エースコックの「よこすか海軍カレー焼そば」を食べてみたら…… “香味油”と“スパイス”がカレー好きにはたまらないおいしさ【実食レポ】(1/3 ページ)

ラーメンに続き、焼そばも実食です。

» 2024年05月25日 11時15分 公開
[しげるねとらぼ]
エースコックの海軍カレーシリーズ、今回は焼そばです

 エースコックから発売された、「よこすか海軍カレー焼そば」。海軍カレーの名店「魚藍亭」監修のもと、明治41年に発行された海軍のレシピをアレンジしたカップ焼そばです。

カップの側面には海軍カレーの由来が

 前回レビューしたカレーラーメンと同時に発売された「よこすか海軍カレー焼そば」。こちらもカレーラーメン同様、「海軍割烹術参考書」に掲載されたカレーライスの作り方に準じた味わいを再現したカップ麺です。これまたカレーラーメン同様、横須賀で海軍カレーを出した初期の店である「魚藍亭」が監修しており、カレーの原点とも言われる味を手軽に楽しめるといいます。

 個人的には、長年エースコックのカップ焼きそばにはお世話になっておりました。というのも、「スーパーカップ 大盛りいか焼そば」が好きだったんですよね。数あるカップ焼きそばの中でも一番おいしいのではないか……と思っていたんですが、残念ながら2019年に終売に。その後ちょろっと復活したりもしたんですが、やっぱりすぐ消えてしまい、現在ではエースコックのカップ焼きそばのレギュラー商品は「スーパーカップ 新・いか天ふりかけ焼そば」のみ。これも悪くないんですが、なんだか量が心もとないし、かといってカップ焼きそばを一気に2個も食べるようなヤンチャはやめた方がいいだろうし、何よりやっぱりイカが入っていない……! 復活しませんかね、大盛りいか焼そば。

カップの中には麺のほかに小袋が3個。ほぐし油とシーズニングという、ちょっと珍しい構成です
麺は太くも細くもないもの。麺自体にも多少味付けがされているそうです
かやくを開けてお湯を注ぎ、3分待ちます

 そんなエースコックのカップ焼そばなので、いやが上にも期待は高まります。開けてみると、かやくと「麺ほぐし香味油」、そして「仕上げシーズニング」の3つの小袋が。

3分たったらお湯を切り、香味油をかけ、麺をよ〜く混ぜます
続いてシーズニングで味付け。一気にカレーの香りが漂います。こちらもよ〜く混ぜましょう
混ざったら完成! 見た目はちょっと塩焼きそばっぽい

 お湯を注いで3分たったらお湯を切り、香味油をかけて麺を混ぜてから、シーズニングをかけてさらに混ぜて完成! ……という流れなんですが、注意点としては最初にしっかり香味油を混ぜておかないと、シーズニングの粉末によって麺がダンゴ状にまとまってしまい、なかなかうまく全体に味が回らなくなることです。最初のかきまぜが足りなかったのか、今回も麺が一塊になりかけましたが、途中でかなり頑張って混ぜたところ、なんとかキレイにゴールできました。

いざ、実食!

油をまとった麺の表面の照りがたまりませんね……!

 一口食べてみると、香味油をまとったオイリーな麺とスパイスの組み合わせがビシッとキマって、けっこうガツンとくる味わい。カレーラーメンの方は「オーソドックスな、昔ながらの懐かしのカレー」みたいな雰囲気でしたが、脂っ気があってスパイスの粒感が直に感じられるからか、こちらのほうがジャンクな食べ物という感じがします。

 具はカレーラーメンと同じく、ポテトと鶏そぼろ、ニンジンと玉ねぎという組み合わせ。ザ・純日本式カレーと入った組み合わせです。やっぱりポテトがホクホクしていて、こっちでも感心。あと、カレーに隠れがちですが鶏そぼろの味付けが意外にパンチの効いた方向性で、驚かされるものがありました。

 ということで、実際に食べてみるとカレーラーメンよりヤンチャでジャンクな雰囲気のカップ麺となっており、同じ海軍カレーでも方向性に結構違いがあるな……と感心した次第。麺の量はお湯を入れる前で60gと、カップ焼きそばとしてはミニサイズなので、さほど食べた後の罪悪感がないのもポイントです。カレー好きなら、同時発売のカレーラーメンと合わせて、両方制覇するのがオススメです!

