中谷美紀、NY公演中の体調不良にドイツ人夫が駆けつける 笑顔の2ショットで「綺麗に片付けてくれました」(1/2 ページ)
どうかお大事に……。
オーストリア在住の俳優中谷美紀さんが4月10日、Instagramへウィーン・フィルハーモニー管弦楽団などでビオラ奏者を務めるドイツ人の夫ティロ・フェヒナーとの2ショット写真を投稿。主演舞台「猟銃」のニューヨーク公演中に体調を壊したという中谷さんのもとへ心配した夫が駆け付け、身の回りの世話をしてくれたという温かなエピソードとともに伝えています。
中谷さんは投稿でファンへ向け時候の挨拶をすると、「さて、しばし著しく体調を崩していたため、心配した夫のThiloが予定を変更して急遽ニューヨークへ来てくれました」とファンにとっては少し心配になってしまうような近況を伝えました。同時に、「片付けるゆとりもなく無惨にも散らかっていた部屋は、ありがたいことにThiloが綺麗に片付けてくれました」と夫婦の温かい関係を感じさせるエピソードも明かしました。
1カ月以上、外出は舞台公演のため劇場とホテルの往復のみ、食事はデリバリーサービスだったという中谷さん。「この街ならではの楽しみを何も享受しておらず、大好きな美術館すら足が遠のいていたのですが、久々に街を散歩してみました。ニューヨークでもそこかしこで春の到来が感じられます」と、モノトーンでまとめたスタイルの中谷さんが街の中を散歩する様子や満開の花、舞台の客席にティロと舞台の演出を務めるカナダ出身の脚本家・映画監督のフランソワ・ジラールが一緒にいる写真などを投稿しました。そして最後の写真はハドソン川を背にニッコリとほほ笑む夫婦の自撮り2ショットで、穏やかで生き生きとした2人の表情からはお互いを思いやる優しさが伝わってくるようです。
中谷さんは2011年に日本とカナダで初演された井上靖原作の舞台「猟銃」で読売演劇大賞優秀女優賞と紀伊国屋演劇賞個人賞を受賞。その後2016年に日本で再演され、今回はソ連出身のバレエダンサー、ミハイル・バリシニコフと共演。バリシニコフ・アーツ・センターで2023年3月16日から4月15日まで上演されます。
公演について中谷さんは、「『猟銃』の公演は、残りわずか4日となりました。ミハイル・バリシニコフさんと見えない糸で繋がれているかのように固い絆で演じる『猟銃』は、4月15日まで。最後まで、はかなくも密度の濃い刹那を大切に演じたいと思います」と体調の思わしくない中でも強い意気込みを語り、「いよいよ新緑の季節も近づいて参りましたゆえ、皆様が心穏やかにお過ごしくださいますよう、お祈り致しております」とのあいさつでコメントを締めくくりました。
今回の投稿には、「どうかどうか、お身体を大切にお過ごし下さい」「体調を崩されてるのにも全く気づかないほどの素晴らしいお芝居でした」「旦那さまとお会いできてホッとした笑顔にみえます」など、中谷さんの体調を気づかう声や、体調不良を感じさせないほどの演技のすばらしさに感嘆する声などが寄せられています。
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