柴犬がユリを誤食してしまった!→ただちに動物病院へ 診察風景に「無事でよかった」「気を付けたい」
処置後のワンコの笑顔にほっこり。
「ワンちゃんネコちゃんがユリを食べた時はすぐに動物病院へ連れていきましょう」――ユリの誤食で動物病院にやってきた柴犬の動画が、獣医師のYouTubeチャンネル「夜の獣医師ゆってぃー」で公開されています。動画は記事執筆時点で85万再生を突破しています。
本チャンネルでは、獣医師のゆってぃー先生が、事前に飼い主さんに撮影および投稿許諾を得て紹介しています。
誤食してしまったユリは、犬や猫にとって猛毒な植物。ゆってぃー先生によると、犬のユリ中毒に関して、ユリの花・茎・球根・花粉すべてに中毒成分が含まれているとのこと。「下痢や嘔吐の消化器症状だけでなく、ひどい場合は急性腎不全になるので非常に危ない」としています。
病院では、ワンちゃんに誤食してしまったユリを吐いてもらうため、注射薬を使った催吐処置を実施。ちなみに今回の柴犬さんはとっても大人しく、最初は念のためカラーを付けましたが、結局どんな処置のときにも必要ないほどだったとか。お利口さんだ……!
その後は吐かせることに成功し、柴犬さんは無事に退院! 先生は、愛犬・愛猫が毒性がある植物等を誤食した場合は、早めに受診するよう呼びかけています。
コメントでは「すぐに病院連れて行ってもらえて良かった」「無事でよかった」と安心する声がたくさん寄せられ、柴犬さんに「お利口すぎて可愛すぎる」「途中にっこにこなの可愛い」と魅了される声も。また「(ユリは)ワンちゃんにとって危険なんですね」などの声もみられ、同動画がユリ中毒を知るきっかけにもなっているようです。
ゆってぃー先生はInstagram(@yinanobe)やTikTok(@nolimitvet_yutty)でも診察動画などを公開中です。
また先日、これまで勤務していた夜間救急動物病院を退職し、2023年10月10日に24時間体制の救急動物病院「芝アニマルクリニック」を開業することを発表。場所は芝公園(東京・港区)から徒歩2分で、同病院のInstagramアカウント(@shiba_animalclinic2023)、公式Webサイトも開設されています。気になる人は「夜の獣医師ゆってぃー」チャンネルを含めてチェックするとよさそうです。
画像提供:YouTubeチャンネル「夜の獣医師ゆってぃー」さん
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