入院する飼い主の帰りを待っていた愛猫、再会して…… 猫と陶芸家の“言葉はいらない心のやりとり”が胸を打つ
心があたたまり、優しい気持ちになります。
飼い主さんの退院を待っていた”陶芸家と暮らす猫ちゃん”。TikTokに再会したふたりの動画が投稿され、感動する人が続出しています。動画は記事執筆時点で、8万6000回再生を突破。5800件を超える“いいね”が寄せられています。
「どこに行ったの？」ときょろきょろしながら飼い主さんを探しているのは、佐賀県武雄市にある工房「銀河釉 玉峰窯」で暮らしている黒猫の「ネルソン」くんです（関連記事）。
日頃は工房の猫従業員として現場の監督をしたり、飼い主で陶芸家である中尾哲彰さんとミーティングをしたりと忙しく働いているネルソンくん。そんなネルソンくんですが、中尾さんが検査入院で工房を留守にしていたため、「工房を守る」という大事なお仕事をしつつも寂しい思いをしていたようです。
そしてこの日ついに、工房に中尾さんが帰ってきました。その存在に気付いたネルソンくんはそっと歩み寄り、静かに身を寄せます。そして定位置である中尾さんの膝の上に座り、体調を気遣いつつ留守にしていた間のことを報告するような姿を見せました。
動画には「かわいい、すてきです」「2人の心のやり取り素敵だなぁ」「体に気を付けて、ネルソンくんと一緒に仲良く頑張ってくださいね」「いつまでもこの工房の投稿が見たいです」といった、優しくて温かいコメントがたくさん寄せられています。
こちらの工房で作られる焼き物「銀河釉」は病気で1年ほど盲目になってしまった中尾さんが視力を取り戻した後、十数年かけて研究を行い生み出したとのこと。その性質上”全く同じ色合いのものがこの世に存在しない”という作品たちは、どれもため息が出るような美しさです。
中尾さんと工房で暮らす猫ちゃんたちの日常は、息子さんがTikTok（@gingayu）とInstagram（@galaxycrafthouse）に投稿しています。公式Webサイトにはオンラインショップもあるので、作品が気になる人はのぞいてみると良さそうです。
画像提供：猫と陶芸家 -gingayu- 銀河釉（@gingayu）さん
（三日月 影狼）
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