「突っ込みどころが多すぎる」 化学者が“実験器具”でクッキーを焼く動画に笑いが止まらない（1/2 ページ）

一種の実験動画。

[篠田華代，ねとらぼ]

　「シリンジ」などの実験器具を使い、化学者がクッキーを作る動画がYouTubeに投稿され、「突っ込みどころ多すぎてずっと笑える」「最高」といった声が寄せられています。淡々と作る様子がシュールすぎる！

　動画を投稿したのは、有機化学者のレイユール（@rayure_chemist）さん。フォロワーからのリクエストによりクッキー作りを始めますが、調理器具が「電気炉」や「シリンジ」など、通常のクッキー作りではまず使わないものばかり……。なお、使用した電気炉はレイユールラボで作られた新品で、器具などは食品専用のものを使用しているとのこと。クッキーの材料は、「砂糖」「小麦粉」「バター」「卵」と、一般的です。

材料を計量していくのですが、さっそく薬包紙（やくほうし）という聞きなれないアイテムが

「金属ナトリウム取っているときみたい」（？）だそうです

「シリンジ」で必要な量の黄身を取るという見なれない光景

小型の電気炉（？）にクッキーの生地を投入（※1枚しか入りません）

ここでパワーが強く「オーバーシュート」してしまうハプニング

仕切り直して……成功！

すごい！　（※ガラス越しでクッキーが焼ける様子を観察）

　途中オーブンの代わりに使用した電気炉にクッキーを入れると、パワーが強く焦げてしまうというハプニングもありましたが、「薬包紙」や「シリンジ」といった実験器具を使いながら、見事にクッキーを完成させることができました。

　しかし、できたクッキーをレイユールさんが食べてみた感想は、「うーん……普通」とのこと。まあ、材料は普通のクッキーのそれですもんね……。

　この動画は14万回以上再生され、視聴者からは、「絶対普段料理で使うことがないであろう道具で作ってくれるの最高」「最初から最後まで初めて見るタイプのクッキー制作動画でした…」「クッキー焼くだけで物理実験室に移動するクッキング動画とは」といった好評のコメントが寄せられています。

動画提供：レイユール（@rayure_chemist）さん