遠野なぎこ、摂食障害での生活巡る“哀しき誤解”を一蹴 何も知らないで飛ぶ提案に「遠い場所から言うのは簡単」(1/2 ページ)
摂食障害を公表している遠野さん。
俳優の遠野なぎこさんが8月24日にInstagramとブログを更新。前日の23日に食欲がない日の1日の食事量を公開した後、一部から“哀しき誤解”を受けているとして、「事実を知った上で意見して欲しい」と訴えています。遠野さんは15歳から摂食障害(e-ヘルスネット(厚生労働省))(※)と闘っていることを公表していました。
(※)摂食障害とは、極端な食事制限をして著しく痩せてしまう神経性食欲不振症と、過食と体重増加を防ぐために吐いたり、飲み込まずに吐くチューイング、下剤や利尿剤の乱用などの行為を繰り返す神経性過食症を指します。
普段はInstagramとブログに、手料理の写真や外食で撮影したメニューを投稿している遠野さん。しかし8月23日にはトルティーヤ・チップスとサルサソース、タバスコの写真を添えて食欲がふるわなかったことを報告。
「理解が広がりますように 批判が無くなりますように」「かまってちゃんじゃない 我々は必死なの病と共存していく事に」と摂食障害者の日常を知ってほしいという願いと、現在の心境をつづっていました(関連記事)。
投稿に込められた思いとは裏腹に、遠野さんの元には“休業した方が良いのではないか”という意見が寄せられたとのこと。これに対し8月24日の投稿では「15歳で摂食障害になってからずっと治療してるよ」「摂食障害だけじゃないよ? 強迫性障害の治療も、パニック障害ともきちんと向き合っているんだよ」「休業した方がいいって簡単に言わないで」とコメントし、安易な提案をしないでほしいと訴えています。
また、“私の身を守れるのは、私1人しかいない”という考えを抱きながら、治療を続けて病と向き合ってきたと回顧。「周囲に迷惑を掛けない様に踏ん張ってるの」「そんな日々の中でも、小さな楽しみや喜びを見つけ感じながら自分なりに悲観し過ぎる事なく生きてるの」と、長年にわたる闘病生活の様子を伝えています。
続けて、「事実を知った上で意見して欲しい」「何も知らずして、遠い場所からものを言うのは簡単」と、断片的な情報だけで判断してしまうことに苦言を呈した遠野さん。「たまには、言いたいこと言わせてもらうね。ごめんね」と謝罪しつつも、主張すべきときは主張するとしています。
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母は2022年に死去。
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