買う前に見て! バズった100均アイテムを1年以上使ったら…… 意外な経年劣化に「こういうレポ絶対必要」(1/2 ページ)
どのくらいの期間使えたのか、原状回復はできたのかなど、知りたいことがわかります。
100円ショップや3COINSの人気アイテムを実際に長く使ったときの経年劣化を教えてくれる商品レビュー動画が、YouTubeで「そんなことになるなんて知りませんでした」「すごくありがたい」と話題です。動画は記事執筆時点で11万再生を突破。使っていたときの状況や対策なども紹介してくれるのでとても参考になります。
整理収納アドバイザーが紹介
投稿者は50代主婦で、グラフィックデザイナー&整理収納アドバイザーのTSUNさん。YouTubeチャンネル「uchilog(ウチログ)」にて自宅を快適な空間にするための情報を発信中です。今回は自身が1年以上前に動画で紹介した4つのアイテムのその後を正直にレビューしています。
壁に穴を開けないタイプのフックは……?
1つ目はダイソーの「壁紙用フック(耐荷重量:1キロ)」。付属の特殊接着剤を使うことで壁紙に穴を開けないタイプのフックで、紹介した2021年当時話題に。取り外したときに跡が残りにくいのが売りですがその結果は……?
TSUNさんは母の家でカレンダーをかけるフックとして使っていましたが、1年10カ月ほどたったころにはがれて落ちたそうです。そして、仮で貼ったときには指で擦るとクルクルときれいに取れていた接着剤は、黄色く変色。すっかり乾いていましたが、ちょっとずつ引っ張るようにするとポロポロとはがれてくれました。
壁紙ごとはがれることはなかったものの、指でぎゅっと何度も押したためか壁紙の柄が少し潰れてしまったそうで、その点だけは気をつけるよう呼びかけています。また母が「ちょっと重い物を掛けちゃったかも」と言っていたそうで、フックが落ちたのはそれも関係していた可能性も……。耐荷重量は忘れないようにしないとですね。
浮かせて収納できる便利グッズは工夫で長持ち
続いてのアイテムは2022年に紹介したセリアの「貼ってはがせるブラシ用ホルダー」と、ダイソーの「モップチャッチ」。どちらもフローリングワイパーなどを浮かせて収納できるグッズです。前者はフィルムシート、後者は粘着テープで、約1年半後にはどちらも落ちてしまいました。
粘着テープのモップチャッチの方が長く耐えてくれたようですが、フックの方がテープからはがれてしまったそうです。TSUNさんはその後、お気に入りのスリーエムの剥がせる両面テープ「コマンド タブ(Mサイズを2枚)」を代わりに貼って再利用しており、今のところ落ちる様子はなく使えているとのことです。アイテム自体は便利で壊れた様子もないので、貼り方だけ工夫すれば長く使えそうですね。
汚れ防止系アイテムは定期的に取り替えよう
最後は、3COINSの「カビ防止テープ」で、コンロ周りに貼って汚れを防ぐアイテムです。10カ月使用したころにチェックすると、直線部分はパッと見きれいなままですが、角の部分がめくれて汚くなっていました。また、はがすのは簡単でしたが、接着剤が残ってしまう「糊残り」はあり、指でクルクルとすれば取れましたが、やや面倒と感じるかもしれません。
それでもコンロのすき間汚れは予防できており、しっかり役目は果たしてくれていました。なおこちらは半年ごとの交換が推奨されていたようで、やはり汚れ防止系のアイテムは定期的に取り替えるのがよさそうです。
動画では上記以外にも、ダイソーの「汚れ落とし消しゴム」や、9年使えている「マグネット用補助板」(※100均アイテムではなく価格は2個入り315円)などのお気に入りアイテムも紹介してくれています。
感謝の声とさまざまなケースの報告も
視聴者からは「壁紙用フックの経年変化とっても気になってました…!」「凄く参考になりました」「こういうレポ絶対必要だと思います」など感謝を伝える声が。加えて「壁紙用フック、うちは3年たった今でも落ちず、変色もなしです」「モップキャッチは一週間で取れてしまいました」などの声もあり、環境による違いなど、コメント欄も含めて参考になります。
TSUNさんは収納術や便利グッズなどの情報をブログやInstagram(@uchi.log)でも発信中。動画にも登場したかわいい愛猫の「ぐう」ちゃんとの日常は猫専用X(Twitter)アカウント(@cat_gooch)にて見ることができますよ(関連記事)。
画像提供:YouTubeチャンネル「uchilog(ウチログ)」
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