結局VRゴーグルはどれを買えばいいのか 手を出したいけど増えすぎて選べない人のための超絶詳しい“分類マップ&解説”(1/3 ページ)

値段と目的に合った物を選ぼう!

» 2023年01月19日 20時00分 公開
※本記事はアフィリエイトプログラムによる収益を得ています

 近年、「メタバース」にさまざまな企業が参入し始め、さらに身近になりつつある「VR」。そろそろ手を出してみたいと思っている人も多いかと思います。しかし、気が付けば各社からVRゴーグルが発売されており、これまでVRを追っていなかった人にはどれを選べば良いのか調べるだけでも大変な状況となってしまいました。

 そこで今回、2017年からVTuberとして活動しており、『メタバース進化論――仮想現実の荒野に芽吹く「解放」と「創造」の新世界』(技術評論社)の著者でもある「バーチャル美少女ねむ」さんの許可をいただきnoteの記事「新世代VRゴーグル分類マップ&解説」を転載させてもらいました。これからVRの世界に参入してみたいと思っていた人は、ぜひこちらを参考にしてみてください。

著者:バーチャル美少女ねむ(VTuber)

バーチャル美少女ねむ VR バーチャル 風俗店

「バーチャルでなりたい自分になる」をテーマに2017年から活動している自称・世界最古の個人系VTuber。個人がVTuberを始める方法を公開し、その後のVTuberブームに貢献。2020年にはNHK人気番組「ねほりんぱほりん」に出演しお茶の間に「バ美肉(バーチャル美少女受肉)」の衝撃を届けた。ボイスチェンジャーの利用を公言しているにもかかわらず楽曲『ココロコスプレ』で歌手デビュー。自筆小説『仮想美少女シンギュラリティ』はAmazon売れ筋ランキング「小説・文芸」部門1位を達成。フランス日刊紙「リベラシオン」・朝日新聞・日本経済新聞などで、VR文化に関する掲載歴多数。

YouTubeチャンネル:https://www.youtube.com/nemchan_nel
Twitter:https://twitter.com/nemchan_nel


※仕様や価格は2023年1月17日確認時点のものです。2020年から本日までに発売・発表された最新機種に着目してまとめています。

※なお「6DoF+PCVR対応のフルのVR体験」ができる高性能VRゴーグルのみをまとめており、スマホVRなどには一切触れていません。

新世代VRゴーグル分類マップ

 まず価格帯によって、リーズナブルな価格の「低価格普及機」とヘビーユーザーやビジネス用途の「ハイエンド機」に分けました。さらにハイエンド機は進化のトレンドが大きく2つあると感じているため、「(A)スタンドアロンMR機」と「(B)ライトハウス高解像度VR機」の2つに更に分類してみました。こうすることで、数ある機種の進化の方向性の違いが理解しやすくなるのではないでしょうか(分類名は私が勝手に命名していますw)。

バーチャル美少女ねむのVRゴーグル分類マップ&解説 新世代VRゴーグル分類マップ【訂正あり】

【2023年01月23日訂正】MeganeXは図中で「スタンドアロン運用も可」としていましたが「ライトハウス環境ナシでも運用可」が正しいです。お詫びして訂正いたします。

新世代VRゴーグル解像度マップ

 それぞれの機種の片眼の「解像度」をまとめた比較表がこちらです。現在「低価格普及機」でも最新機種では両眼併せて約「4K」前後の高解像度が主流になっています。これは民生用のVRゴーグルが初めて発売された2016年の「VR元年」の初代VIVE CEが「フルHD」程度だったことと比べると信じられない程の高画質で、ここ数年でのVRゴーグルの劇的な進化がよく分かります。

バーチャル美少女ねむのVRゴーグル分類マップ&解説 新世代VRゴーグル解像度マップ ※数字は片眼のもの

 さらに現在「ライトハウス高解像度VR機」では約「5K」もの超高解像度になっています。なお、VRゴーグルの映像性能は、解像度だけでなく視野角やリフレッシュレート等さまざまな要素が影響してくるので、この表はあくまで1つの目安だと思ってください。真の性能は被ってみないと分からない。

