NHK朝ドラ「舞いあがれ!」、福原遥“舞”の「大学中退」発言に賛否両論 「親なら止める」「娘に反対できる立場じゃない」(1/2 ページ)
【ネタバレ注意】大反対した母・めぐみ(永作博美さん)は駆け落ちして大学中退した過去。
NHK連続テレビ小説「舞いあがれ!」の第31話が11月14日に放送。主人公の岩倉舞(福原遥さん)が、在籍している浪速大学の航空工学科を中退して航空学校に通いたいと両親に訴えたことが話題となり、“大学中退”が「Yahoo! リアルタイム検索」でトレンドランキング入りしています。
以下、ネタバレ注意
通っている浪速大学の人力飛行機サークル「なにわバードマン」でパイロットを務め、飛行機への思いをつのらせて将来はパイロットになりたいと強く願うようになった舞。11日放送の第30話では「なにわバードマン」のメンバーに休部したいと願い出るとともに、今以上に勉強や学費を貯めるためのアルバイトを頑張りたいと打ち明けていました。
14日放送回では、父・浩太(高橋克典さん)と母・めぐみ(永作博美さん)に「プレッシャーなんか忘れるくらい楽しかった。このために生まれてきたんちゃうかってくらい楽しかってん」と人力飛行機のパイロットへの率直な思いを明かし、「お願いします。航空学校に行かせてください!」と懇願。
「実はな、今年受験したい思って、もう勉強始めてんねん」「夏に受験して合格したら大学中退して、ここ通いたい」と航空学校のパンフレットを見せて両親を驚かせますが、めぐみは「『はい、そうですか』って聞けるはずあらへんやろ。お母ちゃん、大学はちゃんと卒業してほしい」と母親の目線でいさめます。
さらに「あんた、ずっと飛行機作りたい言うてきたやん。お父ちゃんも楽しみにしてんねんで。『お父ちゃんが作った部品を、舞が作る飛行機に乗せるんや』って。『もう少しやなぁ』って……」と浩太の思いも持ち出し、現在進む道は手先が器用な舞に向いている、一度飛んだだけで何が分かるのかと言い募ります。
しかし舞は「1回だけでも分かる」と断言。さらに、「お母ちゃんだってお父ちゃんと出会って、大学中退したんやろ? その気持ちに間違いなかったんやないの?」とめぐみが大学を中退して浩太と駆け落ちした過去を持ち出して反論。「お母ちゃんが反対なんは分かった。けど、諦めることはできへん」と強い口調で言い切りました。
これにネット上では、「大学中退は、さすがに親なら止めるよな。航空工学ならパイロットの仕事に役立つかもしれないから、卒業してからでも遅くないのでは?」「そりゃ〜めぐみさんは反対するよね 理由は違えど大学中退してしてきた苦労も知ってるし、そのせいもあってばんばと長年断絶してたんだし」「子供に苦労して欲しくないのは親の当たり前の心情だよね」とめぐみの気持ちに共感する声が続出。
一方で、「別に大学中退しても良くない? 人生一回、いつ死ぬのかわからんし、やる気がある時にやらないとね」と舞の夢を支持する声や「母親も大学中退したなら娘に反対できる立場じゃないよなぁ」「駆け落ち婚して大学中退しためぐみさんに舞の決断を反対する資格はないと思う」と自身の感情を優先させて大学を中退しためぐみへの厳しい声があがっています。
なお、浩太役の高橋さんは放送後に更新したブログで、両親2人の駆け落ちの過去について「そのことへの後悔はないと言いきってはいるものの、やはり色々な局面には出会ってきた中で、大学は出といてほしいと思ってる」「けど、あまりそれを言って、舞の未来を限定したくもない。だから言葉には詰まる」と複雑な思いをいだいていることについてつづり、「工場を営んできた2人は、親として、あの反応になる、、それもわかりますよね」と共感の思いを寄せていました。
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