「ヤバい!うますぎる」“日本のインドカレー”に感動したインド出身女性に取材した 「インドのものとすごく似ている」(1/2 ページ)
違和感がなさすぎて食べ続けた5分後に、初の“日本のインドカレー”だと気づいたとのこと。
「初めて日本でインドカレーを食べてみた。ヤバい。うますぎる」――。インド出身のアメリカ人が、来日してインドカレーを食べた感想がTwitterで注目を集めています。え、日本のインドカレーって、日本向けにアレンジされていると思いきや、インド出身の人にとってもおいしいの……!? ねとらぼ編集部では、投稿者で日本語を7年間独学で勉強しているAnanya(アナンヤ/@hiananyaa/Linktree)さんに取材しました。
アナンヤさんは南インド出身で、アメリカ育ち。来日中に東京のインドカレー屋で食事したところ、口のなかに衝撃が走りました。アナンヤさんが注文したのは日本の店でよく見かける、インドカレーとバターナン、サラダのセットです。インド出身のアナンヤさんは“日本のインドカレー”をどう感じたのか……?
ねとらぼ編集部が取材したところ、アナンヤさんは「私がこれまでに食べてきたインドカレーとナンとすごく似ていました。むしろ、違和感がなさすぎて食べ続けて、5分後に『あ。そういえば、これ日本で初めて食べたインドカレーじゃん!』と気づいて感動しました」と教えてくれました。
アメリカでインドカレーを食べた経験をもとに、「(カリフォルニア州)サンフランシスコあたりには、良いインドレストランがいっぱいありますが、日本のインドカレーの味はあれと比べたらドンピシャですね」とも話しています。良かった……!
一方で、辛さはどうだったのか。アナンヤさんは「(一般的には)日本のカレーは甘いですね。例えば、ゴールデンカレーの甘口と中辛の辛さの違いが分からなかったです。笑 インドのカレーは場所によってはめちゃくちゃ辛いです」としつつも、今回は辛口を注文したので申し分なかったと語りました。
実は、日本のインドカレー屋はネパール人が経営していることが多い、と言われています。アナンヤさんが訪れた店もネパール人が働いていたようで、「オーナーさん(?)も私に『インドの方ですか?』と聞いてくれて、笑顔で優しく話してくれました。ちなみにオーナーはネパール人!」と、お店の雰囲気について話しています。
ちなみに、地域差はあるかもしれませんが、インドではナンはレストランなどで食べるもので、一般家庭では薄焼きのパン「チャパティ」を食べるようです。アナンヤさんは「南インド出身ですが、私たちはチャパティを食べます。ナンは普段食べないです。チャパティが(日本にとっての)ご飯というのが通常ですね!」と教えてくれました。それも食べてみたいな……!
アナンヤさんはカリフォルニア大学バークレー校(UCバークレー)のハース・スクール・オブ・ビジネスを卒業後、Amazon本社でマーケターをしながら、TwitterやYouTubeなどで言語学習の情報や“あるある”ネタなどを発信しています。現在は2023年1月3日まで来日中です。日本を楽しんでください……!
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