西原理恵子、家族の“飛び降り”巡る報道を非難「重要な部分を省いてしまって」 “事実の歪曲”に「娘はひどく怯えています」(1/2 ページ)

「どうぞ静かにお見守りくださいますよう」

» 2024年02月06日 23時45分 公開
[斉藤賢弘ねとらぼ]

 漫画家の西原理恵子さんが2月6日にX(Twitter)を更新。この日報道された娘・鴨志田ひよさんを巡る一部週刊誌の報道を「事実を歪曲した」と厳しく指摘しています。

息子の健之介と妻の凛がカナダから帰国したことを報告した北斗晶 報道を否定した西原理恵子さん(画像は過去記事から)

西原さんの“虐待”を報じる記事が発端に

 一部の写真週刊誌は同日、鴨志田さん一家に関係するネット記事を掲載。鴨志田さんが2023年夏にX(Twitter)で、「7月29日にアパートから飛び降りして骨盤折りました」と投稿(現在は削除済み)した件を取り上げ、西原家と関わりが深いとされる作家の証言を通じて、西原さんが娘に“虐待”を働いていたとしていました。

 作家は当該雑誌に対し、「取材に、当のひよちゃんまで言を翻して私との関係や出来事を否定しているのは、西原さんに指示されたのでしょうか」とコメント。また、記事タイトルも「娘を“飛び降り”させた暴言虐待の9年間」とされており、鴨志田さんの飛び降り理由が“家族関係”にあると示唆する文言を含んでいました。

当事者の娘が報道を否定する事態

 しかし、鴨志田さんは同日に更新したX(Twitter)で、「飛び降りた理由家族とかそういうんじゃない」「私が書かれて嫌だったって伝えてたのにまた勝手に書くんだね、何も分かってないね」と相手側の報道姿勢を非難。

 雑誌批判に加えて、「お礼は払うので明日取材させてくれないかと言うDMがきましたが、私は関わりたくなかったので返信しませんでした」「私の友人にもお金を払うから話を聞かせてくれないかと連絡しており、私を心配しているとは思えない行動だと思います」ともつづり、取材をそもそも受けていないと主張していました(関連記事)。

西原さん、記事は「事実を歪曲したもの」

 鴨志田さんの投稿後、西原さんも続けてX(Twitter)を更新。当該雑誌に掲載されている自身に関する記事を「事実を歪曲したものです」と切って捨て、本件の詳しい経緯を説明。

 西原さんによると、2023年9月に当該雑誌の質問状を受け取った際、担当弁護士は相手側に対し、鴨志田さんが面会に応じるとしているため、必要であれば自身まで連絡するようにと返信したとのこと。しかし、「(当該雑誌は)敢えて娘への対面取材を行いませんでした」「今回の記事も娘への対面取材のないまま掲載しています」と訴えているように、鴨志田さんの肉声を得ずじまいで終わったもようです。

 なお相手側からの連絡がなかなか来なかったため、弁護士は当該雑誌に代わって鴨志田さんへ事情聴取した内容を案内。

 その際に、鴨志田さんがすでに一般人であること、自身のことを記事にすることを止めてほしいと強く願っていること、また今回送付された質問状の内容自体を“事実でない”と否定していることから「ひよ様は当職に事実関係を説明し、当職が代理人として貴社に報告してもらえればそれで足り、そもそも記事にして欲しくないので取材を受ける気はないとのことです」という最終回答も併せて送ったとのことです。

 今回掲載されたネット記事では、西原さんが鴨志田さんへ暴言を吐いたとした点、西原さんが鴨志田さんへ作家との関係を断つように迫ったとした点を事実ではないと否定した弁護士の言葉を掲載。

 ところが西原さんは、「当時の回答書のうちこれらの重要な部分を、今回の記事では省いてしまっています」「突然の記事の掲載で娘はひどく怯えています」とコメント。誤った内容に基づいたとされる質問状への回答のみ掲載し、先に求めた約束が守られなかったことを非難し、自分たち家族を「どうぞ静かにお見守りくださいますよう」と懇願していました。

