オバマ元米大統領が選ぶ「今年のお気に入り映画」、海外で高評価の“日本映画”が13本中にチョイスされる栄誉(1/2 ページ)
カンヌでも脚本賞に。
バラク・オバマ米元大統領が12月28日、毎年恒例で発表する「今年のお気に入り映画」をSNSで発表。栄誉ある「2023年のお気に入り映画」に選ばれた13作品の中には、海外で賞に輝いた日本人監督の作品も入っています。
13本を選出したオバマ元大統領
オバマ元米大統領は「今年初め、脚本家と俳優たちはよりよい労働環境と保護とを主張するためストライキを行った。これは、業界を改善するための重要な変化につながった」とハリウッドを騒然とさせたストライキに言及し、これは映画業界にとって良い影響をもたらしたとしました。
そして、自身と妻のミシェルが設立した制作会社「ハイヤー・グラウンド」の作品から、「ラスティン : ワシントンの『あの日』を作った男」「終わらない週末」「アメリカン・シンフォニー」をまず選出。
3作品に続けて、2023年のカンヌ国際映画祭でパルムドールを受賞したジュスティーヌ・トリエ監督の「落下の解剖学」、ベン・アフレック監督/製作&マット・デイモン主演&製作という組み合わせが話題となった「AIR/エア」、クリストファー・ノーラン監督の「オッペンハイマー」、コード・ジェファーソン監督の「アメリカン・フィクション」、セリーヌ・ソン監督の「パスト ライブス/再会」、ニダ・マンズール監督の「Polite Society(原題)」、アレクサンダー・ペイン監督の「The Holdovers(原題)」、マット・ジョンソン監督「ブラックベリー」、サンダンス映画祭でグランプリに輝いたA・V・ロックウェル監督の「A Thousand and One(原題)」を次々に紹介。
栄えある作品たちに並んで是枝裕和監督の「怪物」を挙げた他、見たばかりだというブリッツ・バザウレ監督の「カラーパープル」も追加していました。
日本映画で選出された「怪物」とは
日本国内で6月公開となった「怪物」は、安藤サクラさん演じるシングルマザーが、11歳の息子が学校でいじめを受けているのではないかと疑うことからはじまる物語。ひとつの出来事を複数の登場人物の視点から描く構成で、視点となる人物の立場や心情によってミステリー、ホラー、ヒューマンドラマなど次々に印象が変わっていく作品です。
是枝監督は「万引き家族」で2018年のカンヌ国際映画祭パルムドールを受賞しており、2023年の同映画祭では脚本賞を受賞。さらに主要部門とは別に発表される独立賞のひとつでLGBTやクィアを扱った作品に与えられる「クィア・パルム賞」も日本映画として初めて受賞しました。
オバマ米元大統領が発表したリストへは、「親愛なる元大統領、『バービー』はどこですか?」「『バービー』は? 『バービー』はどうなんですか?」「『バービー』が入っていないのでがっかりしてしまった……」と今年大ヒットしたはずの「バービー」が入っていないことに驚き思わずコメントする人も。
その他、各々のお気に入り映画をコメントしたり、このリストには同意できないとした理由などを述べるなど、今年も映画好きを楽しませる内容となりました。
オバマ元大統領が選出した他の12作品
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