       1|2|3 次のページへ

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

昨日の総合アクセスTOP10
  1. /nl/articles/2411/21/news027.jpg 大きくなったらかっこいいシェパードになると思っていたら…… 予想を上回るビフォーアフターに大反響!→さらに1年半後の今は? 飼い主に聞いた
  2. /nl/articles/2411/20/news049.jpg 高校生の時に出会った2人→つらい闘病生活を経て、10年後…… 山あり谷ありを乗り越えた“現在の姿”が話題
  3. /nl/articles/2411/20/news222.jpg ディズニーシーのお菓子が「異様に美味しい」→実は……“驚愕の事実”に9.6万いいね 「納得した」「これはガチ」
  4. /nl/articles/2411/20/news027.jpg 「こんなことが出来るのか」ハードオフの中古電子辞書Linux化 → “阿部寛のホームページ”にアクセス その表示速度は……「電子辞書にLinuxはロマンある」
  5. /nl/articles/2411/20/news054.jpg 「防音室を買ったVTuberの末路」 本格的な防音室を導入したら居住空間がとんでもないことになった新人VTuberにその後を聞いた
  6. /nl/articles/2411/20/news050.jpg プロが教える「PCをオフにする時はシャットダウンとスリープ、どっちがいいの?」 理想の選択肢は意外にも…… 「有益な情報ありがとう」「感動しました
  7. /nl/articles/2411/21/news083.jpg 間寛平、33年間乗り続ける“希少な国産愛車”を披露 大の車好きで「スカイラインGT-R R34」も所有
  8. /nl/articles/2411/21/news085.jpg 「もしかしてネタバレ?」 “timeleszオーディション”候補者がテレビ局を退社 ディズニーの“船長”としても話題
  9. /nl/articles/2411/18/news107.jpg 走行中の車から同じ速さで後方へ飛び降りると? 体を張った実験に反響「問題文が現実世界で実行」【海外】
  10. /nl/articles/2411/21/news018.jpg グルーミングが出来ない生まれたての子猫、とんでもない体勢になり…… 想像以上のへたくそっぷりに「どこにも届いてないww」「反則級」
先週の総合アクセスTOP10
  1. 「飼いきれなくなったからタダで持ってきなよ」と言われ飼育放棄された超大型犬を保護→ 1年後の今は…… 飼い主に聞いた
  2. ドクダミを手で抜かず、ハサミで切ると…… 目からウロコの検証結果が435万再生「凄い事が起こった」「逆効果だったとは」
  3. 「明らかに……」 大谷翔平の妻・真美子さんの“手腕”を米メディアが称賛 「大谷は野球に専念すべき」
  4. まるで星空……!! ダイソーの糸を組み合わせ、ひたすら編む→完成したウットリするほど美しい模様に「キュンキュンきます」「夜雪にも見える」
  5. 妻が“13歳下&身長137センチ”で「警察から職質」 年齢差&身長差がすごい夫婦、苦悩を明かす
  6. 人生初の彼女は58歳で「両親より年上」 “33歳差カップル”が強烈なインパクトで話題 “古風を極めた”新居も公開
  7. 「ごめん母さん。塩20キロ届く」LINEで謝罪 → お母さんからの返信が「最高」「まじで好きw」と話題に
  8. 互いの「素顔を知ったのは交際1ケ月後」 “聖飢魔IIの熱狂的ファン夫婦”の妻の悩み→「総額396万円分の……」
  9. ユニクロが教える“これからの季節に持っておきたい”1枚に「これ、3枚色違いで買いました!」「今年も色違い買い足します!」と反響
  10. 中央道から「宇宙戦艦ヤマト」が見える! 驚きの写真がSNSで注目集める 「結構でかい」「どう見てもヤマト」 撮影者の心境を聞いた
先月の総合アクセスTOP10
  1. 50年前に撮った祖母の写真を、孫の写真と並べてみたら…… 面影が重なる美ぼうが「やばい」と640万再生 大バズリした投稿者に話を聞いた
  2. 「食中毒出すつもりか」 人気ラーメン店の代表が“スシローコラボ”に激怒 “チャーシュー生焼け疑惑”で苦言 運営元に話を聞いた
  3. フォロワー20万人超の32歳インフルエンサー、逝去数日前に配信番組“急きょ終了” 共演者は「今何も話せないという状態」「苦しい」
  4. 「顔が違う??」 伊藤英明、見た目が激変した近影に「どうした眉毛」「誰かとおもた…眉毛って大事」とネット仰天
  5. 「ごめん母さん。塩20キロ届く」LINEで謝罪 → お母さんからの返信が「最高」「まじで好きw」と話題に
  6. 星型に切った冷えピタを水に漬けたら…… 思ったのと違う“なにこれな物体”に「最初っから最後まで思い通りにならない満足感」「全部グダグダ」
  7. 「泣いても泣いても涙が」 北斗晶、“家族の死”を報告 「別れの日がこんなに急に来るなんて」
  8. ジャングルと化した廃墟を、14日間ひたすら草刈りした結果…… 現した“本当の姿”に「すごすぎてビックリ」「素晴らしい」
  9. 母親は俳優で「朝ドラのヒロイン」 “24歳の息子”がアイドルとして活躍中 「強い遺伝子を受け継いだ……」と注目集める
  10. 「幻の個体」と言われ、1匹1万円で購入した観賞魚が半年後…… 笑っちゃうほどの変化に反響→現在どうなったか飼い主に聞いた