シュワちゃん、30年以上クリスマスプレゼントを無料配布する理由にほっこり 「忘れられない」「同じことをしたいと思った」(1/2 ページ)

優しさの拡散。

» 2023年12月18日 21時01分 公開
[城川まちねねとらぼ]

 オーストリア出身の俳優アーノルド・シュワルツェネッガーが現地時間12月16日、米ホレンベック・ユースセンターで子どもたちにクリスマスプレゼントを配布。30年以上も続けているこの習慣は、オーストリアで生まれたシュワちゃんが米国に移住した当初の経験がきっかけとなったと言います。

毎年クリスマスプレゼントを配る理由を語るアーノルド・シュワルツェネッガー この活動を続ける理由は……(画像はアーノルド・シュワルツェネッガーのInstagramから)

クリスマスには「優しさを分かち合いたい」

 TikTokなどSNSに投稿された動画とコメントで、「アメリカに来た当初、(トレーニング拠点だった)ゴールドジムの友人たちは寛大だった」と彼らと過ごした過去のクリスマスを回想したシュワちゃん。米国出身ではない自身を自宅に招待し、プレゼントを用意してくれ、美しいクリスマスツリーが飾られていた思い出を懐かしそうに語り、「その優しさ、親切、包容力が忘れられない。だから稼げるようになってから、同じことをしたいと思った。それが30年間、ここに来ている理由だよ」と自身が受けてきた優しさを人々に返したいと思ったことが動機だと明かします。

 まるでサンタクロースのような白いひげを蓄えた現在76歳のシュワちゃんは、「優しさを分かち合い、他の人も同じことをするようインスパイアするのはとてもいい気分だよ」とすがすがしい表情で話しました。

 シュワちゃんが語り終えると、動画は楽しそうに子どもたちへプレゼントを渡すシュワちゃんと、幸せそうな子どもたちと親が交流する光景へと移り、幸せそうな映像が流れていきます。

毎年クリスマスプレゼントを配る理由を語るアーノルド・シュワルツェネッガー 子どもたちにプレゼントを配るシュワちゃん(画像はアーノルド・シュワルツェネッガーのInstagramから)

 最も重要なボディービルダーの1人として名を刻み、アクション俳優としても不動の人気を誇り、政治の世界へ進出してはカリフォルニア州知事にも就任と、まさにアメリカンドリームを体現するような半生を送ってきたシュワちゃん。しかしヨーロッパのボディービル大会で活躍した後、成功を夢見て21歳で渡米したときには一文なしで、英語もあまり話せなかったといいます。ボディービル仲間に支えられながら日々努力を重ねてきた時代のエピソードは有名で、当時の思い出は50年以上たった今でもシュワちゃんにとって何物にも代えがたいものだということは想像に難くありません。

 クリスマスに「優しさを分かち合いたい」と語るシュワちゃんに、コメント欄では「あなたはいつでも真のヒーローだね」「君が恩返しをすることも、寛大な心を持っていることもすてきだよ。僕はただ君が家族連れのためにしていることを、親たちが評価してくれると願うばかりだよ」とシュワちゃんの活動へ優しい気持ちになった人々や、「オーストリアから来てくれてありがとうね」「まさにクリスマス精神だよね。あなたにも、メリークリスマス」「ミスター・シュワルシェネッガー、人々に明るく楽しいクリスマスを運んできてくれてありがとう」など感謝を述べる人々の声が並んでいます。

