西原理恵子、家族の“飛び降り”巡る報道を非難「重要な部分を省いてしまって」 “事実の歪曲”に「娘はひどく怯えています」(1/2 ページ)
「どうぞ静かにお見守りくださいますよう」
漫画家の西原理恵子さんが2月6日にX(Twitter)を更新。この日報道された娘・鴨志田ひよさんを巡る一部週刊誌の報道を「事実を歪曲した」と厳しく指摘しています。
西原さんの“虐待”を報じる記事が発端に
一部の写真週刊誌は同日、鴨志田さん一家に関係するネット記事を掲載。鴨志田さんが2023年夏にX(Twitter)で、「7月29日にアパートから飛び降りして骨盤折りました」と投稿(現在は削除済み)した件を取り上げ、西原家と関わりが深いとされる作家の証言を通じて、西原さんが娘に“虐待”を働いていたとしていました。
作家は当該雑誌に対し、「取材に、当のひよちゃんまで言を翻して私との関係や出来事を否定しているのは、西原さんに指示されたのでしょうか」とコメント。また、記事タイトルも「娘を“飛び降り”させた暴言虐待の9年間」とされており、鴨志田さんの飛び降り理由が“家族関係”にあると示唆する文言を含んでいました。
当事者の娘が報道を否定する事態
しかし、鴨志田さんは同日に更新したX(Twitter)で、「飛び降りた理由家族とかそういうんじゃない」「私が書かれて嫌だったって伝えてたのにまた勝手に書くんだね、何も分かってないね」と相手側の報道姿勢を非難。
雑誌批判に加えて、「お礼は払うので明日取材させてくれないかと言うDMがきましたが、私は関わりたくなかったので返信しませんでした」「私の友人にもお金を払うから話を聞かせてくれないかと連絡しており、私を心配しているとは思えない行動だと思います」ともつづり、取材をそもそも受けていないと主張していました(関連記事)。
西原さん、記事は「事実を歪曲したもの」
鴨志田さんの投稿後、西原さんも続けてX(Twitter)を更新。当該雑誌に掲載されている自身に関する記事を「事実を歪曲したものです」と切って捨て、本件の詳しい経緯を説明。
西原さんによると、2023年9月に当該雑誌の質問状を受け取った際、担当弁護士は相手側に対し、鴨志田さんが面会に応じるとしているため、必要であれば自身まで連絡するようにと返信したとのこと。しかし、「(当該雑誌は)敢えて娘への対面取材を行いませんでした」「今回の記事も娘への対面取材のないまま掲載しています」と訴えているように、鴨志田さんの肉声を得ずじまいで終わったもようです。
なお相手側からの連絡がなかなか来なかったため、弁護士は当該雑誌に代わって鴨志田さんへ事情聴取した内容を案内。
その際に、鴨志田さんがすでに一般人であること、自身のことを記事にすることを止めてほしいと強く願っていること、また今回送付された質問状の内容自体を“事実でない”と否定していることから「ひよ様は当職に事実関係を説明し、当職が代理人として貴社に報告してもらえればそれで足り、そもそも記事にして欲しくないので取材を受ける気はないとのことです」という最終回答も併せて送ったとのことです。
今回掲載されたネット記事では、西原さんが鴨志田さんへ暴言を吐いたとした点、西原さんが鴨志田さんへ作家との関係を断つように迫ったとした点を事実ではないと否定した弁護士の言葉を掲載。
ところが西原さんは、「当時の回答書のうちこれらの重要な部分を、今回の記事では省いてしまっています」「突然の記事の掲載で娘はひどく怯えています」とコメント。誤った内容に基づいたとされる質問状への回答のみ掲載し、先に求めた約束が守られなかったことを非難し、自分たち家族を「どうぞ静かにお見守りくださいますよう」と懇願していました。
お悩みを抱える人の相談窓口
いのちの電話 0120-783-556(ナビダイヤル) 0120-783-556(フリーダイヤル・無料)
こころの健康相談統一ダイヤル 0570-064-556
#いのちSOS(特定非営利活動法人 自殺対策支援センターライフリンク) 0120-061-338
よりそいホットライン(一般社団法人 社会的包摂サポートセンター) 0120-279-338
チャイルドライン(特定非営利活動法人(NPO法人) チャイルドライン支援センター)0120-99-7777
子供(こども)のSOSの相談窓口(そうだんまどぐち)(文部科学省) 0120-0-78310
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