(画像はヴィクトリア・ベッカムのInstagramから)

 ベッカムの妻で元スパイスガールズのヴィクトリア・ベッカムは、若いころの朗らかで知性的なほほ笑みを浮かべるエリザベス女王の写真を投稿。「今日は、私たちの国だけでなく全世界にとって悲しい日になりました。私たちが愛する君主、女王陛下が亡くなったことを、深く悲しんでおります。彼女はその確固たる忠誠心と貢献で人々の記憶に刻まれることでしょう。私の思いはこの信じがたいほど悲しいときを過ごす英国王室と共にあります」とコメントを添えました。

エリザベス女王を追悼するロメオ・ベッカム 変わらずチャーミングで国民から愛された(画像はロメオ・ベッカムのInstagramから)

 さらにデビッドとヴィクトリアの次男ロメオ・ベッカムは、貫禄のある年齢になっても変わらずチャーミングな女王のスマイルを切り取った写真など、3枚を投稿。「陛下、安らかにお眠りください。在位中ずっと無私で強く、世界中多くの人にインスピレーションを与えた方」と短く簡潔な言葉を添え、女王の人柄と功績を言い表しました。

 デビッドは2003年にエリザベス女王から、ヴィクトリアは2017年にウィリアム王子から、それぞれ大英帝国勲章を受け取りました。デビッドはエリザベス女王90歳を記念したドキュメンタリー「Our Queen at Ninety」でそのときのことを振り返り、キャリアの中でも「最も誇らしい瞬間だった」と語っていました。また、夫妻はウィリアム王子とキャサリン妃の結婚式にも出席するなど、英国王室とも交流のあるベッカム一家にとって、今回の悲しみはいっそう深いものと想像されます。

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