「廃校を利用した美術館」夜中に訪れた光景が怖すぎる 無人の館内にネコ1匹、暗闇に照明が自動でともり……(1/2 ページ)
隣接するキャンプ場の宿泊客だけが味わえる恐怖。
» 2023年02月17日 19時10分 公開
[沓澤真二,ねとらぼ]
北海道にある「太陽の森 ディマシオ美術館」の、夜の姿が怖いと話題です。廃校をリノベーションした館内を1匹のネコが案内するという、シチュエーションだけでめっちゃ怖い……。
ジェラール・ディマシオは、「フランス幻想絵画の鬼才」と呼ばれる油彩画家。未知の世界を極めて写実的に描く作品は、1988年の日本初公開で、日本でも多くのファンを生み出しました。
同館では9×27メートルの「世界最大の油彩画」をはじめ、ディマシオの作品を多数展示しています。基本的には16時閉館なのですが、話題のツイートを投稿した太刀川るい(@R_Tachigawa)さんによると、隣接するキャンプ場で宿泊すると、いつでも入館できるチケットがもらえるのだそうです。
夜に入ると館内は無人で、副館長を務めるネコが1匹いるだけ。照明は自動で点灯するため、突然幻想的な絵画が浮かび上がると思うと、相当恐ろしくもあります。「世界最大の油彩画」も幻想的な雰囲気を醸し出している……!
それでも太刀川さんは、太陽の森 ディマシオ美術館には「絶対夜に行ったほうが良い」と力説しています。展示品の幻想的な作風もあいまって、夢か現実かだんだんあいまいになるような、奇妙な体験を味わえるそうです。
なお、同館ではストロボやフラッシュ、三脚、自撮り棒などの使用は禁止されていますが、撮影は許可されています。事前に公式サイトの問い合わせフォームまたは電話で予約して、過度な露出や表現のコスプレを控えるなどルールを守れば、コスプレ撮影も可能です。
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