       1|2 次のページへ

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

昨日の総合アクセスTOP10
  1. /nl/articles/2412/01/news003.jpg パパに抱っこされている娘→11年後…… 同じ場所&ポーズで撮影した“現在の姿”が「泣ける」「すてき」と反響
  2. /nl/articles/2412/01/news031.jpg 「何があった」 絵師が“大学4年間の成長過程”公開→たどり着いた“まさかの境地”に「ぶっ飛ばしてて草」
  3. /nl/articles/2412/03/news082.jpg 「ほ、本人……?」 日本に“寒い国”から飛行機到着→降りてきた“超人気者”に「そんなことあるw?」「衝撃の移動手段」の声
  4. /nl/articles/2412/03/news111.jpg 才賀紀左衛門、娘とのディズニーシー訪問に“見知らぬ女性の影” 同伴シーンに「家族を大切にしてくれない人とは仲良くできない」
  5. /nl/articles/2412/02/news009.jpg 【今日の難読漢字】「誰何」←何と読む?
  6. /nl/articles/2412/05/news006.jpg 「今やらないと春に大後悔します」 凶悪な雑草“チガヤ”の大繁殖を阻止する、知らないと困る対策法に注目が集まる
  7. /nl/articles/2412/03/news148.jpg 武豊騎手が2024年に「武豊駅に来た」→実は35年前「歴史に残る」“意外な繋がり”が…… 街を訪問し懐古
  8. /nl/articles/2412/03/news092.jpg 大谷翔平、“有名日本人シェフ”とのショット 上目遣いの愛犬デコピンも…… 「びっくりした!!」「嬉しすぎる」
  9. /nl/articles/2412/03/news055.jpg ハローマックのガチャに挑戦! →“とんでもない偏り”に同情の声 「かわいそう」「人の心とかないんか」
  10. /nl/articles/2412/03/news034.jpg 古着屋で“インパクト大”なブランケットをリメイクすると…… 劇的な仕上がりに386万再生「これはいいね、欲しい!」【海外】
先週の総合アクセスTOP10
  1. パパに抱っこされている娘→11年後…… 同じ場所&ポーズで撮影した“現在の姿”が「泣ける」「すてき」と反響
  2. 「何があった」 絵師が“大学4年間の成長過程”公開→たどり着いた“まさかの境地”に「ぶっ飛ばしてて草」
  3. 「中学生で妊娠」した“14歳の母”、「相手は逃げ腰」妊娠発覚からの経緯を赤裸々告白 母親の“意外な反応”も明かす
  4. 勇者一行が壊滅、1人残った僧侶の選択は……? 「ドラクエでのピンチ」描くイラストに共感「生還できると脳汁」
  5. 「笑い止まらん」 海外産アプリで表示された“まさかの日本語”に不意打ち受ける人続出 「何があったんだw」
  6. パパが好きすぎる元保護子猫、畑仕事中もくっついて離れない姿が「可愛すぎる」と反響 2年以上がたった現在は……飼い主に話を聞いた
  7. アグネス・チャン、米国の自宅が“度を超えた面積”すぎた……ゴルフ場内に立地&門から徒歩5分の豪邸にスタッフ困惑「入っていいのかな」
  8. 「理解できない」 大谷翔平と真美子さんの“スキンシップ”に海外驚き 「文化は100%違う」「伝説だわ」
  9. 「車が憎い」 “科捜研”出演俳優、交通事故で死去 兄が悲痛のコメント「忘れないでください」
  10. PCで「Windowsキー+左右矢印キー」を押すと? アッと驚く隠れた便利機能に「スゲー便利」「知らなかった」
先月の総合アクセスTOP10
  1. 「何言ったんだ」 大谷翔平が妻から受けた“まさかの仕打ち”に「世界中で真美子さんだけ」「可愛すぎて草」
  2. 「絶句」 ユニクロ新作バッグに“色移り”の報告続出…… 運営が謝罪、即販売停止に 「とてもショック」
  3. 「飼いきれなくなったからタダで持ってきなよ」と言われ飼育放棄された超大型犬を保護→ 1年後の今は…… 飼い主に聞いた
  4. アレン様、バラエティー番組「相席食堂」制作サイドからのメールに苦言 「偉そうな口調で外して等と連絡してきて、」「二度とオファーしてこないで下さぃませ」
  5. 「明らかに……」 大谷翔平の妻・真美子さんの“手腕”を米メディアが称賛 「大谷は野球に専念すべき」
  6. 「やはり……」 MVP受賞の大谷翔平、会見中の“仕草”に心配の声も 「真美子さんの視線」「動かしてない」
  7. ドクダミを手で抜かず、ハサミで切ると…… 目からウロコの検証結果が435万再生「凄い事が起こった」「逆効果だったとは」
  8. 「母はパリコレモデルで妹は……」 “日本一のイケメン高校生”グランプリ獲得者の「家族がすごすぎる」と驚がくの声
  9. 「ごめん母さん。塩20キロ届く」LINEで謝罪 → お母さんからの返信が「最高」「まじで好きw」と話題に
  10. 「真美子さんさすが」 大谷翔平夫妻がバスケ挑戦→元選手妻の“華麗な腕前”が話題 「尊すぎて鼻血」