【マンガ】地球滅亡の危機から20ページで結婚へ “テンポが良過ぎるSFラブコメ”が「発想が天才」「設定が面白い」と話題に(1/2 ページ)
時間は止まっているのに、すごい速さでハッピーエンドに。
巨大隕石が間近に迫った地球で繰り広げられる、展開が早過ぎるラブコメマンガ『ガーディアン田中家』に、X(旧Twitter)で約6.9万いいねが集まっています。
作品紹介
『ガーディアン田中家』には、時を止める能力を持つ女子高生・田中が登場。この力は正確に言うと……
- 正確には、世界の時間の流れを超スロー(ほぼ静止)にする
- 誰か1人だけなら、能力者と時間の流れを共有できる
- この能力は田中家に代々受け継がれている
というもの。
マンガは1コマ目から「巨大隕石で空が覆われている地球」という、常識的に考えたら手の施しようがない絶体絶命のシーンで始まるのですが、上記の設定によって、ツッコミどころ満載のラブコメへと発展。
しかも、世界の存亡を巻き込んでしまっているため、人生最期と決意した告白の直後に、相手から世界を救うために「子供作ろうぜ!!」と提案されたり、義母さんにあいさつに行けば、世界の真相を明かされ「私たちと共に地球を守るか 死ぬか」と銃口を突きつけられたり……と、とんでもない速さで展開していきます。
本作は、『別冊少年チャンピオン』で実施された「創刊10周年記念読み切り年間リレー」企画内で、佐藤健太郎さん(@310manga)が制作した読み切りマンガ。SNSでの公開後、「スピード感とテンポが好き」「SFとして筋が通っていて、起承転結の転がずっと続く」と話題になりました。
作者インタビュー
――― 奇抜な設定の本作。制作のきっかけ、ヒントになったアイデアをお伺いできますか?
佐藤健太郎さん(以下、佐藤) 「隕石が上空にあるのに時間は止まったまま」という絵を思いつき、その中でキャラクターたちが緊張感のない掛け合いをしてフルスピードで物語を展開させたら面白いな……と思っていたらこのような物語になりました。
――― 本作の制作で特に力を入れたところ、こだわったポイントは?
佐藤 比較的グロホラーなどニッチ寄りな作品を描いているので、普段自分の漫画を読まないような読者層にも届けられるように絵柄を単調にしたり工夫を施しました。
――― この作品への思い入れや、ご自身の中で気に入っているポイントは?
佐藤 現在『別冊少年チャンピオン』にて連載中のマンガ『不死と罰』がパニックホラー漫画で、絵柄も物語もリアリティーのあるものに寄せているので、読切だけは気分を切り替えようと思いバランスを保ちました。
――― うれしかった読者からの反応・感想などありましたら、お教えいただけますと幸いです
佐藤 今作は読切として描かせていただいたものですが、続編が読みたいとのお声が多くうれしかったです。またどこかで機会があれば発表できればと思います。この度はたくさんの反響をいただきありがとうございました!
制作協力:佐藤健太郎さん(@310manga)
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本記事は制作段階でChatGPT等の生成系AIサービスを利用していますが、文責は編集部に帰属します。
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