「すっげー面白い」「世にも奇妙な物語で放送されてそう」 “自室を改造してお化け屋敷を作る夢”の完成度が高過ぎると話題に(1/2 ページ)

映像化してほしい。

» 2023年04月13日 18時20分 公開
[たけしな竜美ねとらぼ]

 日常のまさかな出来事をつぶやいたツイートを、イラストとともにご紹介する企画「そんなことある?」。今回は、夢の続きが気になって仕方がない、というお話です。

そんなことある? (イラスト:野田せいぞ

物語として“できすぎた夢”

今朝の夢。
オタクで集まって「自分の部屋を改造してオバケ屋敷にして、一番怖かった人が優勝!」ということになる。オーソドックスに幽霊や生首を配置する人。殺人鬼の隠れ家という演出で魅せる人。SCPやクトゥルフをテーマにする人。そしていよいよ最後の人の番。一見すると普通の部屋。

何気なくテーブルの上の雑誌を手に取る参加者。発刊日は……2024年!?「これ……俺たち未来に迷い込んでるってこと!?」ニヤリとする仕掛け人。よく見ればカレンダーも2024。新聞の日付も2024。誌面の内容にもおそらく手が加えられている。オタク達、大興奮。「ガチすぎるだろ!www」

しかし「すごいけどオバケ屋敷というかホラーではないなこれ」ということで、優勝は別の人に。いやー楽しかった。面白かった。お疲れ様でした。じゃあ片付けようか。しかしこの雑誌の作り込みはエグいてホンマに笑 とか言いながらパラパラとめくるページの中に、殺人事件を取り上げた記事がある。

見覚えのある文字列に気がついた参加者が、記事の内容を読み上げる。犠牲者の人数。犠牲者の名前。今この部屋にいる自分達と完全に一致した。いや、違う。犠牲者の数が一人少ない。犠牲者の中に、この部屋の持ち主の名前だけがない。雑誌だけではなく、新聞にも同様の記事が載っている。

記事に書かれた事件の発生日が今日であることに参加者達が気がついたところで、夢が終わって目が覚めました。

(どんぷくさんのツイートより)

 どんぷく(@donpuku)さんが見た夢のお話。その夢はまず、オタク仲間が集まって「自分の部屋をお化け屋敷に改造した後、全員が集合して1件ずつ回る。そして一番怖かった人が優勝」という遊びから始まったそうです。

 参加者たちが趣向を凝らした部屋にしているなか、最後の人は一見すると普通の部屋にしか見えませんでした。ですが、部屋の中に配置されている雑誌、新聞、カレンダーなど、日付を示すものが全て未来の「2024年」になっていたそうです。

 全員の部屋をまわって優勝者を決め、遊びはお開きということになりました。そして最後の部屋から片付けを始めるのですが……2024年を指す雑誌のなかに、とある殺人事件の記事を見つけます。その内容は「今ここにいる自分たちが殺人事件の犠牲者で、名前が掲載されている。ただ、最後の部屋の持ち主の名前だけがない」というもので、新聞にも同じ記事が掲載されていたそうです。

 そして記事に書かれた事件の発生日が、まさに本日この日のものと全員が気が付き……というところで目が覚めたといいます。

 どんぷくさん自身は、この夢を「自分たちが近い未来で死んでいたとしたら、しかもそれが今まさに現実にされようとしているのが怖いな」と思っていたそうですが……一連のツイートを読んだ人から「参加者たちをもう死んでいる“幽霊”とみなすことで、すなわち“お化け屋敷”が完成するのでは」という解釈を提示され、あまりにも完成した物語だな、とあらためて恐ろしく思ったといいます。

 このツイートには「えっ凄すぎません!?世にも奇妙な物語とかにとりあげられててもおかしくないレベルですね……」「星新一かな? と思ったけどこの内容なら小松左京あたりが書きそう」「すっげー面白い夢!!!!! こんなちゃんとストーリー性のある夢見た事ない!!」など、夢の内容ながらもその秀逸さに感心する声が寄せられています。

