自然なアリの暮らしを見るために、テラリウムを作ってみたら…… 「ものすごくワクワク感のある巣」「とてもかっこいいレイアウト」と反響

家の中の癒やしスポットになりそう。

» 2023年06月16日 07時30分 公開
[三日月影狼ねとらぼ]

 YouTubeチャンネル「あんつべChannel / 30代からのアリ飼育」にアリが住む苔テラリウムを作る様子が投稿され、「こういうの作るの絶対楽しい」と話題に。記事執筆時点で、動画は4万回以上再生されています。

サムネイル やってみたくなる……!

 投稿主のあんつべさんは、2017年から本格的にアリの飼育をスタート。日頃は会社員として働きながら、アリの観察や飼育、ハイキングを楽しんでいます。

 そんなあんつべさんはこの日、「巣の中を見るためのアリ飼育も良いけれど、家の中に自然なアリの姿を再現したい」と考え、以前から飼育していた大型のアリ「アギトアリ」用の新しい飼育容器を作ることにしました。

飼育難しいアギトアリ こちらが「アギトアリ」
アギトアリの旧飼育容器 こちらの飼育容器から引越しをします

 新たな飼育容器は以前からの土飼育をベースに、苔やシダなどを植え込んで自然豊かな環境を再現する、いわゆる“テラリウム”にする計画なのだそうです。

まずはレイアウト 実際に配置しながらレイアウトを考えます
シダテラリウム 植物も設置していって……

 まずはざっくりとレイアウトを考え、接着剤を使って石と石を固定しながら設置していきます。その後小石や土、苔やシダを入れていき、少しずつアリが暮らす環境を作りあげていきます。

完成したテラリウム 完成です!
餌場 餌場も完備しています

 そしてテラリウムが完成。見た目に配慮しつつも乾燥した餌場が用意されていたり、縦方向に立体的に組まれていたりとアリが過ごしやすく、また飼育もしやすい設計になっているのだとか。

斜めから アリが脱走しないように、石の積み上げの高さは控えめ

 しかしまだ植物の根が付いている状態ではないため、すぐアリを入れるとレイアウトがぐちゃぐちゃになってしまう可能性があるのだそうです。そのため養生期間を数カ月とってから、アリを導入する予定とのこと。

キノコ キノコが生えてきました
成長したコケ 苔やシダも元気そうです

 そして完成後、4カ月経過したテラリウムにはキノコが生え、苔が成長し……見ているだけで癒やされそうな、なんともすてきな空間になっていました。

 動画公開時点ではまだアリは暮らしていませんが、近々導入する予定なのだそうです。アギトアリが環境を気に入ってくれるのか、植物がどんな風に成長していくのか……考えただけでワクワクしますね。

アリ飼育ケース もしかしたら巣の様子も見れるかも……!?

 なおテラリウムは“アリの自然な姿を観察したい”というコンセプトではあるものの、裏面にはアリ飼育ケースを設置してみたのだとか。もしアギトアリがケースを使ってくれたら、アギトアリの「自然な姿」と「巣の中の姿」が同時に観察できて、一石二鳥ですね!

 動画には、「こうゆうの作るの絶対楽しいよな。いつかチャレンジしてみたい!」、「立ち上げって楽しいよなぁ」、「とてもかっこいいレイアウトですね……!」といったコメントが寄せられています。

 あんつべさんはYouTubeチャンネル「あんつべChannel / 30代からのアリ飼育」とInstagram(@antsbase_label)、Twitter(@antsbase_label)に、アリの飼育や捕獲、飼育用品などに関する動画や写真を投稿しています。

シダのテラリウムver.
シダのテラリウムその後
初心者向け・アリ飼育の注意点

画像提供:YouTubeチャンネル「あんつべChannel / 30代からのアリ飼育」

三日月 影狼

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