【マンガ】地球滅亡の危機から20ページで結婚へ “テンポが良過ぎるSFラブコメ”が「発想が天才」「設定が面白い」と話題に(1/2 ページ)

時間は止まっているのに、すごい速さでハッピーエンドに。

» 2023年12月23日 19時15分 公開
[ねとらぼ]

 巨大隕石が間近に迫った地球で繰り広げられる、展開が早過ぎるラブコメマンガ『ガーディアン田中家』に、X(旧Twitter)で約6.9万いいねが集まっています。

作品紹介

 『ガーディアン田中家』には、時を止める能力を持つ女子高生・田中が登場。この力は正確に言うと……

  • 正確には、世界の時間の流れを超スロー(ほぼ静止)にする
  • 誰か1人だけなら、能力者と時間の流れを共有できる
  • この能力は田中家に代々受け継がれている

 というもの。

 マンガは1コマ目から「巨大隕石で空が覆われている地球」という、常識的に考えたら手の施しようがない絶体絶命のシーンで始まるのですが、上記の設定によって、ツッコミどころ満載のラブコメへと発展。

 しかも、世界の存亡を巻き込んでしまっているため、人生最期と決意した告白の直後に、相手から世界を救うために「子供作ろうぜ!!」と提案されたり、義母さんにあいさつに行けば、世界の真相を明かされ「私たちと共に地球を守るか 死ぬか」と銃口を突きつけられたり……と、とんでもない速さで展開していきます。

 本作は、『別冊少年チャンピオン』で実施された「創刊10周年記念読み切り年間リレー」企画内で、佐藤健太郎さん(@310manga)が制作した読み切りマンガ。SNSでの公開後、「スピード感とテンポが好き」「SFとして筋が通っていて、起承転結の転がずっと続く」と話題になりました。

作者インタビュー

――― 奇抜な設定の本作。制作のきっかけ、ヒントになったアイデアをお伺いできますか?

佐藤健太郎さん(以下、佐藤) 「隕石が上空にあるのに時間は止まったまま」という絵を思いつき、その中でキャラクターたちが緊張感のない掛け合いをしてフルスピードで物語を展開させたら面白いな……と思っていたらこのような物語になりました。

――― 本作の制作で特に力を入れたところ、こだわったポイントは?

佐藤 比較的グロホラーなどニッチ寄りな作品を描いているので、普段自分の漫画を読まないような読者層にも届けられるように絵柄を単調にしたり工夫を施しました。

――― この作品への思い入れや、ご自身の中で気に入っているポイントは?

佐藤 現在『別冊少年チャンピオン』にて連載中のマンガ『不死と罰』がパニックホラー漫画で、絵柄も物語もリアリティーのあるものに寄せているので、読切だけは気分を切り替えようと思いバランスを保ちました。

――― うれしかった読者からの反応・感想などありましたら、お教えいただけますと幸いです

佐藤 今作は読切として描かせていただいたものですが、続編が読みたいとのお声が多くうれしかったです。またどこかで機会があれば発表できればと思います。この度はたくさんの反響をいただきありがとうございました!

制作協力:佐藤健太郎さん(@310manga

       1|2 次のページへ

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
本記事は制作段階でChatGPT等の生成系AIサービスを利用していますが、文責は編集部に帰属します。

