クラファン297万円で設立のアイドル、デビュー後“2曲10分間”の活動で解散　突然の発表に「どういうこと…」「最速記録なのでは」（1/2 ページ）

「諦めずに夢を叶えるために」という思いから資金を集め創設されました。

　クラウドファンディングで約297万円の資金を集めて創設されたアイドルグループ「東京電脳少女」が10月3日にX（Twitter）を更新し、解散を発表。デビューライブ直後の解散発表に、ネットでは「デビュー解散ライブって初めて聞いた」「色々見てきた中で最短」などと驚く声が上がっています。はかなすぎるだろ……！

　同グループは、メンバー・猫乃たまさんが「アイドルが諦めずに夢を叶えるための事務所とグループを設立したい」とし、クラウドファンディングで約297万円の資金を集めて3月に誕生。以来、多数の対バンライブ出演で実績を積み上げ、ついに10月2日には正式なデビューとなるワンマンライブを開催しました。

　ところがライブ開催を直前に控えた9月30日、グループ公式Xはメンバー・夢侑るなさんについて、「精神面において活動が困難、保護者様より脱退、退所を希望するご意向を受け」と離脱を発表。これにより、10月2日のデビューライブはワンマンから対バン形式に切り替わっていました。

5人体制で発足したグループ（画像はmews production公式サイトから）

　さらにライブ後の10月3日には、グループ公式Xを通じて「本日ライブで発表させていただきました通り、本日をもって東京電脳少女は解散とさせていただきます」と発表。活動期間を振り返って「デビューから2曲10分間ではありましたが、ご声援ありがとうございました」と感謝を述べています。

　続くポストでは、メンバーの今後の活動やクラウドファンディングのリターンについて説明。猫乃さんは今後も事務所の「mews production」代表として業務に携わる一方で、真白みるさん、月夜見ララさんは同所を退所するとし、クラウドファンディングについては「所属、退所に関わらずリターンを発送、または実行させていただきます」と報告しています。

　デビューと解散を同時に迎えた「東京電脳少女」。Xのユーザーからは、「デビュー10分で解散!?」「どういうこと…」「最速記録なのでは」「色々見てきた中で最短記録です」「爆速」など驚きの声が多く上がっていました。