津軽弁の親子の会話、どこまで聞き取れますか?「マイビョン」「オッケッテマルヤ」 日本語の奥深さに「がっぱおもしぇ〜」(1/2 ページ)
なるほど、分からない!
何度も聞きなおしたくなる、親子の津軽弁会話の動画がInstagramに投稿されました。理解難易度の高さが反響を呼び、記事執筆時点で33万回以上再生されています。
津軽弁での父と娘の会話が難易度高い
投稿者は、青森の人気スポットや青森あるある、津軽弁ネタの動画で青森県の魅力を発信している、あんな(@tutu__anna)さん。
青森県の中津軽郡西目屋村を訪れたあんなさんは、突然「ヤベ、ヤベ、ヤベ」と言いながら、ご神木と見られる傾いた大木に駆け寄ってそれを支えます。
それを撮影していた父が驚いた様子で「ナ、ナニスチャンズ?」と問いかけると、あんなさんは笑顔で「カスガッチャーハンデ オサエデケネバマイバナ」と答えます。さらに、「タンゲカスガッテキチャーヨ」とも。なるほど、分かりません。
それに対し父は「ナンビャクネンモソヤッテタッテルダネナ」と言います。これはわかった! 「何百年もそうやって立ってるんだから」ですねきっと。
あんなさんは父に「ンダガ」「ンジャハナスヨ?」と返しますが、これはたぶん「だけど」「それじゃ、離すよ?」なのでしょう。
中盤、「津軽弁がわかってきたかも!」と思いきや、ここで父がツッコむような口調で「マイビョン」と発言。またさっぱり分からなくなった……。
あんなさんが「ナンデ?」と返すと、父は「オッケッテマルヤ」と返答。あんなさんが「ワテハナセバ ドウナルバナヘ」と言うと父が笑い、最後に木から手を離して動画は終わりました。
「マイビョン」→だめでしょ
冗談まじりの親子の会話ということはわかりますが、8割ほどは理解できないこの会話。最初から振り返ると実はこのように言っています。
「ナ、ナニスチャンズ?」→何してるの?
「カスガッチャーハンデ オサエデケネバマイバナ」→倒れそうだからおさえてあげないと!
「タンゲカスガッテキチャーヨ」→すごく倒れそうだよ
「ナンビャクネンモソヤッテタッテルダネナ」→何百年もそうやって立ってるんだから
「ンダガ」→だけど
「ンジャハナスヨ?」→それじゃ、離すよ?
「マイビョン」→だめでしょ
「ナンデ」→「なんで」
「オッケッテマルヤ」→倒れてしまうよ?
「ワテハナセバ ドウナルバナヘ」→私が離せばどうなるっていうの
娘の冗談に父がツッコミを入れつつ、最後は逆にその冗談に乗っていくという流れになっていました。なるほど、こんな流れだったのか!
「外国人観光客の様子を撮影した物だと」
日本語の奥深さ、面白さを感じさせてくれるこの動画に、「えー何言ってるのか、ぜんぜんわからんのだが」「さっぱり分かりません」「同じ日本語とは思えません」「韓国語かと思った」「フランス語ですよね」「途中まで外国人観光客の様子を撮影した物だと思ってました」「津軽弁は何となくしかわからないけど、あったかい感じがして好き」「津軽弁好きだわ」「100パーセントわかります」などのコメントが寄せられています。
一方で、「オラ、秋田だども一瞬わがらねがった。んだどもすぐわがった」「下北民ですがわかりますよ」と津軽人以外からも“理解できる”という声が上がりました。
投稿者のあんなさんは、Instagramの他にもTikTok(@annadayooon)、X(Twitter/@annadayooooon)、YouTubeチャンネル「津軽弁ガール あんな」において、青森・津軽での楽しい日常の様子を発信しています。
あんなさんの投稿
画像提供:ANNA(あんな)【津軽弁ガール】(@tutu__anna)さん
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