300円で購入した格安熱帯魚を、1年じっくり育てたら……宝石に化けた「価格に見合わない」激変に「ダイヤ感出て綺麗」「ラメがすごい」(1/2 ページ)

ずっと眺めていたくなる。

» 2024年08月27日 21時00分 公開
[三日月影狼ねとらぼ]

 YouTubeに格安の熱帯魚を1年間じっくり育成→宝石のような美しさに成長した様子が投稿されました。動画は1万1000回以上再生されるなど注目を集めています(記事執筆時点)。

格安熱帯魚を1年間じっくり育成したら超綺麗に成長した。

格安で購入した熱帯魚

 動画を投稿したのは、アクアリウムに関する情報を自身のYouTubeチャンネル「たそがれアクア」などで発信しているたそがれさん。前回は1匹1万円で購入した、憧れの熱帯魚を半年飼育した様子を見せてくれました(関連記事)。そんなたそがれさんは今回、1年かけてじっくりと育てた「アクアリウムの宝石」を紹介してくれるようです。

需要があっても価格 今回紹介するのは需要が高く、流通量も多いことから安価な熱帯魚とのこと

 アクアリウムの宝石という言葉には人それぞれの解釈があるようですが、“宝石のように美しい生体”を連想する人が多いようです。というのも熱帯魚はラメ感がある種類が多く、流通するときの名前に何らかの宝石の名前を冠するものも多いのだとか。

 今回たそがれさんが紹介してくれるのは、そんな宝石の名前を冠する生体とのこと。美しいうえに入手しやすく、安価で超オススメだという熱帯魚。その名はずばり「ダイヤモンドテトラ」です。

ダイヤモンドテトラ お迎え直後の「ダイヤモンドテトラ」

 こちらのダイヤモンドテトラは通販ではなく、実店舗にて1匹300円で購入したとのこと。こういった定番の種類は実際に目で見ることにより、魅力や美しさに気付きやすいのだそうです。

最大体長6センチ 飼育難易度はあまり高くないようです

 ダイヤモンドテトラは宝石の名前を冠するカラシンの仲間で、カラシンの中でも安価な分類に入るとのこと。広く流通している種類であり、どのショップにいってもお目に掛かれるほど一般的な熱帯魚なのだそうです。

赤い目とちょっと ダイヤモンドテトラが泳ぐ姿は

 最大体長は約6センチ。エサは人工飼料から生餌まで何でも食べること、難しい設備がいらないことから飼育しやすいそうです。ただし柔らかい水草は食べてしまう可能性がある点、また少々気性が荒い点には注意が必要といいます。

 ダイヤモンドテトラ最大の特徴は、その名前に違わぬ美しいラメ感。若干黄色みを帯びた体色に、所々キラリと光るウロコはなんとも美しいですね。

価格以上の美しさ まさにアクアリウムの宝石なのだとか

ビフォーアフター

 最後にたそがれさんの水槽に導入した直後、1年前のダイヤモンドテトラを見てみましょう。ラメ感はあるものの、ラメ感よりも透明感を感じる体色だったようです。また体つきはほっそりしており、ネオンテトラやカージナルテトラなどのカラシンと大きく変わらないシルエットのように見えます。

60センチ水槽に 導入直後でもすごいきらめきですが……

 次に1年飼いこんだダイヤモンドテトラを見てみると、1年前と同じ熱帯魚だとは思えない黄色っぽい体色になり、強いラメ感を放っています。また体つきはふっくらして体高が大きくなり、ヒレもしっかりと伸びて貫禄が出ています。

というわけで導入から 1年後の姿、貫禄が違います

 ダイヤモンドテトラを「最大体長は6センチほどではあるものの60センチ水槽ではメインを張ることができて、90センチ水槽でも存在感がある、価格に見合わないポテンシャルを持ち合わせている熱帯魚」と高く評価するたそがれさん。

この1年間で小競り合い 入手しやすい、安価、美しいとすてきな3拍子がそろった熱帯魚ですが

 一度飼いこんでみてほしいとおすすめする一方、やはり水草への食害は気掛かりとのこと。たそがれさんの水槽でも一部の水草はダイヤモンドテトラかヤマトヌマエビに食べられてしまったようなので、飼育する際は水草や混泳させる熱帯魚との相性をしっかりと見極めたいですね。

このダイヤモンドテトラか 水草への食害は注意した方がよさそうです
サムネイル ビフォーアフター

驚きの声が続々

 こちらの動画には「ダイヤモンドテトラ良いですよね! メジャーなカラシンでは1番好きです」「一年経ってラメ感がすごい出てますね!」といった、共感や驚きのコメントが寄せられていました。

ショップに販売されているのは じっくりと育ててみたい

 たそがれさんは「同チャンネル」とX(旧Twitter/@twilight1589)に、水草や熱帯魚などのアクアリウムに関する情報を投稿しています。

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画像提供:YouTubeチャンネル「たそがれアクア

三日月 影狼

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