反町隆史、ドラマ「GTO」がスペシャルドラマとして復活! 窪塚洋介や小栗旬の出演願う声も「ちょい役で出て欲しい」(1/2 ページ)

名作ドラマの放送から26年。

» 2023年09月15日 15時05分 公開
[川上酒乃ねとらぼ]

 俳優の反町隆史さんが主演のドラマ「GTO」(フジテレビ系)が、2024年春に「GTOリバイバル」(フジテレビ系)としてスペシャルドラマとなって復活することが決定。ネットでは、当時のドラマで生徒役を演じていた窪塚洋介さんや小栗旬さんの出演を願う声があがっています。

GTO新作 「GTO」リバイバルでも鬼塚英吉役を演じる反町さん

 「GTO」は藤沢とおるさんによる同名の漫画が原作で、元暴走族の高校教師・鬼塚英吉が、破天荒な行動で生徒や学校の問題に体当たりでぶつかっていく学園ドラマ。1998年の放送当時は大掛かりなロケーションや予想を裏切るストーリー展開、反町さんの情熱的で力強い演技が話題を呼び、関東地区では平均視聴率(世帯)が28.5%、最終回は35.7%(ビデオリサーチ調べ)と高視聴率を記録。また、反町さんが歌った主題歌「POISON〜言いたい事も言えないこんな世の中は〜」も大ヒットしました。

 今回、26年のときを経て復活する「GTOリバイバル」は、問題だらけの高校に赴任した鬼塚が、SNSでの誹謗(ひぼう)中傷やトラブルなども増加した令和の世の中で悩みを抱えた生徒たちに向き合いながら、“鬼塚流”の熱血授業を繰り広げます。

 反町さんは、これまでにも何度か「『GTO』やりませんか?」という声がかかっていたと明かし、「今このタイミングで復活することに意味があると思い、今回は自分から声をかけさせていただきました」と自らのリクエストで「GTOリバイバル」が実現したとコメント。「私自身2人の子どもを育てた今、果たしてどんな鬼塚を演じられるのだろう、そして、現代ならではの問題や悩みを抱えた令和の高校生と鬼塚の生きざまがどのような化学反応を起こして、視聴者に何を伝えることができるのだろう、と興味を持ったからです」と2人の父となった今、鬼塚の生き様が令和の高校生にどう響くかに注目しているそうです。

 また、「自分が学生の頃より教師と生徒の間に少し距離感があるのかなと感じていて、時代関係なく、教師と生徒の関係で大切なことは何かをズバリ伝えられたらと思っています」と意気込みを伝えました。

 ファンからは「また鬼塚先生が観られるなんて嬉しいです」「辛い時に鬼塚先生の言葉に何回、元気と勇気をもらったか」と当時を思いながら新作を楽しみにする声や「冬月先生…でるかな…」と冬月あずさ役で出演し、共演をきっかけに反町さんと結婚した松嶋菜々子さんの出演を気にする声とともに、「クライマックスで小栗旬や窪塚洋介も特別出演してくるに1,000ポイズン」「小栗さんや、窪塚さんも出るのかな?」「窪塚くんとか小栗くんとかちょい役で出て欲しい」と当時のドラマで菊池善人役を演じた窪塚洋介さんや吉川のぼる役を演じた小栗旬さんの出演を期待する声や「GTO出演者のなかに窪塚の息子・愛流くんいないかな、いたら最高だな」と窪塚さんの息子で俳優の窪塚愛流さんの出演を期待する声があがっています。

窪塚洋介と小栗旬 菊池善人を演じた窪塚洋介さんと吉川のぼる役を演じた小栗旬さん(画像は窪塚洋介Instagramから)
松嶋菜々子 冬月あずさ役を演じた松嶋菜々子さん(画像はセブンス・アヴェニュー公式サイトから)

反町隆史さんのコメント

Q.25年ぶり(放送時は26年ぶり)の『GTO』撮影初日を迎え、率直な感想を教えてください。

実は、これまでにも何度か『GTO』やりませんか?というお話をいただいたりもしたのですが、

今このタイミングで復活することに意味があると思い、今回は自分から声をかけさせていただきました。

前回の放送から25年経ち、私自身2人の子どもを育てた今、果たしてどんな鬼塚を演じられるのだろう、

そして、現代ならではの問題や悩みを抱えた令和の高校生と鬼塚の生きざまがどのような化学反応を起こして、視聴者に何を伝えることができるのだろう、と興味を持ったからです。

学生生活ってやっぱり1番大事な時期だと思っていて、自分自身を振り返っても、部活、勉強、先輩後輩との関わり方や友達付き合いなど、自分のベースを作ったのは学生時代だと感じているので、そんな人間力を養う期間の過ごし方や大切なことを伝えられたらなと思っています。



Q.台本を読んでみていかがですか?

メッセージ性の強いものになっていると思います。

生徒役の中には、当時の『GTO』を知らないキャストもいると思うのですが、昔を知らなくても全然良いので、現場をはちゃめちゃにかき混ぜて欲しいです(笑)



Q.“伝説の教師”グレイト・ティーチャー・オニヅカを再び演じるにあたり、意気込みを教えてください。

教師は、生徒に尊敬される存在であるべきだと思っているので、生徒の見本になるような教師を演じられたらと思います。自分が学生の頃より教師と生徒の間に少し距離感があるのかなと感じていて、時代関係なく、教師と生徒の関係で大切なことは何かをズバリ伝えられたらと思っています。自分が考える鬼塚像と学生生活で1番大切だと思うことを、実はセリフの中に入れさせていただいたので、視聴者の方に少しでも響いたら嬉しいです。



Q. 25年を経て、反町さんご自身の変わったこと・変わらないことがあれば教えてください。

自分自身は変わっていないつもりです。ただ、年齢と立場と状況で少しずつ変化していくものかとも思うので、いつまでもエネルギッシュでいたいし、物事に対して前向きにポジティブに、誠意を持って応えたいと思っています。



Q.最後に、視聴者の方に何かメッセージがあればお願いします。

海外、特にアジア圏に行くと「GTO!」「鬼塚!」と声をかけていただけることが多く、海外での認知度も高いのを実感しますし、そんな作品の同じ役を、25年経って再び演じられることなんて普通はないことだと思います。自分の中で鬼塚という役を忘れたこともないし、それだけ偉大なドラマだと実感しています。

今の年齢で鬼塚役をやることの意味と責任を感じながら、『GTO』を応援して下さるファンの方々の期待を裏切らないよう作っていきたいと思います!



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