「音楽の日」の“ポロッと発言”、あのが全力で自己批判 ギリギリ生放送で不意の失態に「絶対言っちゃダメ！」「今でもパニックこんにゃろー」（1/2 ページ）

忙しさのあまり頭の中はパニック状態だったとのこと。

[川上酒乃，ねとらぼ]

　アーティストのあのさんが7月25日深夜にラジオ番組「あののオールナイトニッポン0（ZERO）」（ニッポン放送）に出演。15日放送の音楽特番「音楽の日2023」（TBS系）での失態を振り返り、当時の自分に盛大なツッコミを入れました。

あのさん（画像はあのInstagramから）

　「音楽の日2023」では、自身の楽曲「ちゅ、多様性。」をスタジオからスタジオへと移動しながら歌い、豪華ゲストとも共演する特別バージョンで披露したあのさん。

　しかし当日は、バラエティー番組「中居正広の金曜日のスマイルたちへ」（TBS系）の密着取材が入っていたこともあり、多忙を極める状況下で心に全く余裕がなかったそうです。

「音楽の日2023」出演時のあのさん（画像はあのInstagramから）

　さらに難しい演出が原因して、生放送前のリハは一度も成功せず緊張と焦りの中、とうとうやってきた本番のステージでは、MCの安住紳一郎アナに「『ちゅ、多様性。』をみんなで踊って歌っていただきます」と振られ、「はーい！」と普通に返したところ、なぜかあたりが静まり返ってしまったといいます。

　予期せぬ事態に頭がパニック状態となったこともあり、安住アナから「みんなとですけど」と補足されるや、「え、あっ、別に1人でいいです」と思いとは真逆の言葉がなぜか口を突いて出てしまったとのことです。

　番組を視聴していたファンからは、いつも通りのクールな“あのちゃん節”に「あのちゃん最高!!　みんなといっしょだから良いとは限らんのだ」と称賛する声や、「あのちゃん、『全然1人でいいんですけど』って孤独でもかっこいい」と憧れる声が当時殺到。

　しかし、当のあのさんは生放送での発言を大変な失態と捉えているようで、「やばいよーもう何してんのー!!　もうクソやば！　絶対言っちゃダメだよ、そんなこと！」と猛烈なセルフツッコミを展開。スタジオでのやりとりについて「最近で一番ヒヤッとした」「正直あんまり記憶がないの！」と、極度の緊張などで記憶が吹っ飛んでしまい、映像も恐ろしくてちゃんと見返せていないと告白しました。

　あのさんは「あの日の“あの”、聞いてるか！　調子乗んな！　もう！」「ヤバすぎるからほんとにヤダ！　僕ほんとに言いたくないのに」「SixTONESさん、なにわ男子さん、よさこいダンサーズ、超再生回数多いインフルエンサーさん、マモさん（宮野真守）もいて『1人でいいですけど』って。いや、なめすぎ！　ほんとに最低！　もうヤダ、こうやって嫌われるんだ……」と自身をもり立ててくれる共演者をむげにするかのような発言を大変に恥じている様子。

　「ほんとに出演者さんもめっちゃ好きだし、みんな大好きだよ？　うれしかったの、心の底は」「行ったら（演出が）紅白みたいな感じだったのね、僕1人だけ。1人だけ紅白演出。すっごい豪華で。もうほんとに現実じゃないんじゃないかってくらいにうれしくて」とあのさんのために特別な演出を用意してくれたスタッフやゲストに感謝する一方で、「今でもパニック。こんにゃろー」「あーもうヤダ」と、思いもよらないことを口走った自身を猛省していました。