「有料級の情報」「反省しました」 コンテスト大賞ガーデナーが教える“庭をオシャレに見せる5つの簡単テク”に反響続々(1/2 ページ)
「お洒落って組み合わせに使う言葉」って名言だと思います。
さまざまなガーデニングコンテストで大賞を受賞しているガーデナーが、初心者向けの「お庭をおしゃれにするガーデニングのコツ」をYouTubeで公開しています。動画は記事執筆時点で9万6000再生を超え、「とても納得」「初心者の失敗、まさに私でした」と反響が寄せられています。
投稿したのはYouTubeチャンネル「かべちょろGardenClass」。NHK「趣味の園芸」の講師経験もあるかべちょろさんが、あねちょろさんとともにさまざまな園芸情報を発信しています。
今回のテーマは「お庭をおしゃれにするガーデニング5つのコツ」。かべちょろさんが先生役、あねちょろさんが生徒役の授業形式で進行します。
テイストをそろえよう
1つ目のコツは「テイストをそろえよう」。庭を構成するアイテムにはれんがやタイル、フェンスなどさまざまなものがあります。1つ1つのアイテムはステキでも、組み合わせを間違えると残念なことに。アンティークなゲートには凹凸のある石やれんが、近代的なゲートにはタイルやモダンな床材が似合うことを解説していきます。
中でも筆者がポイントに感じたアドバイスは「おしゃれっていう言葉は物単体に使う言葉っていうよりも、組み合わせに使う言葉じゃないかと思うんだ」というもの。これはガーデニングだけではなく、室内のインテリアやファッションにも共通する考え方かもしれませんね。
使う色を絞ろう
2つ目のコツは「使う色を絞ろう」。例えばパンジーを植える場合、何も考えずに赤・青・黄といろいろな花を選ぶよりは、「青と白の清らかなイメージの魅力を狙おう」と色を絞って統一していくだけでグっとおしゃれに見えるといいます。
色選びは花だけでなく、フェンスやデッキ、庭の構造物も色を絞った方がおしゃれに見えるとのこと。建物や空、緑の借景なども含めて考えるといいようです。
落葉樹を植えよう
3つ目のコツは「落葉樹を植えよう」。初心者の人は木を選ぶというと常緑樹を選びがちですが、幹や枝などの見た目の良い木は落葉樹に多いそうです。
「木を植えると後悔する」と話す人もいるようですが、大きくなる木を選ばない、時々剪定をする(自分でやっても、植木屋さんを呼んでも)などを心掛ければ、緑のある生活を楽しめるといいます。
美しくないものは隠すか変えよう
4つ目のコツは「美しくないものは隠すか変えよう」。自分の考える庭づくりに不調和なホースリール、物置、室外機などは植物で隠したり色を合わせたりして悪目立ちしないようにするといい空間ができるそうです。
このとき取り上げた例は水道のメーターを隠す青いフタ。水道局に確認した後、ドイツ製の塗料を塗り、すてきな空間が出来ました。
たくさんの花よりも管理の楽な植物を選ぼう
5つ目のコツは「たくさんの花よりも管理の楽な植物を選ぼう」。初めてのガーデニングというとかわいい花をたくさん植えたくなるけれど、花は手入れが大変で時間がとれなくなることもあるとのこと。
面積に対しての緑のボリュームがおしゃれに見えるポイントなので、安定して緑でいてくれる手間のかからない植物を植えることをすすめており、以前には管理の楽な植物60品種を紹介しています。
まとめの際に取り上げたのはホームセンターの利用法。庭作りに欠かせない場所としてホームセンターがありますが、そこで売っている装飾系のアイテムをそのまま使うのではなく、素材としてアレンジしていくといいそうです。
コメント欄には「初心者向けのアドバイスとても分かりやすかったです」「今日の動画は、あー反省 となりました」「有料級の情報、いつもありがとうございます」といった声が寄せられています。
かべちょろさんはYouTubeの他、X(Twitter)(@kabechorogarden)やInstagram(@kabechorogardenclass)でも情報を発信中。別の日のYouTube投稿では、お庭計画3つのコツ、管理が楽な60品種、中級者編5つのコツなどを発信しています。
画像提供:YouTubeチャンネル「かべちょろGardenClass」
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