「なぜ紙で手が切れるの?」→ 電子顕微鏡で観察すると…… 断面を100倍に拡大した紙の“衝撃の姿”に驚き(1/3 ページ)
紙の断面ってこうなってたのか……。
「なぜ紙で手が切れるの?」という疑問の答えを、実際に電子顕微鏡で観察して教えてくれる動画がYouTubeで15万再生を突破(記事執筆時点)。関連して包丁の切れ味にも触れており、誤解されがちな“切れる状態”についての解説に「初めて知った」「勉強になる」の声が寄せられています。
100倍に拡大した紙の断面は“ギザギザ”!?
まずは紙の表面を見ると、いろんな木の繊維がぺちゃんこに組み合わさっているのが分かります。そして本題となる紙の断面を見てみると……。
紙の繊維が表面に出てきてギザギザになっているのが確認できます。人間の目で見ても分かりませんが、電子顕微鏡で100倍に拡大して見ると、断面はノコギリのようになっていたのですね。
教えてくれたのは、科学教育系YouTuberの市岡元気先生(X:@genkiichioka)。動画の最後では、「包丁も使っているとギザギザがつるんとしちゃって切れなくなる」「それを砥石でギザギザにすることでよく切れる包丁にしている」ことを紹介しています。
コメント欄では「めちゃめちゃわかりやすい!」「ダンボールで切るとめっちゃ痛い上に跡に残るのはこのせいだったのか」「紙以外にも切れる物はギザギザしてるって事ですね」と納得する声が寄せられ、また包丁の豆知識に「ツルツルになると切れると思ってました。反対だったとは」「ツルツルで切れ味落ちること初めて知った 逆だと思ってた」と驚く声も上がっています。
元気先生のYouTubeチャンネル「GENKI LABO」では、他にも「ダイヤモンドやすりは本当にダイヤモンドなのか?」「味噌は凍らない?って本当?」「納豆を宇宙へ持っていくとどうなるか?」などの気になる疑問を検証する実験動画などが公開中です。
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