DIYで室温が約4℃上がる「マイホームの寒さ対策」が参考になる 効果絶大な簡単アイデアに「さっそくやってみます!」の声(1/2 ページ)

インテリアを邪魔しないのもうれしい。

» 2023年01月07日 20時30分 公開
[Kamiharaねとらぼ]

 冬は家の中が寒くてつらい、でもインプラス(内窓)を導入するには費用がかかる……。そんな悩みをもつ主婦が、安価で入手できる3つの断熱アイテムを使って自宅の寒さ対策をする動画をYouTubeに公開。動画は反響を呼び、記事作成時点で再生数が71万回を超えるなど話題になっています。

【寒い家を暖かくする簡単方法】マイホームの寒さ対策!約4℃変わった窓際DIY

 投稿者は、2児の母のちょびすけ(@chobisuke0815)さん。31歳で念願のマイホームを建てたちょびすけさんは、マイホームに関するお役立ち情報を中心に発信しています。

 今回の動画では、マイホームの寒さ対策として、窓に使う3つの断熱アイテム「ビニールカーテン」「ハニカムシェード」「冷気カットパネル」を購入し、家じゅうの窓に設置する様子を紹介。いずれも安くて取り回しが簡単なだけでなく、透明や半透明のアイテムを選ぶことでインテリアの邪魔をしない点が魅力です。これならどの家庭でも取り入れやすそう!

「ビニールカーテン」はレースカーテンの裏に隠して使う

 まずはビニールカーテンを洋室や和室の窓に取り付けて、窓からの冷気を防止します。

 ちょびすけさんは、レースカーテンと窓の間に透明や半透明のビニールカーテンを取り付けることで、ビニールカーテンを目立ちにくくしています。取り付けてみると、寒い夜に窓からの冷気がぐっと減ったと実感しているそうです。

断熱アイテムその1.ビニールカーテンの画像 断熱アイテムその1.ビニールカーテン

「ハニカムシェード」は夏も冬も使えるアイテム

 続いては、ハニカムシェードを取り付けます。ハニカムシェードとは、断面が蜂の巣のような構造になっており、この蜂の巣構造が窓と部屋の間に空気の層を作ることで、冬は寒さ対策、夏は暑さ対策に役立つアイテムのこと。

 ちょびすけさんは、小さめの窓につっぱり棒タイプの白いハニカムシェードを設置。その上にイケアの白いリルカーテンをつけることで、フレンチシックでおしゃれなインテリアに仕上げました。

断熱アイテムその2.ハニカムシェードの画像 断熱アイテムその2.ハニカムシェード

「冷気ストップパネル」は出入りしたい窓にお勧め

 最後に設置したのは、冷気ストップパネル。50センチほどの高さのパネルを窓際に置いて、窓からの冷気を防止します。

 冷気ストップパネルは窓から外への出入りが自由にできる他、室内の日当たりにも影響しない便利なアイテムです。ちょびすけさんは使い勝手を考えて、庭とつながっている窓に冷気ストップパネルを設置。半透明なので、どんなインテリアにもなじみそうです。

断熱アイテムその3.冷気ストップパネルの画像 断熱アイテムその3.冷気ストップパネル

実際に温度を測ってみると……

 家じゅうに3つの断熱アイテムを取り付けたおかげで、寒さを感じなくなったというちょびすけさん。動画内では実際に窓際と室内でどのくらい温度が変わるのか、暖房なしで部屋の温度を測る実験をしました。

 まずは室内にあった温度計をビニールカーテンと窓のすきまにセット。すると、35分経過した時点で温度は20.8度から17.1度に下がりました。同じ室内でも、窓際だと3.6度も温度が下がるとは驚きです。

窓際と室内では温度が大きく違う!の画像 窓際と室内では温度が大きく違う!

 次に、温度計の置き場所を窓際から部屋の中心に移動しました。すると今度は、たった5分で17.1度から19.0度まで上昇。一気に2度近く上がりました。

 この実験で、窓がいかに外から室内へ冷気を運んでくるかが分かります。窓際に設置する断熱アイテムの有効性も理解できますね。

 動画を見た人からは、「これから光熱費が上がるということで、いい情報を得られました」「寒くて悩んでいたからとても参考になりました」「早速やってみます」「知らないものばかりで勉強になりました」などの声が寄せられていました。

 ちょびすけさんが購入したアイテムの詳細は、動画内で紹介されています。なるべく安い費用で住宅の寒さ対策をしたい人や、冬に節電対策をしたい人は、ちょびすけさんの動画を参考にしてみてはいかがでしょうか。

 ちょびすけさんはこの他にも、YouTubeチャンネル「ちょびろぐ【おしゃれな家で暮らし隊】」やブログ「目指せ!フレンチシックオシャレな家づくり」、Instagramアカウント(@chobisuke0815)でさまざまなお役立ち情報を公開中です。

