今敏監督「千年女優」、全国109館でリバイバル上映 オリジナルの来場者特典配布も予定

2024年1月19日から2週間限定上映。

[西尾泰三，ねとらぼ]

　2010年に46歳で他界した今敏監督のアニメーション映画「千年女優」が、2024年1月19日から全国の劇場で2週間限定でリバイバル上映されることが分かりました。

今敏のアニメーション映画『千年女優』がリバイバル上映

　「千年女優」は、2人のインタビュアーを巻き込んで語られる、かつての大女優・藤原千代子の虚実が入り混じった、だまし絵のような女優人生一代記を描いた物語。

　「PERFECT BLUE」「パプリカ」などを手掛けた今監督作品として2002年に劇場公開されたもので、「千と千尋の神隠し」とともに第5回文化庁メディア芸術祭アニメーション部門大賞を受賞。海外でもファンタジア映画祭最優秀アニメーション映画賞やシッチェス・カタロニア映画祭の最優秀アジア映画賞を受賞するなど、「PERFECT BLUE」とともに国内外で今監督の評価を確かなものとした作品として知られています。平沢進さんとの初タッグとなったのも同作でした。

　同作は、「PERFECT BLUE」に続くFilmarks主催のリバイバル上映プロジェクト第2弾として、2024年1月19日から全国109館で2週間限定上映。チケット料金は1600円均一。オリジナルの来場者特典の配布も実施予定で、詳細は後日発表するとしています。

(C)2001 千年女優製作委員会

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