高橋克典、「大岡越前」主演に抜てき 降板した東山紀之から「克典さんなら、僕もほっとします。ぜひおねがいします」と託される（1/2 ページ）

「違和感は否めないとは思いますが」と恐縮しながら伝えました。

[川上酒乃，ねとらぼ]

　俳優の高橋克典さんが9月27日にブログを更新。時代劇ドラマ「大岡越前」（NHK）の主演を降板したジャニーズ事務所の社長・東山紀之さんの代役を務めることになったと報告するとともに、大役を引き受けたいきさつを明かしました。

高橋克典さん（画像は高橋克典オフィシャルブログから）

　27日に、東山さんが10年務めた「大岡越前」の主演を降板することが発表。これを受け、高橋さんは「『立ち上がった』なんでかっこいいもんじゃないですよ。笑」（原文ママ）と前置きしながら、オファーから役を引き受けることにしたいきさつを説明。

　憧れの役であったためすぐに受けたかったそうですが、「はじめオファーの連絡をいただいた時、あまりに突然のことで、既に準備がほぼ終わっていた、関係者の皆様も困惑されていた」と東山さんが突然の降板だったことを明かし、ファンの気持ちなどを考慮して一度預かることにしたそうです。

　その後、東山さんに直接電話をかけて事情を話したところ「克典さんなら、僕もほっとします。ぜひおねがいします」と託されたため“腹を決めた”とのこと。最後に東山さんは「違和感は否めないとは思いますが、時代劇の灯を消してはならないという気持ちを受け継ぎ、精一杯頑張ります」と恐縮しながら伝えました。

加藤剛さんが主演を務めた初代「大岡越前」（画像は高橋克典オフィシャルブログから）

　ファンからは、高橋さんの複雑な気持ちを推し量る声とともに「決心をされるには大変だったと存じます」「記念すべきデビュー30周年に！　素晴らしい大役!!　克典さん本当におめでとうございます」「ストイックで責任感の強い克典さんなら絶対大丈夫です！」「頑張ってください！　応援しています！」というエールが多く届いています。

　高橋さんは多くのドラマや映画、舞台などに出演しており、大河ドラマや時代劇ドラマにも出演。8月には2024年公開予定の映画「乱歩の幻影」で演じる江戸川乱歩の着物姿を披露して注目を集めていました。

映画「乱歩の幻影」で演じる江戸川乱歩役の衣装を着た高橋さん（画像は高橋克典オフィシャルブログから）