後藤祐樹、ボランティアで地震の被災地へドライブ “現地が大渋滞”の指摘受け「慎重に活動している者もいます」(1/2 ページ)

すぐに現地に救援物資を届けた後藤さん。

» 2024年01月04日 17時30分 公開
[川上酒乃ねとらぼ]

 タレントで千葉県八街市の市議会議員でもある後藤祐樹さんが1月4日にX(Twitter)を更新。令和6年能登半島地震の被災地へ企業と協力して自ら救援物資を届けに行った件について、現地に住む一部ユーザーから寄せられた指摘に反応しました。

後藤祐樹 被災地を訪れた後藤祐樹さん(画像は後藤祐樹Instagramから)

石川県目指してトラックを走らせた後藤さん

 石川県能登半島を中心に最大震度7の地震が1日に発生。後藤さんはこれまでも震災や台風の被災地に救援物資を届けたり義援金を送ったりするなどの救援活動を続けており、震災直後から反応していました。

 2日には全国のボランティア活動団体に連絡して現地入りするため、タイミングを見計らっているとコメント。3日には集めた支援物資をトラックに乗せ、石川県七尾市に向かったと報告していました。

 後藤さんは、同日の昼過ぎに現地へ到着。一般道は通行止めになっている場所が多く、七尾市から30キロほど北上すると携帯電話が圏外になっていることや、ガソリンスタンドに並ぶ列が渋滞していること、給油制限がかかっていることなど現地の状況を報告しています。

 また、救援物資として食料や生活必需品の他、ドッグフードやキャットフード、ペットシーツなども届けたと伝え、ペットについてはレスキュー団体や預かってくれる団体とつなげることができるため、自身に直接DMを送ってほしいと呼びかけていました。

呼びかけに批判の声も

 この間、現地を中心に活動しているサービス関連のX(Twitter)アカウントが「押し寄せる一般車が緊急車両の移動に多大な支障をきたしています。一人でも多くの生命が助かるか否かの瀬戸際の際が今。石川に来ていただくのはもう少し後からでお願いします」と後藤さんにリプライ。

 また、同アカウントは「災害直後に一般車両が現地に乗り入れることは『本来助かるはずだった方の生命をみすみす失わせる行為』です。渋滞がなければ緊急車両はもっと早く現場に到着できていた。助かった命もあった」「渋滞の原因は救援物資を乗せ各方面から押し寄せる一般車です」とボランティアに訪れた一般車両が渋滞を引き起こしていると伝え、9.9万の「いいね」を集めることとなりました。

石川県知事「企業・団体からの“まとまった規模のもの”のみを受け付ける」

 この投稿を受け、後藤さんは事前に支援物資を募集していた施設に今回届けたことや、迷惑にならないよう警察や役所にあらかじめ連絡してから現地を訪れたことなどを説明。

 現地で渋滞の原因となっているのはガソリンスタンドでの給油待ちの車両が多数で、自身のトラックは石川県に入る前に満タンにしていたといい、「妨げにならないように慎重に活動している者もいます」とも。

後藤祐樹被災地 後藤さんが投稿した被災地の様子(画像は後藤祐樹Instagramから)

 また、今後現地でボランティア活動をしたいと考えている人に向けては「現地の物資がどれほど足りているのかをしっかりお調べいただきたいです」とし、「現場の現状やお声を確かめることは100%できていないと考えてます。その上でしっかりとした早期調査が必要だと思います」と自らの考えを主張していました。

 なお、石川県の馳浩知事は同日、災害義援物資について方針をコメント。企業・団体からの“まとまった規模のもの”のみを受け付けるとし、個人からの提供については「仕分け等の手間」を考慮し、「義援金等についてご検討いただければ幸いです」と代替の支援方法を提示しています。