       1|2 次のページへ

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

昨日の総合アクセスTOP10
  1. /nl/articles/2411/19/news150.jpg 「情報を漏らされ振り回され……」とモデラー“限界声明” Vtuberのモデル使用権を剥奪 「もう支えられない」「全サポート終了」
  2. /nl/articles/2411/20/news028.jpg 「うどん屋としてあるまじきミス」→臨時休業 まさかの“残念すぎる理由”に19万いいね 「今日だけパン屋さんになりませんか」
  3. /nl/articles/2411/20/news224.jpg “ドームでライブ中”に「76万円の指輪紛失」→2日後まさかの展開に “持ち主”三代目JSBメンバー「誰なのか探しています」
  4. /nl/articles/2411/19/news169.jpg 高畑充希と結婚の岡田将生、インスタ投稿めぐり“思わぬ議論”に 「わたしも思ってた」「普通に考えて……」
  5. /nl/articles/2411/20/news031.jpg 「本当に同じ人!?」 幼少期からイボをいじられていた男性→美容師の“お任せカット”が衝撃 「めちゃくちゃ大変身」
  6. /nl/articles/2411/19/news022.jpg 「おててだったのかぁああああ」「同じ解釈の人いた笑笑」 ピカチュウの顔が“こう見えた”再現イラストに共感続々、464万表示
  7. /nl/articles/2411/20/news042.jpg 「腹筋崩壊」 ハスキーをシャンプー&パックしたら…… “予想外のハプニング”に「こ〜れは大変だわ」「沼にでも落ちたのかとwww」
  8. /nl/articles/2411/20/news216.jpg “歌姫”ののちゃん、6歳現在の姿に驚きの声「あれっ!?」「ビックリしてます!」 2歳で「童謡こどもの歌コンクール」銀賞受賞
  9. /nl/articles/2411/20/news041.jpg 黄ばみのある68年前のウエディングドレスを修復すると…… 生まれ変わった姿に「泣いた」「受け継ぐ価値のあるドレス」
  10. /nl/articles/2411/18/news107.jpg 走行中の車から同じ速さで後方へ飛び降りると? 体を張った実験に反響「問題文が現実世界で実行」【海外】
先週の総合アクセスTOP10
  1. 「飼いきれなくなったからタダで持ってきなよ」と言われ飼育放棄された超大型犬を保護→ 1年後の今は…… 飼い主に聞いた
  2. ドクダミを手で抜かず、ハサミで切ると…… 目からウロコの検証結果が435万再生「凄い事が起こった」「逆効果だったとは」
  3. 「明らかに……」 大谷翔平の妻・真美子さんの“手腕”を米メディアが称賛 「大谷は野球に専念すべき」
  4. まるで星空……!! ダイソーの糸を組み合わせ、ひたすら編む→完成したウットリするほど美しい模様に「キュンキュンきます」「夜雪にも見える」
  5. 妻が“13歳下&身長137センチ”で「警察から職質」 年齢差&身長差がすごい夫婦、苦悩を明かす
  6. 人生初の彼女は58歳で「両親より年上」 “33歳差カップル”が強烈なインパクトで話題 “古風を極めた”新居も公開
  7. 「ごめん母さん。塩20キロ届く」LINEで謝罪 → お母さんからの返信が「最高」「まじで好きw」と話題に
  8. 互いの「素顔を知ったのは交際1ケ月後」 “聖飢魔IIの熱狂的ファン夫婦”の妻の悩み→「総額396万円分の……」
  9. ユニクロが教える“これからの季節に持っておきたい”1枚に「これ、3枚色違いで買いました!」「今年も色違い買い足します!」と反響
  10. 中央道から「宇宙戦艦ヤマト」が見える! 驚きの写真がSNSで注目集める 「結構でかい」「どう見てもヤマト」 撮影者の心境を聞いた
先月の総合アクセスTOP10
  1. 50年前に撮った祖母の写真を、孫の写真と並べてみたら…… 面影が重なる美ぼうが「やばい」と640万再生 大バズリした投稿者に話を聞いた
  2. 「食中毒出すつもりか」 人気ラーメン店の代表が“スシローコラボ”に激怒 “チャーシュー生焼け疑惑”で苦言 運営元に話を聞いた
  3. フォロワー20万人超の32歳インフルエンサー、逝去数日前に配信番組“急きょ終了” 共演者は「今何も話せないという状態」「苦しい」
  4. 「顔が違う??」 伊藤英明、見た目が激変した近影に「どうした眉毛」「誰かとおもた…眉毛って大事」とネット仰天
  5. 「ごめん母さん。塩20キロ届く」LINEで謝罪 → お母さんからの返信が「最高」「まじで好きw」と話題に
  6. 星型に切った冷えピタを水に漬けたら…… 思ったのと違う“なにこれな物体”に「最初っから最後まで思い通りにならない満足感」「全部グダグダ」
  7. 「泣いても泣いても涙が」 北斗晶、“家族の死”を報告 「別れの日がこんなに急に来るなんて」
  8. ジャングルと化した廃墟を、14日間ひたすら草刈りした結果…… 現した“本当の姿”に「すごすぎてビックリ」「素晴らしい」
  9. 母親は俳優で「朝ドラのヒロイン」 “24歳の息子”がアイドルとして活躍中 「強い遺伝子を受け継いだ……」と注目集める
  10. 「幻の個体」と言われ、1匹1万円で購入した観賞魚が半年後…… 笑っちゃうほどの変化に反響→現在どうなったか飼い主に聞いた