昨日の総合アクセスTOP10
  1. /nl/articles/2501/09/news023.jpg 「大根は全部冷凍してください」 “多くの人が知らない”画期的な保存方法に「これから躊躇なく買えます」「これで腐らせずに済む」
  2. /nl/articles/2501/09/news086.jpg マクドナルド、次回ハッピーセットのコラボを“チラ見せ★”するも…… 分かりやすい正体に「きっとひっかけ問題」「めっちゃ嬉しい」
  3. /nl/articles/2501/09/news094.jpg 平野紫耀、イベントで持っていた“37万円のカバン”が爆速で完売 「経済まわしすぎ」「ファンすごい」の声
  4. /nl/articles/2501/06/news043.jpg 「こんなおばあちゃん憧れ」 80代女性が1週間分の晩ご飯を作り置き “まねしたくなるレシピ”に感嘆「同じものを繰り返していたので助かる」
  5. /nl/articles/2501/09/news103.jpg 浜崎あゆみの「9人のそっくりさん」が全国から大集合 “本人公認あゆ”、“11歳のあゆ”、“会社員あゆ”など
  6. /nl/articles/2501/09/news036.jpg 「虫の本送ったよ」 LINEしてきた母、荷物を開けると…… 愛がつまった“4万円の本”の正体に「そのノリで送っていい本じゃねぇぞ」
  7. /nl/articles/2501/09/news042.jpg ←デート初日の夫 現在の夫→ 2400万再生突破の大変貌に「同じ男性だなんて信じられない」【海外】
  8. /nl/articles/2501/09/news071.jpg 「誠に勝手ながら……」 → 勝手にもほどがある「休業のお知らせ」が1030万表示 「実質閉店」
  9. /nl/articles/2208/06/news075.jpg 「ごめん母さん。塩20キロ届く」LINEで謝罪 → お母さんからの返信が「最高」「まじで好きw」と話題に
  10. /nl/articles/2501/09/news044.jpg 「小さいころはこれだった」 会社の大掃除で見つかった“まさかの絶滅危惧種”が170万表示「まだ生き残りが」
先週の総合アクセスTOP10
  1. ryuchellさん姉、母が亡くなったと報告 2024年春に病気発覚 「ママの向かった場所には世界一会いたかった人がいる」
  2. ハードオフに1650円で売られていた“まさかの掘り出し物”→修理すると…… 見事な復活劇に「相場が上がってしまうw」
  3. 巨大深海魚のぶっとい毒針に刺され5時間後、体がとんでもないことに……衝撃の経過報告に大反響 2024年に読まれた生き物記事トップ5
  4. 北海道の用水路で“巨大な外来魚”を捕獲→さばいてみると…… 中から出てきた“ヤバすぎる物体”に大興奮「ずっと釘付け」
  5. 【ハードオフ】2750円のジャンク品を持ち帰ったら…… まさかの展開に驚がく「これがジャンクの醍醐味のひとつ」
  6. 「脳がバグる」 ←昼間の夫婦の姿 夜の夫婦の姿→ あまりの激変ぶりと騙される姿に「三度見くらいした……」「まさか」
  7. 幼稚園の「名札」を社会人が大量購入→その理由は……斜め上のキュートな活用術に大反響 2024年に読まれた面白記事トップ5
  8. 米津玄師、紅白で“205万円衣装”着用? 星野源“1270万円ネックレス”も話題…… 「凄いお値段」「びっくりした」
  9. 【今日の難読漢字】「手水」←何と読む?
  10. サバの腹に「アニサキス発見ライト」を当てたら……? 衝撃の結果に「ゾワっとした」「泣きそう」と悲鳴 その後の展開を聞いた
先月の総合アクセスTOP10
  1. ザリガニが約3000匹いた池の水を、全部抜いてみたら…… 思わず腰が抜ける興味深い結果に「本当にすごい」「見ていて爽快」
  2. パパに抱っこされている娘→11年後…… 同じ場所&ポーズで撮影した“現在の姿”が「泣ける」「すてき」と反響
  3. 東京美容外科、“不適切投稿”した院長の「解任」を発表 「組織体制の強化に努めてまいる所存」
  4. ズカズカ家に入ってきたぼっちの子猫→妙になれなれしいので、風呂に入れてみると…… 思わず腰を抜かす事態に「たまらんw」「この子は賢い」
  5. 母親から届いた「もち」の仕送り方法が秀逸 まさかの梱包アイデアに「この発想は無かった」と称賛 投稿者にその後を聞いた
  6. イモトアヤコ、購入した“圧倒的人気車”が思わぬ勘違いを招く スーパーで「後ろから警備員さんが」
  7. 「何があった」 絵師が“大学4年間の成長過程”公開→たどり着いた“まさかの境地”に「ぶっ飛ばしてて草」
  8. フォークに“毛糸”を巻き付けていくと…… 冬にピッタリなアイテムが完成 「とってもかわいい!」と200万再生【海外】
  9. 「何言ったんだ」 大谷翔平が妻から受けた“まさかの仕打ち”に「世界中で真美子さんだけ」「可愛すぎて草」
  10. 鮮魚スーパーで特価品になっていたイセエビを連れ帰り、水槽に入れたら…… 想定外の結果と2日後の光景に「泣けます」「おもしろすぎ」