わずか“750円”の「シルバニアの家」……中古品がDIYで“衝撃の大変身” こだわり抜いたジオラマに約900万再生の大反響(1/3 ページ)

こんな家に住みたい。

» 2024年08月13日 11時00分 公開
[川上酒乃ねとらぼ]

 5年前や10年前……。少し前にインターネット上で話題になった投稿や動画を振り返って紹介する企画「昔のインターネット発掘!」。今回は2022年1月に公開された、中古のシルバニアファミリーの家をDIYで生まれ変わらせる動画を紹介します。

 この動画を投稿したのは、数々のDIY動画を投稿しているYouTubeチャンネル「Hanabira工房」(@hanabira6440)さん。リサイクルショップでホコリをかぶっていたためわずか“750円”で購入したシルバニアファミリーの家の外観や内装、中の家具や家電、備え付けの設備など全てをDIYしていく様子を披露しており、記事執筆現在までに898万回以上再生されています。

シルバニアの家がDIYで大変身 DIY前の様子
シルバニアの家がDIYで大変身 税込み750円だったシルバニアの家

2階はすてきな書斎に

 動画は家全体を除菌シートでキレイに掃除した後、各所をマスキングして塗装するところからスタート。外壁を塗った後はカットしたベニヤ板をブラウンで着色し間仕切り壁を作って、板を等間隔で設置していったら、書斎の天井まである備え付けの本棚になりました。

シルバニアの家がDIYで大変身 備え付けの本棚もスペースが平行になるよう丁寧に制作

 なお、ここには厚紙で作られた大量のミニ本が並べられ、圧巻の光景に。また、奥にはこれもパーツをカットするところから作った文机が、本棚の前には1人掛けソファが置かれました。居心地が良いに決まってる書斎……!

シルバニアの家がDIYで大変身 厚紙で作られた大量のミニ本
シルバニアの家がDIYで大変身 本棚に並べられたら文机と1人がけソファのある書斎に

1階はリビングやキッチンに

 本棚の他にも備え付けの設備や家具、家電は全て手作りしており、その気が遠くなるような緻密な作業が動画に記録されています。

 中でも目を引いたのはキッチンシンクです。木材やプラバンを使いながらシンクやカウンター、キャビネットを制作。シンクにはスポンジホルダーを針金で作って設置するこだわりようです。また、透明のミシン糸にレジンを垂らして硬化することを繰り返し、蛇口から流れる水を再現していました。

シルバニアの家がDIYで大変身 シンクは水が流れる様子まで再現

そのまま芸術作品になりそうな回転式ダイヤル電話機

 他にも冷蔵庫や時計、吊り棚、水槽、テーブル、ビルトインオーブンのガスコンロ、テレビ台、郵便ポストのほか、食器や包丁などの調理器具、調味料ケース、PCなどの小さなアイテムも製作。

 電話台に置かれたレトロな回転式ダイヤル電話機は、針金とマスキングテープ、アクセサリーパーツ、時計パーツを接着して受話器を作り、プラバンに極小の穴を開けながら回転ダイヤルを作成します。

シルバニアの家がDIYで大変身 電話の受話器は針金とマステで再
シルバニアの家がDIYで大変身 回転ダイヤルを作っている様子

 各パーツをゴールドに着色し、本体に回転ダイヤルを接着して受話器をカールコードでつないだら完成。そのまま小さな芸術作品になりそうな瀟洒(しょうしゃ)な電話機が誕生しました。すてきすぎる。

シルバニアの家がDIYで大変身 レトロな回転式ダイヤル電話機が完成

 最後は製作した全ての家具や家電、小物などを家の中に設置したら、DIY前からは想像もできなかったような人の気配が感じられるオシャレな家が完成しました!

シルバニアの家がDIYで大変身 素敵な空間に生まれ変わったシルバニアの家

「感動する……」「天才の領域」称賛の嵐

 動画を見た人からは「もちろん全て凄すぎるけど、素人的には小道具系の縮尺が全部統一されてることから感動する……」「最後まで飽きずに同じクオリティで作り上げるのがすごいなって感動してます」という声のほか、「あえて雰囲気に合わせて1から作るのがもう天才の領域」「生活が想像、いや見えるような、そこに本当に誰かが住んでいるかもしれないというドキドキをくれるミニチュア造り……」と統一感ある雰囲気に仕上げたセンスをたたえる声も寄せられていました。

 なお、動画では各アイテムを丁寧に作っていく様子が全て収められているので、気になった人はぜひチェックしてみてください!

