ギネス認定“世界一小さい女性”に24時間密着したら…… 自ら道を切り開く姿とメッセージに「心から尊敬」「感動しました」(1/3 ページ)

夢を叶えるために努力を続けています。

» 2024年09月03日 19時00分 公開
[宮原れいねとらぼ]

 「世界一身長の低い女性」としてギネス世界記録に認定された、ジョティ・アムゲ(Jyoti Amge)さんの生活に密着した動画がYouTubeで公開されました。記事執筆時点で170万再生を突破し、「彼女の強く生きてる姿がかっこいい」「本当に尊敬する」などの声が上がり、大きな反響を呼んでいます。

 投稿したのは、世界各地を旅するBappa Shota(@BappaShota)さん。YouTubeチャンネル「Bappa Shota」では、訪れた先のリアルな生活や貴重な体験などをシェアしており、チャンネル登録者数は83万人を超えています。

世界一小さい女性に密着

 今回は“世界一小さい女性”であるジョティさんとのコラボ動画。彼女が両親と暮らすインドの家に手土産を持って訪れると、部屋にはトロフィーや盾がずらり。実は身長のほかにも「世界一小さい手」「世界一小さい足」などの世界記録を保持しているそうです。

世界一小さい女性に密着 “世界一小さい女性”のジョティ・アムゲさん(左)とBappa Shotaさん(中央右)
世界一小さい女性に密着 身長以外の世界記録も保持しています

 現在30歳のジョティさんは、姉が3人・兄が1人の5人兄弟の末っ子。彼女は2万人に1人くらいの割合で生まれるとされる軟骨無形成症を患わっており、身長は62センチ以上成長せず、体重はわずか5キロ。足は「ちょっと複雑骨折しているような状態」で、ちゃんと歩くためには足に布を巻いてから靴を履かないといけないそうです。

世界一小さい女性に密着 ギネス世界記録の書籍に掲載されたジョティさんの写真

ギネス世界記録認定前は心無い言葉を投げかけられたことも

 Shotaさんがジョティさんに身長のことで苦労したことを聞くと、以前は「立ち振る舞いが醜い」や「将来がかわいそう」などいろいろなことを言われたそうですが、ギネス世界記録保持者になったことで周囲の目が一変。みんながリスペクトしてくれるようになったそうです。

 さらにその後は映画に出たりとインドでは超有名人に。今では女優であり、人気YouTuberであり、彼女のInstagramアカウント(@jyoti_amge)のフォロワー数は195万人を超えています。

世界一小さい女性に密着 以前はひどいこともいろいろ言われたようです
世界一小さい女性に密着 ギネス世界記録に認定されたことがとても大きかったとのこと

今では街に出ると……

 ジョティさんと一緒に街に出ると、あっという間に人々に囲まれました。写真撮影のための行列ができるほどで、普段は外で歩き回ることすら大変とのことですが、彼女はイヤな顔一つせずに笑顔でファンに対応します。撮影中も、どんな人にも明るく対応するジョティさんに、周りも自然と笑顔になっていくことが分かります。

世界一小さい女性に密着 ショッピングモールのゲームセンターでの様子。さすがの有名人です
世界一小さい女性に密着 ジョティさんとShotaさんの楽しそうな会話にほっこりします
世界一小さい女性に密着 大好きなファッションやメイクには厳しいジョティさんです

 そんなジョティさんはファッションやメイクが大好きで、夢はコスメや洋服のブランドとコラボしてブランドアンバサダーになることなのだとか。そのためにSNSで頻繁に投稿し、メールやDMのチェック等も行い努力しているのだそうです。

世界一小さい女性に密着 ジョティさんの夢
世界一小さい女性に密着 自分の力で道を切り開く姿に心打たれます

日本人、世界の人々へのメッセージ

 ジョティさんは日本が大好きで何度も訪れており、日本の視聴者に向けて「日本人はみんな優しくて、リスペクトの心を持って接してくれてとても感謝してるわ」とメッセージ。ちなみに初めてのギネス世界記録は日本で認定してもらったとのことで、それもあり日本に縁と感謝を感じてくれているそうです。

 また世界の人々に向けてのメッセージでは、「自分にもっと自信を持つべき」だとジョティさん。自身も問題を抱えながら努力していることを伝え、嫌なことやつらいことがあっても自分を傷つけずに、「その意志の力を問題解決の方に向けるべきだと思う」と力強く話してくれました。

