お祭りで「ちいかわ」模した提灯が壊される動画が拡散し批判 神社が「配慮が不足」と謝罪 今後は独自デザインのみに(1/2 ページ)

今後は祭礼で独自デザイン以外の使用を禁止するとしています。

» 2023年10月27日 17時29分 公開
[ねとらぼ]

 お祭りで「ちいかわ」を模した提灯が壊される様子がSNSで拡散され、批判の声が上がっていた件について、魚吹八幡神社(兵庫県姫路市)は10月27日、「不快な思いをさせてしまいましたことについて、深くお詫び申し上げます」とコメントを発表しました。

 批判が寄せられていたのは、同神社で10月21〜22日に行われた秋季例祭の「ちょうちん練り」と呼ばれる行事。7つの地域が参加し、竹ざおの先に付けた提灯をぶつけあうというものです。その中で、「ちいかわ」を模した提灯が竿でたたかれて壊される様子を写した動画がSNSで拡散され、「ひどい」「気分が悪い」など批判が寄せられました。

「ちょうちん練り」の説明(魚吹八幡神社のWebサイトから)

 魚吹八幡神社は「当該キャラクターの作者様や関係者様、また秋季例祭をご覧頂いた皆様方には、多大なご迷惑をおかけしましたことを、深くお詫び申し上げます」と謝罪。独自デザイン以外のちょうちんの使用は誤りで、配慮が不足していたと述べています。

 「戦後以降『ちょうちん練り』は歓喜の練り合いが勢い余り激しく打ち合う事が恒例の行事となっておりました。その行為に人気キャラクター等を使用することで、人々に感情的に深く苦痛を与えてしまう、ということに考えが及ばず、配慮が不足しておりました」(魚吹八幡神社)

 当該提灯を製作した村では、例年、定番の提灯のほか、流行のキャラクターなどを模した提灯を製作して使用していたとのこと。

 魚吹八幡神社は、今後は同神社の祭礼で独自デザイン以外の使用を禁止し、同様の問題を防ぐためにガイドライン、チェック体制を整えるとしています。

       1|2 次のページへ

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

昨日の総合アクセスTOP10
  1. /nl/articles/2412/12/news089.jpg フォークに“毛糸”を巻き付けていくと…… 冬にピッタリなアイテムが完成 「とってもかわいい!」と200万再生【海外】
  2. /nl/articles/2412/12/news029.jpg 顔の半分は“ほぼすっぴん”→もう半分の仕上がりに驚がく 「マジで2次元」「これもう芸術だろ」と450万表示突破
  3. /nl/articles/2412/13/news137.jpg 辻希美、家族全員で焼肉に行き…… 長女・希空含む子ども4人の“ある行動”に杉浦太陽と「こんな時がくるとは」としみじみ
  4. /nl/articles/2412/12/news021.jpg 「す、すごい!」 6畳の子ども部屋を2人用にDIYしたら…… 50代主婦の“驚きのアイデア”に「スペース活用の魔術師ですね」
  5. /nl/articles/2412/12/news085.jpg 妹「やばくね」 LINEで送られた味噌汁の写真が本当にやばかった 「ジャイアンの料理」「料理失敗した時のお手本」
  6. /nl/articles/2412/13/news025.jpg 柴犬と山中湖沿いを散歩中、まさかまさかの“珍事”が…… 童話みたいな光景に「このコラボは初」「こんな浅瀬に来てくれるんですね」
  7. /nl/articles/2412/09/news109.jpg 石に貼り付いた貝殻がオパール化! レアな宝石を熟練の技で磨いたら……とんでもない価値に「何という美しい石」「最高の物」
  8. /nl/articles/2412/12/news161.jpg 「まじ?」 ユニクロが教える海外大流行中のヒートテック着こなしに驚き&ツッコミ集まる 「どんどん流行ってくれ」
  9. /nl/articles/2412/11/news023.jpg ある日、猫一家が「あの〜」とわが家にやって来て…… 人生が大きく変わる衝撃の出会い→心あたたまる急展開に「声出た笑」「こりゃたまんない」
  10. /nl/articles/2412/13/news039.jpg 2歳息子のお弁当、“一気に6品”作るワザが110万再生 目からウロコの時短テクに「天才すぎません!?」「早速作ります!」
先週の総合アクセスTOP10
  1. イモトアヤコ、購入した“圧倒的人気車”が思わぬ勘違いを招く スーパーで「後ろから警備員さんが」
  2. 母親から届いた「もち」の仕送り方法が秀逸 まさかの梱包アイデアに「この発想は無かった」と称賛 投稿者にその後を聞いた
  3. パパに抱っこされている娘→11年後…… 同じ場所&ポーズで撮影した“現在の姿”が「泣ける」「すてき」と反響
  4. 高校生のときに付き合い始めた2人→10年後…… 現在の姿に「めっちゃキュンってした」「まるで映画の世界」と1000万表示突破
  5. 大谷翔平の妻・真美子さん、ZARA「8000円ニット」を着用? 「似合ってる」「シンプルで華やか」
  6. 新幹線で「高級ウイスキー」を注文→“予想外のサイズ”に仰天 「むしろすげえ」「家に飾りたい」 投稿者に感想を聞いた
  7. 高校生時代に父と撮った写真を、29年後に再現したら……再生数1000万回超えの反響 さらに2年後の現在は、投稿者に話を聞いた
  8. 散歩中、急にテンションが下がった柴犬→足元を見てみると…… 「そんなことあります?」まさかの原因が860万表示「かわいそうだけどかわいい」
  9. コメダのテイクアウトで油断して“すさまじい量”になってしまった写真があるある 受け取ったその後はどうなったのか聞いた
  10. 「やめてくれ」 会社で使った“伝言メモ”にクレーム→“思わず二度見”の実物が200万表示 「頭に入ってこない」
先月の総合アクセスTOP10
  1. 「何言ったんだ」 大谷翔平が妻から受けた“まさかの仕打ち”に「世界中で真美子さんだけ」「可愛すぎて草」
  2. 「絶句」 ユニクロ新作バッグに“色移り”の報告続出…… 運営が謝罪、即販売停止に 「とてもショック」
  3. 「飼いきれなくなったからタダで持ってきなよ」と言われ飼育放棄された超大型犬を保護→ 1年後の今は…… 飼い主に聞いた
  4. アレン様、バラエティー番組「相席食堂」制作サイドからのメールに苦言 「偉そうな口調で外して等と連絡してきて、」「二度とオファーしてこないで下さぃませ」
  5. 「明らかに……」 大谷翔平の妻・真美子さんの“手腕”を米メディアが称賛 「大谷は野球に専念すべき」
  6. 「やはり……」 MVP受賞の大谷翔平、会見中の“仕草”に心配の声も 「真美子さんの視線」「動かしてない」
  7. ドクダミを手で抜かず、ハサミで切ると…… 目からウロコの検証結果が435万再生「凄い事が起こった」「逆効果だったとは」
  8. 「母はパリコレモデルで妹は……」 “日本一のイケメン高校生”グランプリ獲得者の「家族がすごすぎる」と驚がくの声
  9. 「ごめん母さん。塩20キロ届く」LINEで謝罪 → お母さんからの返信が「最高」「まじで好きw」と話題に
  10. 「真美子さんさすが」 大谷翔平夫妻がバスケ挑戦→元選手妻の“華麗な腕前”が話題 「尊すぎて鼻血」