       1|2 次のページへ

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

昨日の総合アクセスTOP10
  1. /nl/articles/2501/31/news019.jpg “部屋が汚すぎて”彼氏に振られた女性→1人孤独に片付けを続け、600日後…… まさかの光景に「感動しました」
  2. /nl/articles/2501/29/news009.jpg 高校生のときに出会った“同級生カップル”→「親に頼らん!」と必死に貯金して…… 19年後、現在の姿に反響
  3. /nl/articles/2502/01/news088.jpg 「痩せた」 大谷翔平、“最新ショット”に驚きの声 “寝ぐせ”にツッコミも……「うわ凄い絞ってる」
  4. /nl/articles/2501/28/news188.jpg 「やられたな」 ベトナムで「FUJITSU」だと思って購入した家電→“衝撃の正体”に思わず戦慄
  5. /nl/articles/2502/01/news039.jpg 生え際後退で老けて見える25歳男性、プロが大胆カットしたら…… 「不可能を可能にした」「35歳から15歳に」大変身が740万再生【海外】
  6. /nl/articles/2501/30/news026.jpg 普通の折り紙1枚を、パタパタ折っていくと…… プレゼントにぴったりな美しいアイテム完成に「すげぇつくりたい」「かわいい」
  7. /nl/articles/2501/31/news041.jpg 水道検針員から直筆の手紙、確認すると…… メーターボックスで起きた珍事が300万再生→大反響から1年たった“現在の様子”を聞いた
  8. /nl/articles/2502/01/news008.jpg 【ハギレ活用】「もう最高……」 着物のハギレをリメイク→わずか30分で“すてきなアイテム”が完成! 「私にもできそう」
  9. /nl/articles/2502/01/news047.jpg 【編み物】彼氏のために、緑と黄緑の毛糸を正方形に編んでつなげると…… 圧巻のおしゃれな大作完成に「息をのむほどすばらしいよ」
  10. /nl/articles/2501/31/news215.jpg 「こういうの大好き」 ユニクロ“3990円パジャマ”が発売前から話題騒然 「最高」「シンプルで良い」
先週の総合アクセスTOP10
  1. 風呂に入ろうとしたら…… 子どもから“超高難易度ミッション”が課されていた父に笑いと同情 「父さんはどのようにしてこのお風呂に入るのか」
  2. DIYで室温が約10℃変わった「トイレの寒さ対策」が310万再生 コスパ最強のアイデアへ「天才!」「これすごくいい」
  3. 岡田紗佳、生配信での発言を謝罪 「とても不快」「暴言だと思う」「残念すぎ」と物議
  4. スーパーで買った半玉キャベツの芯を植え、5カ月育てたら…… 農家も驚く想像以上の結末が1300万再生「凄い」「感動した」
  5. 東京藝大卒業生が油性マジックでサンタを描いたら? 10分で完成したとんでもない力作に「脱帽です」「本当にすごい人」
  6. 定年退職の日、妻に感謝のライン → 返ってきた“言葉”が約200万表示 大反響から7カ月たった“現在の生活”を聞いた
  7. 【ヤフオク】“3万円”で購入した100枚の着物帯 →現役着付師が開封すると…… “まさかの中身”に驚き
  8. 「立体的に円柱を描きなさい」→中1の“斜め上の解答”に反響「この発想は天才」「先生の優しさも感じます」 投稿者に話を聞いた
  9. 「すんごい笑った」 “干支を覚えにくい原因”を視覚化したイラストが勢いありすぎで1700万表示の人気 「確かにリズム全然違う!」
  10. 母親から届いた「もち」の仕送り方法が秀逸 まさかの梱包アイデアに「この発想は無かった」と称賛 投稿者にその後を聞いた
先月の総合アクセスTOP10
  1. ドブで捕獲したザリガニを“清らかな天然水”で2週間育てたら…… 「こりゃすごい」興味深い結末が195万再生「初めて見た」
  2. 「配慮が足りない」 映画の入場特典で「おみくじ」配布→“大凶”も…… 指摘受け配給元謝罪「深くお詫び」
  3. 母「昔は何十人もの男性の誘いを断った」→娘は疑っていたが…… 当時の“モテ必至の姿”が1170万再生「なんてこった!」【海外】
  4. 風呂に入ろうとしたら…… 子どもから“超高難易度ミッション”が課されていた父に笑いと同情 「父さんはどのようにしてこのお風呂に入るのか」
  5. 母親から届いた「もち」の仕送り方法が秀逸 まさかの梱包アイデアに「この発想は無かった」と称賛 投稿者にその後を聞いた
  6. 市役所で手続き中、急に笑い出した職員→何かと思って横を見たら…… 衝撃の光景が340万表示 飼い主にその後を聞いた
  7. 「ごめん母さん。塩20キロ届く」LINEで謝罪 → お母さんからの返信が「最高」「まじで好きw」と話題に
  8. DIYで室温が約10℃変わった「トイレの寒さ対策」が310万再生 コスパ最強のアイデアへ「天才!」「これすごくいい」
  9. 「こんなおばあちゃん憧れ」 80代女性が1週間分の晩ご飯を作り置き “まねしたくなるレシピ”に感嘆「同じものを繰り返していたので助かる」
  10. 岡田紗佳、生配信での発言を謝罪 「とても不快」「暴言だと思う」「残念すぎ」と物議