「ごんぎつねと手袋を買いに、ごっちゃになっていませんか?」→「まさにそれ」 存在しない物語を生み出していた人多数(1/2 ページ)
ごん「このお手々にちょうどいい手袋ください」
思わず「確かに」と言ってしまうそうになるツイートを、イラストとともにご紹介する企画「共感しかない」。今回は有名な2つの童話作品が、頭の中でごちゃ混ぜになっていませんか、というお話です。
あなたは大丈夫ですか?
キツネが登場する有名な童話「ごんぎつね」「手袋を買いに」が、幼い頃に読んだきりだったので頭の中でゴッチャになってしまい「子ギツネが手袋を買おうとして人間の街にやってきたけどキツネだとバレて銃で撃たれる話」という存在しない物語が脳内で構築されている人も少なからずいると思います。
(げんれい工房さんのツイートより)
交通標識のパロディーグッズ「挫折禁止」で知られる、げんれい工房(@Genrei_studio)さんのお話。新美南吉による有名な童話『手袋を買いに』と『ごんぎつね』の2作品について、同じ作者による、同じくキツネが登場する作品ということから「小さな頃に読んだきりで、頭の中でお話が混ざってしまっている人は少なからずいるのではないか」とツイートしました。
特に『手袋を買いに』の「子ギツネが手袋を買おうと人間の街へ下りてくる」、『ごんぎつね』の「キツネが火縄銃で撃ち殺されてしまう」というストーリーがごっちゃになっているケースが多いのではないかと、げんれい工房さんは推測しています。
つまり「子ギツネが手袋を買おうと人間の街へ下りてきたところ、お店で正体がバレてしまい、火縄銃で撃ち殺されてしまうお話」、ということです。思い返してみて、ごっちゃになっていた人も多いのではないでしょうか。
このツイートには「まさに私がそれです。う、撃たれないよねとこぎつねをヒヤヒヤしながら見守ってしまいます」「ワイの妻はこれに『大造じいさんとがん』も混じっててゴンを撃ち殺したのが大造爺さんということになってました」「今文豪とアルケミストに新美南吉が出てる上、登場台詞で『こぎつねのごんです。この手に合う手袋をください』って言うので、こぎつね=全てごんってなりがち。しかも彼の武器が彼自信を仕留めた猟銃なので…」など、考えてみたらごっちゃになっていた、という多数の証言が寄せられています。
記事:たけしな竜美(@t23_tksn)
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