石川出身ハロプロメンバーが被災時の状況公表「数分の行動でこんなにも違う結果に」 それでもステージに立つ18歳に激励続々(1/2 ページ)
「私が今出来ることはやっぱり明日ステージに立って前へ進む事」
ハロー!プロジェクトのアイドルグループ「OCHA NORMA」の中山夏月姫さんが1月2日にブログを更新。石川県加賀市出身の中山さんは1日の能登半島地震発生時に帰省していたとして、被災時の詳細な状況から翌3日からのコンサート出演を決めるまでの心境を明かしています。
加賀温泉郷観光大使として地元の魅力を発信してきました
中山さんに関しては1日の段階で、グループ公式X(Twitter)を通じて本人と連絡が取れていること、家族も含め無事であることが公表。本人があとから更新したブログによると、前日2023年12月31日のコンサートを終えたあとに帰省していて、地震発生時は「石川と富山の県境辺り」のショッピングモールの駐車場にいたそうです。
「お買い物が終わってお店をでた瞬間大きな地震が来たんです」「車たちがありえないほどに揺れた」「除雪車ですら大きな音をたてて揺れて」「地面も波打つように揺れていて」と当時の状況を緊迫感が伝わる言葉でつづった中山さん。「立っているのもちょっときつい感じでもちろん目がまわりました」としつつ、直前までいた店内では天井が崩れるといった被害があったことを明かし「本当に数分の行動でこんなにも違う結果になるんだなと実感しました」と振り返っています。
幸い本人と家族は同日中に加賀市の自宅へ戻れたとしながら「加賀市も結構揺れたり本当に気が抜けない状態が続いていました」「夜中も揺れて目が覚めて…の繰り返しでした」と不安な一夜を過ごしたそうで、自身や家族の知人の中には地震、そして火災の被害を受けた人も多かったとのことです。
「本当に心が痛いしか言葉が出ない」と胸の内を吐露しつつも、その上で「出来ることなら今すぐ駆けつけて支援物資を持っていったりしたいけど今は道が通行止めで能登の方へは行けません」「私が今出来ることはやっぱり明日ステージに立って前へ進む事だとおもって明日ステージに立たせて頂くことにしました」と出演を決めたとしています。
ファンからも「無理しないで」との言葉が寄せられ、スタッフも本人の気持ちを優先するとの配慮がある中、家族とも話しあった結果だとして「私の気持ちを理解して頂けると幸いです」と強調。家族と離れる不安を率直に伝えつつも「沢山の方に心配をかけちゃったから笑顔で元気な姿をお見せするのが1番いい手段なのかなと思いました」とし、「明日は一緒に楽しみましょう」の言葉でブログを締めくくっています。
現在18歳の中山さんは、「OCHA NORMA」のメンバーとして2022年にメジャーデビュー。翌年に加賀温泉郷観光大使に就任して以来、地元の魅力や情報を折に触れて伝えており、1日の地震発生直後からファンからは心配の声がSNSに投稿されていました。
ブログには中山さんへの激励コメントが殺到。その他にも「とても立派です。私も夏月姫さんを見習ってできることを探そうと改めて思いました」「同じ石川県出身として、なつめちゃんの強い心が自分の気持ちにも響きました!」「私もなつめちゃんのブログを読んで、今できることはなんだろうと考えた結果、寄附しました」と中山さんのブログをきっかけにアクションを起こしたとの声も数多く寄せられています。
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その発想はなかった。
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