「あなたのためだから」から15年 『らき☆すた』20周年オケコン、美水かがみ描き下ろしのイラストが華を添える（1/2 ページ）

約15年ぶりの音楽イベントは「え？　それやるの？　みたいなことが演目にあります」とのこと。

[西尾泰三，ねとらぼ]

　20周年を迎える『らき☆すた』初のフィルムコンサート「『らき☆すた』オーケストラコンサート 〜20周年だよ、全員再集合！〜」に向け、原作者・美水かがみさんが描き下ろしたイラストが全キャラ公開されました。

先行公開されていた「こなた」に続き、「かがみ」「つかさ」「みゆき」もフルカラーで公開。オケコンっぽくない楽器がかわいい

約15年ぶりの音楽イベント　「え？　それやるの？　みたいなことが演目にあります」

　同オケコンは、作品の聖地・鷲宮地区も位置する埼玉県久喜市の久喜総合文化会館で2024年2月4日に開催。昼と夜の2部公演となっていて、司会は小神あきら役の今野宏美さんと、白石みのる役の白石稔さん。ゲストとして「もってけ！セーラーふく」などを手掛けた作曲家・神前暁さんも登壇します。美水さん描き下ろしイラストを用いたチケット特典や物販グッズの情報も公開されています。

　『らき☆すた』の音楽イベントが行われるのは、2009年のライブイベント「らき☆すた in 武道館 あなたのためだから」以来約15年ぶり。「あなたのためだから」では、2007年に放映されたテレビアニメのキャストがほぼ全員登壇し、それぞれのキャラクターソングを紅組と白組に分かれ紅白歌合戦形式で競い合いました。

　『らき☆すた』の音楽プロデューサーを務めた斎藤滋さんもコメントを寄せていて、今回のオケコンでは劇伴（サントラ）がたくさん演奏されるとのこと。斎藤さんいわく「『らき☆すた』は悪ノリすべき」作品だとして、「え？　それやるの？　みたいなことが演目にあります」「大人の悪ふざけを楽しみにしていただけたら幸いです」としています。