柳原可奈子、脳性まひ長女のカスタマイズ装具完成で笑顔　母子の“こだわり”生きたデザインに「娘ちゃんへの愛が詰まってます」（1/2 ページ）

「前より左足の親指が地面にしっかりついている感じ」

　タレントの柳原可奈子さんが11月20日にInstagramを更新。脳性まひを公表している4歳長女のため、カスタマイズされた「短下肢装具」（足の関節に装着固定することで、何らかの理由でまひした足に負担をかけることなく歩行できるようにする装具）が完成したことを明かしています。

カスタムした装具を手に笑顔の柳原さん（画像は柳原可奈子Instagramから）

　8月末に更新したInstagramで、長女の座位保持装置（座る姿勢をサポートする装具）のメンテナンスを終えた報告していた柳原さん。装置を巡る苦労などをつづりつつ、「来月短下肢装具も作り直します」と明かしており、自身の好みに合わせて色やデザインを選択できるとしていました。

　当初の報告から3カ月近く過ぎた11月20日、柳原さんは笑顔で完成した装具を手にした写真を掲載。

　NHK Eテレの長寿番組「おかあさんといっしょ」に登場するキャラ・みももちゃんのパステルピンクやブルーを基調としたカラフルな色遣いに、母子でチョイスしたというイチゴや「アンパンマン」のドキンちゃんワッペンをあしらったデザインにすっかり満足した様子をみせています。なお、カラーリング部分はママたる柳原さんのこだわりが生かされたとのことです。

　細かいところまでこだわり、型取りや仮合わせを丁寧に進めたもようで、「新しい装具ができてから数回リハビリに立ち会いましたが、前より左足の親指が地面にしっかりついている感じがします!!」「今後リハビリで練習を重ねて、しっかり足裏に体重をかける感覚を覚えていってほしいなぁと思います！」と母としての願いを込めてつづっていました。

　母子の力で完成したともいえる装具をみて、ファンからは「嬉しいお気持ちが伝わってきてこちらもハッピーになりました!!」「ママのこだわり……娘ちゃんへの愛が詰まってますね」「ママの想いも伝わってきます」「小さな事かもしれませんがその心配りが装具を着けなくてはいけない子供の心をほぐしてくれますよね」など、込められた愛情の大きさに心打たれたという声が続々と寄せられていました。