記事:たけしな竜美(@t23_tksn

人気の【そんなことある?】

       1|2 次のページへ

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

昨日の総合アクセスTOP10
  1. /nl/articles/2411/13/news176.jpg 「明らかに……」 大谷翔平の妻・真美子さんの“手腕”を米メディアが称賛 「大谷は野球に専念すべき」
  2. /nl/articles/2411/14/news014.jpg ドクダミを手で抜かず、ハサミで切ると…… 目からウロコの検証結果が435万再生「凄い事が起こった」「逆効果だったとは」
  3. /nl/articles/2411/14/news042.jpg 夫「250円のシャインマスカット買った!」 → 妻が気づいた“まさかの真実”に顔面蒼白 「あるあるすぎる」「マジ分かる」
  4. /nl/articles/2411/14/news090.jpg ユニクロが教える“これからの季節に持っておきたい”1枚に「これ、3枚色違いで買いました!」「今年も色違い買い足します!」と反響
  5. /nl/articles/2411/14/news167.jpg 妻が“13歳下&身長137センチ”で「警察から職質」 年齢差&身長差がすごい夫婦、苦悩を明かす
  6. /nl/articles/2411/14/news187.jpg 人生初の彼女は58歳で「両親より年上」 “33歳差カップル”が強烈なインパクトで話題 “古風を極めた”新居も公開
  7. /nl/articles/2208/06/news075.jpg 「ごめん母さん。塩20キロ届く」LINEで謝罪 → お母さんからの返信が「最高」「まじで好きw」と話題に
  8. /nl/articles/2411/13/news162.jpg 「情報操作されてる」「ぜーんぶ嘘!!」 175R・SHOGO、元妻・今井絵理子ら巡る週刊誌報道を一蹴 “子ども捨てた”の指摘に「皆さん騙されてます」
  9. /nl/articles/2411/14/news035.jpg 160万円のレンズ購入→一瞬で元取れた! グラビアアイドル兼カメラマンの芸術的な写真に反響「高いレンズってすごいんだな……」「いい買い物」
  10. /nl/articles/2411/12/news194.jpg 「予約しました」 サッポロ一番の袋に見せかけた“笑っちゃいそうなグッズ”が話題 「サッポロ一番味噌ラーメン好きがバレちゃう」
先週の総合アクセスTOP10
  1. アレン様、バラエティー番組「相席食堂」制作サイドからのメールに苦言 「偉そうな口調で外して等と連絡してきて、」「二度とオファーしてこないで下さぃませ」
  2. 「母はパリコレモデルで妹は……」 “日本一のイケメン高校生”グランプリ獲得者の「家族がすごすぎる」と驚がくの声
  3. 「何言ったんだ」 大谷翔平が妻から受けた“まさかの仕打ち”に「世界中で真美子さんだけ」「可愛すぎて草」
  4. 「真美子さんさすが」 大谷翔平夫妻がバスケ挑戦→元選手妻の“華麗な腕前”が話題 「尊すぎて鼻血」
  5. イモト、突然「今日まさかの納車です」と“圧倒的人気車”を購入 こだわりのオプションも披露し光岡自動車からの乗り換えを明かす
  6. 「この動画お蔵かも」 親子デートの辻希美、“食事中のマナー”に集中砲火で猛省……16歳長女が説教「自分がやられたらどう思うか」
  7. 老けて見える25歳男性を評判の理容師がカットしたら…… 別人級の変身と若返りが3700万再生「ベストオブベストの変貌」「めちゃハンサム」【米】
  8. 「ガチでレア品」 祖父が所持するSuica、ペンギンの向きをよく見ると……? 懐かしくて貴重な1枚に「すげえええ」「鉄道好きなら超欲しい」と興奮の声
  9. 「デコピンの写真ください」→ドジャースが無言の“神対応” 「真美子さんに抱っこされてる」「かわいすぎ」
  10. 「天才」 グレーとホワイトの毛糸をひたすら編んでいくと…… でっかいあのキャラクター完成に「すごい」「編み図をシェアして」【海外】
先月の総合アクセスTOP10
  1. 50年前に撮った祖母の写真を、孫の写真と並べてみたら…… 面影が重なる美ぼうが「やばい」と640万再生 大バズリした投稿者に話を聞いた
  2. 「食中毒出すつもりか」 人気ラーメン店の代表が“スシローコラボ”に激怒 “チャーシュー生焼け疑惑”で苦言 運営元に話を聞いた
  3. フォロワー20万人超の32歳インフルエンサー、逝去数日前に配信番組“急きょ終了” 共演者は「今何も話せないという状態」「苦しい」
  4. 「顔が違う??」 伊藤英明、見た目が激変した近影に「どうした眉毛」「誰かとおもた…眉毛って大事」とネット仰天
  5. 「ごめん母さん。塩20キロ届く」LINEで謝罪 → お母さんからの返信が「最高」「まじで好きw」と話題に
  6. 星型に切った冷えピタを水に漬けたら…… 思ったのと違う“なにこれな物体”に「最初っから最後まで思い通りにならない満足感」「全部グダグダ」
  7. 「泣いても泣いても涙が」 北斗晶、“家族の死”を報告 「別れの日がこんなに急に来るなんて」
  8. ジャングルと化した廃墟を、14日間ひたすら草刈りした結果…… 現した“本当の姿”に「すごすぎてビックリ」「素晴らしい」
  9. 母親は俳優で「朝ドラのヒロイン」 “24歳の息子”がアイドルとして活躍中 「強い遺伝子を受け継いだ……」と注目集める
  10. 「幻の個体」と言われ、1匹1万円で購入した観賞魚が半年後…… 笑っちゃうほどの変化に反響→現在どうなったか飼い主に聞いた