「BOWWOW」新美俊宏さん、全身がんのため66歳で逝去 5月初旬に入院し3週間で帰らぬ人に(1/2 ページ)

5月の検査時点でステージ4、余命2〜3カ月と宣告されていたとのこと。

» 2023年06月02日 10時21分 公開
[川上酒乃ねとらぼ]

 ハードロックバンド「BOWWOW」のドラマーである新美俊宏さんが、全身がんのため5月27日に逝去しました。66歳でした。ボーカル&ギターの山本恭司さんがTwitterで報告しました。

 「実は皆さんに悲しいお知らせがあります」と前置きし、「最高のドラミング、最高のパフォーマンスを僕らに届け続けてくれた新美俊宏が2023年5月27日19時38分、伊勢原の病院にて息を引き取り、本日6月1日に近しいご親族とバンド仲間とで無事葬儀を済ませました」と報告した山本さん。新美さんはつい最近まで普通の生活をしていたそうですが、体に異変を感じたため5月に入ってから病院で検査したところステージ4と判明。6日に入院した時点で、余命が2カ月から3カ月だと宣告されていたとのことです。

 山本さんが18日にお見舞いした際には「少し痩せてはいたものの、ニイミギャグも飛ばし、楽しく色んな話も出来ました」とのこと。29日には仲間とともに再び会いに行く予定だったそうですが果たされることはなく、新美さんの容体が27日に急変し「そのまま帰らぬ人となってしまいました。入院して僅か22日目、本人もまさかこんな急にとは思ってもいなかったことと思います…」と悔しさをにじませました。

新美俊宏逝去 生前、ステージでドラマーとして活躍した新美さん。2011年開催のライブでの姿(画像はYouTubeから)

 山本さんは新美さんと10代のころからの付き合いで、「思い出は語り尽くせないくらいあります」とも。最後に「最高の音色とビートを持ったドラマー、幾つになっても可愛く優しいやつでした」と新美さんへの思いをつづりながら「ニイミ、今まで本当にありがとう。まだまだ先のことだろうけど、いつかまたそっちの世界でみんな揃うから。待っててな」と言葉を贈っています。

新美俊宏逝去 山本恭司さん(画像はYouTubeから)

 突然の訃報にファンからは「ちょっと信じられない知らせにショックを受けています。言葉になりません」「いつかまたVOWWOWのステージが見られると思っていたのに…もう会えないなんて…早すぎます」とショックを受ける声とともに、「長い間、どうもありがとうございました。今も昔もこれからも、ずっと大好きです!」と感謝の気持ちを伝える声が寄せられました。

 「BOWWOW」は1976年にデビューし1984年にバンド名を一度「VOWWOW」に変更しますが、1990年に解散した後、1998年に「BOWWOW」として再結成。2010年12月には「SHIBUYA-AX」で再結成ライブが行われ、2011年にはバンド結成35周年を記念したボックスセットが発売されていました。

