フェリーで乗客が自分1人だけ! 消灯後のぼっちすぎる様子が半分ホラーと話題に(1/2 ページ)
これはちょっと怖いかも……。
広い客船の中、どうやら乗客は今晩の自分1人……。まるでホラー映画のような(ある意味貴重な)経験を報告したツイートが、1万6000件以上のいいねを集める話題となりました。
ツイートの主は、はらしととさん。乗船したのは貨物線を旅客輸送用に改造し、鹿児島〜種子島〜屋久島を往復しているフェリー「はいびすかす」です。ツイートにもある通り、1月1日に航行したこのフェリーの下り第一便において、「船の中にひとりぼっち」な状況が発生しました。
はらしととさんによれば、乗船したのは鹿児島市の郊外にある谷山港から、間に種子島の西之表港を経由して屋久島の宮之浦に到着するというルート。18時に出港し、21時に種子島に到着してそのまま停船、翌朝5時過ぎに種子島を出港して7時前には屋久島に到着というスケジュールの夜行便です。
出港時には他にも乗客が乗っており、旅客船室もそれなりに埋まっていたとのこと。鹿児島湾を出たあたりから猛烈に船が揺れ、一緒に乗っていた乳幼児連れの家族は子どもが泣いてなかなか苦労していたそうです。さらに風も凄まじく、船の前面に出てみたところカメラもメガネもマスクも全部飛んでいきそうな風にさらされたとのこと。
船内には特に娯楽などもなく、3時間ほど寝転んでいたところで種子島に到着。そこでぞろぞろと他の乗客が降りていき、気づいたら船内の乗客ははらしととさん1人だけに。正月なので乗客が少ないのは当たり前とはいえ、もうちょい乗っているのでは……? と思ったのもつかの間、船内の点呼で「乗客1名」と言っているのを聞いてしまったことで、フェリーに一人だけしか乗っていないことが確定しました。
当たり前ですが危ない目に遭ったわけではなく、コンセントは使えるし、停泊している港では電波も届いていたとのこと。しかし薄暗い夜、消灯後に1人だけで過ごす大部屋はやはりかなり心細そうです。
翌朝種子島から出港した後も、夜間灯しかついていないままけっこうな揺れの中で過ごすことになりました。そんな冒険気分もあってか、屋久島についた時には到着と同じタイミングで日の出を迎え、神秘の島に迎えられたような気分になったそうです。下船時も当然はらしととさん1人だけ。係員が3〜4人いる中を下船するのは、ちょっと恥ずかしかったとのこと。
正月とはいえ、まさかのひとりぼっち乗船を果たしたはらしととさん。これはこれで、貴重な経験だったのかもしれません。
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これは回ってますね。
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