徹底して安上がりに! 「往復1万円で行く“バス鉄キャン”」のススメ ゆるキャン△の本栖高校でソロキャンしてきた(4/4 ページ)
大変だったけれど、ソロでも安く、非日常感を味わう楽しさも増す「バス鉄キャン」
今回の「バス鉄キャン」、想像以上に“安く”行くことができました。かかった交通費は以下の通りです。
- 高速バス:バスタ新宿〜甲府駅間:片道2000円×2=4000円
- 鉄道:身延線甲府駅〜甲斐常葉駅:片道680円×2=1360円
- 鉄道:身延線甲斐常葉駅〜下部温泉駅間:150円×2=300円
- 合計:5660円
往復で合計5660円。レンタカーかカーシェア車を1泊2日で借りるより「3分の1ほどの価格」に抑えられました。高速料金(参考:ETC利用で新宿〜甲府南IC間の往復約6740円)やガソリン代(参考:往復で約300キロ、燃費リッター20キロのコンパクトエコカーだとすると約2400円)も不要なので「さらに安い」です。往路も帰路も運転する疲労がないのもかなりのメリットですよ。帰路も寝て帰れます。1日休みがあれば十分、仮に仕事にあっても大きな支障がない範囲のスケジュールでもあったと思います。
この他の費用は、キャンプ場利用料の2000円、食費2000円ほど、日帰り温泉1000円(今回は未利用)。「1泊2日、1万円で行くバス鉄キャン」、ほぼ達成できました!
もちろん課題もあります。何と言っても、持っていく「荷物の量」です。
参考までに、荷物の中で特に重いのがテントで約3.8キロ、次は前述したポータブル電源で約3.5キロです。その他に、寝袋、マット、テーブルとチェア、焚き火台、CB缶バーナー、クッカー・カトラリー類、持ち込む食材、ノートPCなどで、今回持っていった総重量は約30キロでした。スーツケースにできるだけ突っ込み、背負うリュックの荷物を減らしてようやく、といった感じです。クルマならば気にならない荷物の量、重さも、ソロの徒歩+バス鉄キャンはそこそこの工夫が必要でした。
PC作業をしないならばポータブル電源とPCの分でかなり削減できます。でも、実際に仕事があったし、普段テレワークする勤め人の皆さんにも意外と安く、手軽に、思い立ったら「ワーケーション」だってできてしまうことも知ってもらいたかったので、あえてPC環境を持ち込みました。どう荷物量・重量を減らせるか、このあたりは次回の課題ですね。
また、筆者は「キャンプに行くときは温泉にも入る」をマストのイベントにしているので、今回は希望がかなわずちょっと残念な思いをしました。次は「温泉に入る環境や手段」も計画段階でちゃんと決めておきたいと思います。
ソロで、1万円以内で楽しめてしまう「バス鉄キャン」いかがでしたでしょうか。皆さんも気持ちよすぎる「非日常感」、バス鉄キャンで楽しんでみてはいかがでしょうか。
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