       1|2 次のページへ

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

昨日の総合アクセスTOP10
  1. /nl/articles/2409/14/news065.jpg 天皇皇后両陛下の那須静養、愛子さまが天皇陛下のため蚊を手で払う場面も…… “仲むつまじいショット”が約240万再生
  2. /nl/articles/2409/13/news079.jpg 「脳がおかしくなった」 新宿駅を出る→“まさかの光景”に思わず三度見 「意味わからん」「田舎者にはマジでダンジョン」
  3. /nl/articles/2409/14/news035.jpg 「変わりすぎやん!」 たった5年間で…… 梅田の町並みの“激変”に衝撃の声 「ここがこう!?」「再開発ってすごい」
  4. /nl/articles/2409/14/news006.jpg これは憧れる…… “1人暮らし歴5年”のこだわりがつまった“1K7畳”に反響 「なんておしゃれ」の声
  5. /nl/articles/2409/13/news194.jpg 「浮ついた気持ちあった」 “30万人が視聴”有名ストリーマー、セクシー女優との“不倫疑惑”を弁明
  6. /nl/articles/2409/14/news033.jpg 夫の弁当を8年間作る妻、寝起き5分で作り始める弁当をのぞくと…… “お互いストレスが少ない”秘密に「お店で売ってたら絶対買う」
  7. /nl/articles/2409/14/news009.jpg そうはならんやろ “バラの絵”を芸術的に描いたら……“まさかの結果”が200万再生 「予想を超えてきた」【海外】
  8. /nl/articles/2409/12/news004.jpg 雑草だらけの庭が“たった1台の草刈り機”で…… “見事な変化”に7000万再生 「よくやった」「まさにプロ」
  9. /nl/articles/2409/07/news027.jpg “緑の枝付きどんぐり”をうっかり持ち帰ると、ある日…… とんでもない目にあう前に注意「危ないところだった」
  10. /nl/articles/2409/10/news029.jpg 550円の“壊れたガンプラ詰め合わせ”を購入→ジャンク品を“大復活”させる職人技に脱帽 「ロマンを感じる」
先週の総合アクセスTOP10
  1. “緑の枝付きどんぐり”をうっかり持ち帰ると、ある日…… とんでもない目にあう前に注意「危ないところだった」
  2. 食べた桃の種を土に植え、4年育てたら…… 想像を超える成長→果実を大収穫する様子に「感動しました」「素晴らしい記録」
  3. 「天才!」 人気料理研究家による“目玉焼きの作り方”が目からウロコ 今すぐ試したいライフハックに「初めて知りました!」
  4. 義母「お米を送りました」→思わず二度見な“手紙”に11万いいね 「憧れる」「こういう大人になりたい」と感嘆の声
  5. 「しまむら」に行った58歳父→買ってきたTシャツが“まさかのデザイン”で3万いいね! 「同じ年だから気持ちわかる」「欲しい!」
  6. 猛毒ガエルをしゃぶった30分後、口がとんでもないことに…… 直視できない異常症状に「死なないで」「この人が苦しむってよっぽど」
  7. 33歳の「西郷どん」二神光さん、バイク転倒事故での急逝に衝撃 1年前の共演者は“願い”明かし「叶わないなんて」
  8. 「コレ入れると草が生えない」 外構工事のプロがやっている“究極の雑草対策”に注目
  9. 「へー知らんかった」 わずか7年で“消えた駅” 東京メトロが明かす“知れば納得の歴史” 「だからあんなに……」
  10. 秋葉原のトレカ店が“買い占め被害” 近隣店とその常連客が共謀し“全口購入の人員確保” 「大変遺憾で残念な限り」
先月の総合アクセスTOP10
  1. 釣れたキジハタを1年飼ったら……飼い主も驚きの姿に「もはや魚じゃない」「もう家族やね」 半年後の現在について飼い主に聞いた
  2. 「もうこんな状態」 パリ五輪スケボーのメダリストが「現在のメダル」公開→たった1週間での“劣化”に衝撃
  3. 「コミケで出会った“金髪で毛先が水色”の子は誰?」→ネット民の集合知でスピード解決! 「優しい世界w」「オタクネットワークつよい」
  4. 庭で見つけた“変なイモムシ”を8カ月育てたら…… とんでもない生物の誕生に「神秘的」「思った以上に可愛い」
  5. 「米国人には想定できない」 テスラが認識できない日本の“あるもの”が盲点だった 「そのうちアップデートでしれっと認識しそう」
  6. ヒマワリの絵に隠れている「ねこ」はどこだ? 見つかると気持ちいい“隠し絵クイズ”に挑戦しよう
  7. 「昔はたくさんの女性の誘いを断った」と話す父、半信半疑の娘だったが…… 当時の姿に驚きの770万いいね「タイムマシンで彼に会いに行く」【海外】
  8. 鯉の池で大量発生した水草を除去していたら…… 出くわした“神々しい生物”の姿に「関東圏では高額」「なんて大変な…」
  9. 「ごめん母さん。塩20キロ届く」LINEで謝罪 → お母さんからの返信が「最高」「まじで好きw」と話題に
  10. 「なんでこんなに似てるの」 2つのJR駅を比較→“想像以上の激似”に「駅名だけ入れ替えても気づかなそう」