 ここからは、各最新機種の詳しい解説をしていきます。

       1|2|3 次のページへ

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

昨日の総合アクセスTOP10
  1. /nl/articles/2412/18/news202.jpg 「何言ったんだ」 大谷翔平が妻から受けた“まさかの行動”に「世界中で真美子さんだけ」「可愛すぎて草」【大谷翔平激動の2024年 「家族愛」にも集まった注目】
  2. /nl/articles/2412/20/news023.jpg 60代女性「15年通った美容師に文句を言われ……」 悩める依頼者をプロが大変身させた結末に驚きと称賛「めっちゃ若返って見える!」
  3. /nl/articles/2403/21/news088.jpg 「庶民的すぎる」「明日買おう」 大谷翔平の妻・真美子さんが客席で食べていた? 「のど飴」が話題に
  4. /nl/articles/2412/21/news038.jpg 皇后さま、「菊のティアラ」に注目集まる 天皇陛下のネクタイと合わせたコーデも……【宮内庁インスタ振り返り】
  5. /nl/articles/2412/21/news088.jpg 71歳母「若いころは沢山の男性の誘いを断った」 信じられない娘だったけど…… 当時の姿に仰天「マジで美しい」【フィリピン】
  6. /nl/articles/2412/21/news056.jpg 真っ黒な“極太毛糸”をダイナミックに編み続けたら…… 予想外の完成品に驚きの声【スコットランド】
  7. /nl/articles/2412/20/news096.jpg 新1000円札を300枚両替→よく見たら…… 激レアな“不良品”に驚がく 「初めて見た」「こんなのあるんだ」
  8. /nl/articles/2412/18/news015.jpg 家の壁に“ポケモン”を描きはじめて、半年後…… ついに完成した“愛あふれる作品”に「最高」と反響
  9. /nl/articles/2412/21/news005.jpg 藤本美貴、晩ご飯に手料理7品 多忙でも野菜とお肉たっぷりで反響 「お疲れ様です」「凄く親近感」【2024年の弁当・料理まとめ】
  10. /nl/articles/2412/15/news031.jpg ザリガニが約3000匹いた池の水を、全部抜いてみたら…… 思わず腰が抜ける興味深い結果に「本当にすごい」「見ていて爽快」
先週の総合アクセスTOP10
  1. ザリガニが約3000匹いた池の水を、全部抜いてみたら…… 思わず腰が抜ける興味深い結果に「本当にすごい」「見ていて爽快」
  2. ズカズカ家に入ってきたぼっちの子猫→妙になれなれしいので、風呂に入れてみると…… 思わず腰を抜かす事態に「たまらんw」「この子は賢い」
  3. フォークに“毛糸”を巻き付けていくと…… 冬にピッタリなアイテムが完成 「とってもかわいい!」と200万再生【海外】
  4. 鮮魚スーパーで特価品になっていたイセエビを連れ帰り、水槽に入れたら…… 想定外の結果と2日後の光景に「泣けます」「おもしろすぎ」
  5. 「申し訳なく思っております」 ミスド「個体差ディグダ」が空前の大ヒットも…… 運営が“謝罪”した理由
  6. 「タダでもいいレベル」 ハードオフで1100円で売られていた“まさかのジャンク品”→修理すると…… 執念の復活劇に「すごすぎる」
  7. 母親から届いた「もち」の仕送り方法が秀逸 まさかの梱包アイデアに「この発想は無かった」と称賛 投稿者にその後を聞いた
  8. ある日、猫一家が「あの〜」とわが家にやって来て…… 人生が大きく変わる衝撃の出会い→心あたたまる急展開に「声出た笑」「こりゃたまんない」
  9. 友人のため、職人が本気を出すと…… 廃材で作ったとは思えない“見事な完成品”に「本当に美しい」「言葉が出ません」【英】
  10. セレーナ・ゴメス、婚約発表 左手薬指に大きなダイヤの指輪 恋人との2ショットで「2人ともおめでとう!」「泣いている」
先月の総合アクセスTOP10
  1. 「何言ったんだ」 大谷翔平が妻から受けた“まさかの仕打ち”に「世界中で真美子さんだけ」「可愛すぎて草」
  2. 「絶句」 ユニクロ新作バッグに“色移り”の報告続出…… 運営が謝罪、即販売停止に 「とてもショック」
  3. 「飼いきれなくなったからタダで持ってきなよ」と言われ飼育放棄された超大型犬を保護→ 1年後の今は…… 飼い主に聞いた
  4. アレン様、バラエティー番組「相席食堂」制作サイドからのメールに苦言 「偉そうな口調で外して等と連絡してきて、」「二度とオファーしてこないで下さぃませ」
  5. 「明らかに……」 大谷翔平の妻・真美子さんの“手腕”を米メディアが称賛 「大谷は野球に専念すべき」
  6. 「やはり……」 MVP受賞の大谷翔平、会見中の“仕草”に心配の声も 「真美子さんの視線」「動かしてない」
  7. ドクダミを手で抜かず、ハサミで切ると…… 目からウロコの検証結果が435万再生「凄い事が起こった」「逆効果だったとは」
  8. 「母はパリコレモデルで妹は……」 “日本一のイケメン高校生”グランプリ獲得者の「家族がすごすぎる」と驚がくの声
  9. 「ごめん母さん。塩20キロ届く」LINEで謝罪 → お母さんからの返信が「最高」「まじで好きw」と話題に
  10. 「真美子さんさすが」 大谷翔平夫妻がバスケ挑戦→元選手妻の“華麗な腕前”が話題 「尊すぎて鼻血」