野口健、ヘリで緊急搬送後の生還ショット 「テントの中で溺死してしまう」「苦しみに恐怖」と命の危機を回顧(1/2 ページ)
本当によかった……。
登山家の野口健さんが9月24日にInstagramを更新。ヒマラヤ山脈のマナスルでベースキャンプへ戻る途中に呼吸困難となった末、ヘリコプターで緊急搬送された後の姿を公開しています。
8月にネパール入りし、高所順応トレーニングを経て9月15日から自身4度目となるマナスル登頂に挑んでいた野口さん。
しかし9月21日、野口健事務所はX(Twitter)を通じて、「一昨日、C2に行き、ベースキャンプに戻る途中に呼吸困難となり、血中酸素濃度53%になってしまいました。酸素吸入を行い、登山隊同行医師に診てもらいましたが、肺水腫かもしれないとの事で、昨日、ヘリにてカトマンズに緊急搬送され、病院にて診察してもらっています」と、野口さんが危機的状況に見舞われたことを伝えていました(関連記事)。
野口さんは24日に自らの手でInstagramを更新し、「ベースキャンプについて数時間後、容態は更に悪化し、酸素ボンベをテントに持ち込む。毎分2〜3リッターで酸素吸入するものの咳が止まらずその勢いで吐いてしまう。マスクの掃除が大変でした」「『テントの中で溺死してしまう』のではないかという苦しみに恐怖。テント内は修羅場と化してました」など緊迫した当時の状況を回顧。
“容赦なく迫ってくる生命の危機”を感じたとし、「詳細はいずれ書きますが、何か一つでもダメだったならばあの日のレスキューは実現しなかった。あの日にレスキューされなければ、おそらくアウトだっただろう」と九死に一生を得たことを伝えています。
カトマンズの病院に搬送されCTや血液検査を受けた結果、当初疑っていた肺水腫ではなく、「両サイドとも真っ白。つまり肺炎。血液検査の結果、炎症反応、白血球の数値が異常に高く『敗血症に近い状況ではないか』」と診断を受けたという野口さん。抗生剤の点滴を5日間打つことになり、23日には炎症反応や白血球の数値が異常値から落ち着き始めたことを伝えています。
野口さんは、「峠は越えましたので、ただ、依然、両サイドの肺は肺炎。話すと咳が止まらなくなるので、寡黙なアルピニストは今日も寡黙に窓からカトマンズの空を眺めています」と入院初日と23日の写真を公開。表情からは少しずつ回復している様子がうかがえますが、退院の目処はたっていないそうで、「帰国はいつの日になるか分かりませんが、もう、ジタバタしても仕方がありませんので、じっくりと体を休めます」と思いをつづっています。
またマナスル登頂については、「マナスルは… もうマナスルはやめよう。たぶん、相性というものがあるのだと思う。もちろん、ぼくの力不足なのですが。もう、マナスルはやめにします」と今後挑戦しないことを表明。
ファンからは、「生きていてくれて嬉しいです」「本当に、色んな奇跡が重なって、無事に助かって良かった」「鳥肌立って涙にじんできました…ご無事で良かったです!」「お顔を見て少し安心しました。十分療養なされて、元気に日本に帰国して下さい」など安堵(あんど)のコメントが多く寄せられました。
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「危険な天候の際は5合目までの道を封鎖すべき。『通行止め』制度を取り入れるべき」とも。
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