 また、企業・団体に向けても交通渋滞などによる救命活動などの妨げになるとして、現地への直接搬入は行わないよう通告しています(関連記事)。

       1|2 次のページへ

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

昨日の総合アクセスTOP10
  1. /nl/articles/2412/20/news096.jpg 新1000円札を300枚両替→よく見たら…… 激レアな“不良品”に驚がく 「初めて見た」「こんなのあるんだ」
  2. /nl/articles/2412/20/news034.jpg 「博物館行きでもおかしくない」 ハードオフ店舗に入荷した“33万円商品”に思わず仰天 「これは凄い!!」
  3. /nl/articles/2412/18/news015.jpg 家の壁に“ポケモン”を描きはじめて、半年後…… ついに完成した“愛あふれる作品”に「最高」と反響
  4. /nl/articles/2412/20/news050.jpg 「マジかーーー!」 新札の番号が「000001」だった…… レア千円を入手した人が幸運すぎると話題 「555555」の人も現る「御利益ありそう」「これは相当幸運」
  5. /nl/articles/2412/20/news148.jpg 浅田真央、男性と“デート” 驚きの場所に「気づいた人いるかな?」
  6. /nl/articles/2412/20/news016.jpg 身内にも頼れず苦労ばかりの“金髪ギャルカップル”→10年後…… まさかまさかの“現在”に「素敵」「美男美女でみとれた」
  7. /nl/articles/2412/18/news144.jpg 海岸で大量に拾った“石ころ”→磨いたら…… 目を疑う大変貌に「すごい発見!」「石って本当にすてき」【カナダ】
  8. /nl/articles/2412/18/news047.jpg トイレットペーパーの芯を毛糸でぐるっと埋めていくと…… 冬に大活躍しそうなアイテムが完成「編んでるのかと思いきや」【海外】
  9. /nl/articles/2412/15/news077.jpg 生後1カ月の保護子猫、後頭部を見るとあのアルファベットが……→9カ月の現在にびっくり 「プレミアム猫」「本当にPですね」
  10. /nl/articles/2412/19/news190.jpg 辻希美、17歳長女・希空に「ダサすぎるって」とツッコんだ格好 
先週の総合アクセスTOP10
  1. ザリガニが約3000匹いた池の水を、全部抜いてみたら…… 思わず腰が抜ける興味深い結果に「本当にすごい」「見ていて爽快」
  2. ズカズカ家に入ってきたぼっちの子猫→妙になれなれしいので、風呂に入れてみると…… 思わず腰を抜かす事態に「たまらんw」「この子は賢い」
  3. フォークに“毛糸”を巻き付けていくと…… 冬にピッタリなアイテムが完成 「とってもかわいい!」と200万再生【海外】
  4. 鮮魚スーパーで特価品になっていたイセエビを連れ帰り、水槽に入れたら…… 想定外の結果と2日後の光景に「泣けます」「おもしろすぎ」
  5. 「申し訳なく思っております」 ミスド「個体差ディグダ」が空前の大ヒットも…… 運営が“謝罪”した理由
  6. 「タダでもいいレベル」 ハードオフで1100円で売られていた“まさかのジャンク品”→修理すると…… 執念の復活劇に「すごすぎる」
  7. 母親から届いた「もち」の仕送り方法が秀逸 まさかの梱包アイデアに「この発想は無かった」と称賛 投稿者にその後を聞いた
  8. ある日、猫一家が「あの〜」とわが家にやって来て…… 人生が大きく変わる衝撃の出会い→心あたたまる急展開に「声出た笑」「こりゃたまんない」
  9. 友人のため、職人が本気を出すと…… 廃材で作ったとは思えない“見事な完成品”に「本当に美しい」「言葉が出ません」【英】
  10. セレーナ・ゴメス、婚約発表 左手薬指に大きなダイヤの指輪 恋人との2ショットで「2人ともおめでとう!」「泣いている」
先月の総合アクセスTOP10
  1. 「何言ったんだ」 大谷翔平が妻から受けた“まさかの仕打ち”に「世界中で真美子さんだけ」「可愛すぎて草」
  2. 「絶句」 ユニクロ新作バッグに“色移り”の報告続出…… 運営が謝罪、即販売停止に 「とてもショック」
  3. 「飼いきれなくなったからタダで持ってきなよ」と言われ飼育放棄された超大型犬を保護→ 1年後の今は…… 飼い主に聞いた
  4. アレン様、バラエティー番組「相席食堂」制作サイドからのメールに苦言 「偉そうな口調で外して等と連絡してきて、」「二度とオファーしてこないで下さぃませ」
  5. 「明らかに……」 大谷翔平の妻・真美子さんの“手腕”を米メディアが称賛 「大谷は野球に専念すべき」
  6. 「やはり……」 MVP受賞の大谷翔平、会見中の“仕草”に心配の声も 「真美子さんの視線」「動かしてない」
  7. ドクダミを手で抜かず、ハサミで切ると…… 目からウロコの検証結果が435万再生「凄い事が起こった」「逆効果だったとは」
  8. 「母はパリコレモデルで妹は……」 “日本一のイケメン高校生”グランプリ獲得者の「家族がすごすぎる」と驚がくの声
  9. 「ごめん母さん。塩20キロ届く」LINEで謝罪 → お母さんからの返信が「最高」「まじで好きw」と話題に
  10. 「真美子さんさすが」 大谷翔平夫妻がバスケ挑戦→元選手妻の“華麗な腕前”が話題 「尊すぎて鼻血」