動画提供:YouTubeチャンネル「Hanabira工房」さん

       1|2|3 次のページへ

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

昨日の総合アクセスTOP10
  1. /nl/articles/2409/09/news034.jpg 猛毒ガエルをしゃぶった30分後、口がとんでもないことに…… 直視できない異常症状に「死なないで」「この人が苦しむってよっぽど」
  2. /nl/articles/2409/07/news027.jpg “緑の枝付きどんぐり”をうっかり持ち帰ると、ある日…… とんでもない目にあう前に注意「危ないところだった」
  3. /nl/articles/2409/08/news032.jpg 「コレ入れると草が生えない」 外構工事のプロがやっている“究極の雑草対策”に注目
  4. /nl/articles/2409/10/news035.jpg 米人親友に日本土産を渡したら……「もうアメリカのは食べたくない」と言った食べ物は? 意外な和食への高評価にも驚きの声
  5. /nl/articles/2409/07/news032.jpg 食べた桃の種を土に植え、4年育てたら…… 想像を超える成長→果実を大収穫する様子に「感動しました」「素晴らしい記録」
  6. /nl/articles/2409/10/news083.jpg Apple「iPhone 16」を発表 ピンクなど新色3つ追加、カスタマイズ可能なボタンも
  7. /nl/articles/2407/29/news021.jpg 貝をも砕く怪力魚に“指を砕かれてみる”実験に絶句…… 「親指がしばらく使えない」予想外の結末に「不謹慎ながら草」
  8. /nl/articles/2409/09/news024.jpg 「嘘だろ」ネットで買ったメダカの卵を育てた結果…… ショックが隠せない“事実発覚”に「びっくりしました」「わたしも……」
  9. /nl/articles/2409/10/news147.jpg 本田真凜の『ONE PIECE』ビビ役が再び話題 「まさに王女」「美の極み」と絶賛の声 アイスショーでの美しすぎるコスプレ姿
  10. /nl/articles/2409/09/news010.jpg 妻が自腹で古民家を購入→DIYで“ガタガタのトイレ”をリフォームしたら…… 新築同然の仕上がりに「ここまでできるなんて」「明るくてきれい」
先週の総合アクセスTOP10
  1. “緑の枝付きどんぐり”をうっかり持ち帰ると、ある日…… とんでもない目にあう前に注意「危ないところだった」
  2. 食べた桃の種を土に植え、4年育てたら…… 想像を超える成長→果実を大収穫する様子に「感動しました」「素晴らしい記録」
  3. 「天才!」 人気料理研究家による“目玉焼きの作り方”が目からウロコ 今すぐ試したいライフハックに「初めて知りました!」
  4. 義母「お米を送りました」→思わず二度見な“手紙”に11万いいね 「憧れる」「こういう大人になりたい」と感嘆の声
  5. 「しまむら」に行った58歳父→買ってきたTシャツが“まさかのデザイン”で3万いいね! 「同じ年だから気持ちわかる」「欲しい!」
  6. 猛毒ガエルをしゃぶった30分後、口がとんでもないことに…… 直視できない異常症状に「死なないで」「この人が苦しむってよっぽど」
  7. 33歳の「西郷どん」二神光さん、バイク転倒事故での急逝に衝撃 1年前の共演者は“願い”明かし「叶わないなんて」
  8. 「コレ入れると草が生えない」 外構工事のプロがやっている“究極の雑草対策”に注目
  9. 「へー知らんかった」 わずか7年で“消えた駅” 東京メトロが明かす“知れば納得の歴史” 「だからあんなに……」
  10. 秋葉原のトレカ店が“買い占め被害” 近隣店とその常連客が共謀し“全口購入の人員確保” 「大変遺憾で残念な限り」
先月の総合アクセスTOP10
  1. 釣れたキジハタを1年飼ったら……飼い主も驚きの姿に「もはや魚じゃない」「もう家族やね」 半年後の現在について飼い主に聞いた
  2. 「もうこんな状態」 パリ五輪スケボーのメダリストが「現在のメダル」公開→たった1週間での“劣化”に衝撃
  3. 「コミケで出会った“金髪で毛先が水色”の子は誰?」→ネット民の集合知でスピード解決! 「優しい世界w」「オタクネットワークつよい」
  4. 庭で見つけた“変なイモムシ”を8カ月育てたら…… とんでもない生物の誕生に「神秘的」「思った以上に可愛い」
  5. 「米国人には想定できない」 テスラが認識できない日本の“あるもの”が盲点だった 「そのうちアップデートでしれっと認識しそう」
  6. ヒマワリの絵に隠れている「ねこ」はどこだ? 見つかると気持ちいい“隠し絵クイズ”に挑戦しよう
  7. 「昔はたくさんの女性の誘いを断った」と話す父、半信半疑の娘だったが…… 当時の姿に驚きの770万いいね「タイムマシンで彼に会いに行く」【海外】
  8. 鯉の池で大量発生した水草を除去していたら…… 出くわした“神々しい生物”の姿に「関東圏では高額」「なんて大変な…」
  9. 「ごめん母さん。塩20キロ届く」LINEで謝罪 → お母さんからの返信が「最高」「まじで好きw」と話題に
  10. 「なんでこんなに似てるの」 2つのJR駅を比較→“想像以上の激似”に「駅名だけ入れ替えても気づかなそう」