月額380円で保護猫を飼える「ねこホーダイ」が物議 「猫のサブスクか」「命をおもちゃにするな」(1/2 ページ)

特に物議を醸しているのは、会員になるにあたって審査やトライアルは不要としていることです。

» 2022年12月23日 17時10分 公開
[ねとらぼ]

 シェルターの猫を飼育できる月額380円の会員制サービス「ねこホーダイ」が、SNS上で「命をおもちゃにするのは本気でやめて下さい」「猫を知り、本気で猫を思う人間には嫌な予感しかしません」などと物議を醸しています。

シェルターの猫を飼育できる月額380円の会員制サービス「ねこホーダイ」が、SNS上で「命をおもちゃにするのは本気でやめて下さい」「猫を知り、本気で猫を思う人間には嫌な予感しかしません」などと物議 画像は公式サイトより
シェルターの猫を飼育できる月額380円の会員制サービス「ねこホーダイ」が、SNS上で「命をおもちゃにするのは本気でやめて下さい」「猫を知り、本気で猫を思う人間には嫌な予感しかしません」などと物議 画像は公式サイトより

 ねこホーダイは、中小企業ホールディングスの子会社「のら猫バンク」が12月15日に提供開始したもの。月額380円を支払えば、提携シェルターの猫を無料で譲渡してもらえます。特に物議を醸しているのは、会員になるにあたって審査やトライアルは不要としていること(※)。また、会員が飼っている猫を飼えなくなった場合には、提携シェルターが無料で引き取るとうたっていることです。

公式サイトでは、「のらねこバンクでは里親様に年齢制限や単身者不可などの条件は設けておりませんが、完全室内飼育を条件としております。 また、状況によりご希望の猫を譲渡できない場合もございます」とも記載されています

 公式サイトには、ねこホーダイを開始した背景について、「『猫を飼うなら一生責任を持って面倒を見る』これは当たり前のことですが、それだと高齢者や単身者は中々飼うことができません。それならその『責任』を誰かが代わりに負えばいいのではないか、そんな思いで作られた」と説明されています。

シェルターの猫を飼育できる月額380円の会員制サービス「ねこホーダイ」が、SNS上で「命をおもちゃにするのは本気でやめて下さい」「猫を知り、本気で猫を思う人間には嫌な予感しかしません」などと物議 画像は公式サイトより

 SNS上では、「猫をサブスクにするなんて倫理どうなってるの」「月額380円で飼うのも手放すのも可能って命を何だと思ってるの」「回転率が下がっても面倒な審査やトライアルは絶対大事だと思う」「簡単に飼えていらなくなったら引き取ってもらう?人気のある子猫ばっかり飼って大人になったり、病気になったりしたら交換なんてことがあり得るのでは?」など、批判の声が相次ぎました。

 なお、ねとらぼ編集部では運営会社に問い合わせており、詳細について分かり次第、記事に追記する予定です。

       1|2 次のページへ

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

先週の総合アクセスTOP10
  1. 小1娘、ペンギンの卵を楽しみに育ててみたら…… 期待を裏切る生き物の爆誕に「声出して笑ってしまったw」「反応がめちゃくちゃ可愛い」
  2. 富山県警のX投稿に登場の女性白バイ隊員に過去一注目集まる「可愛い過ぎて、取締り情報が入ってこない」
  3. 2カ月赤ちゃん、おばあちゃんに少々強引な寝かしつけをされると…… コントのようなオチに「爆笑!」「可愛すぎて無事昇天」
  4. 異世界転生したローソン出現 ラスボスに挑む前のショップみたいで「合成かと思った」「日本にあるんだ」
  5. 【今日の計算】「8+9÷3−5」を計算せよ
  6. 21歳の無名アイドル、ビジュアル拡散で「あの頃の橋本環奈すぎる」とSNS騒然 「実物の方が可愛い」「見つかっちゃったなー」の声も
  7. 1歳赤ちゃん、寝る時間に現れないと思ったら…… 思わぬお仲間連れとご紹介が「めっちゃくちゃ可愛い」と220万再生
  8. 業務スーパーで買ったアサリに豆乳を与えて育てたら…… 数日後の摩訶不思議な変化に「面白い」「ちゃんと豆乳を食べてた?」
  9. 祖母から継いだ築80年の古家で「謎の箱」を発見→開けてみると…… 驚きの中身に「うわー!スゴッ」「かなり高価だと思いますよ!」
  10. 「妹が入学式に着るワンピース作ってみた!」 こだわり満載のクラシカルな一着に「すごすぎて意味わからない」「涙が出ました」
先月の総合アクセスTOP10
  1. フワちゃん、弟の結婚式で卑劣な行為に「席次見て名前覚えたからな」 めでたい場でのひんしゅく行為に「プライベート守ろうよ!」の声
  2. 親が「絶対たぬき」「賭けてもいい」と言い張る動物を、保護して育ててみた結果…… 驚愕の正体が230万表示「こんなん噴くわ!」
  3. 水道検針員から直筆の手紙、驚き確認すると…… メーターボックスで起きた珍事が300万再生「これはびっくり」「生命の逞しさ」
  4. フワちゃん、収録中に見えてはいけない“部位”が映る まさかの露出に「拡大しちゃったじゃん」「またか」の声
  5. スーパーで売れ残っていた半額のカニを水槽に入れてみたら…… 220万再生された涙の結末に「切なくなった」「凄く感動」
  6. 桐朋高等学校、78期卒業生の答辞に賛辞やまず 「只者ではない」「感動のあまり泣いて10回読み直した」
  7. 「これは悲劇」 ヤマザキ“春のパンまつり”シールを集めていたはずなのに…… 途中で気づいたまさかの現実
  8. 「ふざけんな」 宿泊施設に「キャンセル料金を払わなくする方法」が物議 宿泊施設「大目に見てきたが厳格化する」
  9. がん闘病中の見栄晴、20回以上の放射線治療を受け変化が…… 「痛がゆくなって来ました」
  10. 食べ終わったパイナップルの葉を土に植えたら…… 3年半後、目を疑う結果に「もう、ただただ感動です」「ちょっと泣きそう」