地方アイドルグループ、“元アイドル”に異例の呼びかけ　「備品を返して下さい」「記念品ではありません」（1/2 ページ）

７月には衣装を持ったまま“飛んだ”元メンバーを公表。

　アイドルグループ「June bride 」京都TEAMの公式X（Twitter）が8月1日に更新。衣装などの備品を持ったまま脱退したメンバーと思われる「元アイドルさん」に対し、早急な返却を呼びかけています。

　グループ公式X（Twitter）は、「［お願い］元アイドルさんへお願いします衣装や靴などの備品を返して下さい」と投稿。「アイドルの衣装や靴は記念品ではありませんクリーニングし、綺麗な状態で貸与していますその前の方は新品のセットを貸与しております」と備品に関するグループの事情を説明しています。

　脱退したと思われるメンバーに対し、グループ公式Xは「音信不通のまま他所でアイドル活動をしている意味も分かりません」と非難を交えながら、「備品を返して下さい」と呼びかけ。当人とは連絡がつかないものの、SNSは閲覧している可能性があるとし、「直接返却する事が億劫であれば郵送でも結構です、お金が無ければ送料着払いでも構いません代わりがない大切な備品ですので早急にお返し下さい」と改めて返却を促しました。

June brideの現メンバーショット（画像はJune bride Instagramから）

　今回の投稿では、「元アイドルさん」に関する氏名の公表はありませんでしたが、7月24日には前月に研修生として加入していたメンバー・高城みれいさんが活動を辞退。高城さんは7月14日に体調不良のため福岡で行われる予定だった公演を欠席し、同月24日のグループ公式Xで活動辞退が発表されています。

　高城さんの活動辞退について、当時のグループ公式Xは「『すみませんこれからも続けていける気がしないので、辞めさせていただきたいです本当に申し訳ないです』と言うLINEを最後にアカウントも消え(運営サイドで復活)衣裳2着を持ったまま飛んでしまいました」と説明。「どのような理由があれ、ケジメの無い辞め方は誠実性に欠け応援していただいているファンの皆さまにも大変失礼であり胸が痛みます」と表明していました。

　アイドルグループ「June bride」は、花嫁とウェディングをコンセプトに活動。福岡・博多での発足を皮切りに、現在では東京、京都、沖縄にもチームとして拠点を構えています。