世界一小さい女性に密着 日本の視聴者に向けてメッセージ
世界一小さい女性に密着 世界の人々へ、「自分を傷つけたりしてはダメ」と熱く語るジョティさん

 ジョティさんの両親も彼女のことを誇らしく思っており、また彼女と一緒に世界中を旅するなどすてきな関係なのが見て取れます。今回自宅を訪れたShotaさんは、ジョティさんの素晴らしい人間性に「リスペクトの心でいっぱいです」と心打たれたことを伝え、さらに最高のおもてなしをしてくれた家族への感謝で動画を締めています。

 動画のコメント欄では「ジョティさんの明るい人柄を見て凄い元気を貰えました」「周りが知らない苦労を小さい時から沢山しているんだろうに、そんな辛さを見せずに笑顔でいるところ、本当に尊敬する」「こんなに皆んなから慕われるのは外見の珍しさだけではなく間違いなくポジティブであったり人柄もあるのだと思う」「凄いパワーのある人だね。そして家族が支え合ってるのを感じた」「常に笑顔でいるだけでも素敵なのに、人柄や生き方まで素晴らしい」「彼女の言葉に涙しました」など感動した人の声がたくさん寄せられています。

世界一小さい女性 とてもすてきなご家族でした!

 ジョティさんのすてきなファッションや日常はYouTubeチャンネル「Jyoti Amge Official Guinness World Record Holder」Instagram(@jyoti_amge)で見ることができます。

 Shotaさんのチャンネル(@BappaShota)では「世界一料理の美味しい国」や「世界一人口密度が高い島での生活」など、“地球を旅し目の当たりにした未知の世界”を紹介。気になる人はチャンネル登録してチェックするとよさそうです。写真やショート動画はInstagram(@bappa.shota)TikTok(@bappa_shota)でも公開中です。

       1|2|3 次のページへ

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

昨日の総合アクセスTOP10
  1. /nl/articles/2409/15/news052.jpg 高校3年生で出会った2人が、15年後…… 世界中が感動した姿に「泣いてしまった」「幸せを分けてくださりありがとう」【タイ】
  2. /nl/articles/2409/14/news009.jpg そうはならんやろ “バラの絵”を芸術的に描いたら……“まさかの結果”が200万再生 「予想を超えてきた」【海外】
  3. /nl/articles/2409/16/news020.jpg 「猛犬注意! 触らないでください」と貼られたフェンスをのぞいたら…… 吹き出し注意の光景に「ちょっと!www」「休憩中?」
  4. /nl/articles/2409/16/news032.jpg 100均の紙粘土でこのクオリティーを!? 『ファイブスター物語』のモーターヘッドを制作、野生の原型師に称賛
  5. /nl/articles/2409/16/news010.jpg 100均のクッションゴム、まさかの使い方に目からウロコ 家中の“プチストレス解消法”に「思いつかなかった!」「これはすごい」
  6. /nl/articles/2409/11/news120.jpg 「やば絵文字」見つけた―― LINEで送られてきた“見たこともない絵文字”の正体が予想外 「え、ほしい」「どうやって使うんや」
  7. /nl/articles/2409/16/news037.jpg 「とんでもなく遠い」 空港に向かうドライバーを絶望させる“衝撃の標識”が話題 「なぜそこに」「飛行機が必要そうな距離」
  8. /nl/articles/2409/16/news034.jpg フーセンガムの「あたり」を磨き続けたら…… “とんでもない発想”が斜め上すぎる 「もうええやろw」「今までで一番理解できない」
  9. /nl/articles/2409/16/news031.jpg 仙猫カリン様そっくりだった子猫、3年後には…… 「本物だ」「想像以上にカリン様」と反響を呼ぶ成長っぷりが10万いいね
  10. /nl/articles/2409/13/news083.jpg 「SPY×FAMILY」“アーニャ語”っぽい駅名が発見される→「ワロタ」 「シュール」と“8.1万いいね”
先週の総合アクセスTOP10
  1. “緑の枝付きどんぐり”をうっかり持ち帰ると、ある日…… とんでもない目にあう前に注意「危ないところだった」
  2. 食べた桃の種を土に植え、4年育てたら…… 想像を超える成長→果実を大収穫する様子に「感動しました」「素晴らしい記録」
  3. 「天才!」 人気料理研究家による“目玉焼きの作り方”が目からウロコ 今すぐ試したいライフハックに「初めて知りました!」
  4. 義母「お米を送りました」→思わず二度見な“手紙”に11万いいね 「憧れる」「こういう大人になりたい」と感嘆の声
  5. 「しまむら」に行った58歳父→買ってきたTシャツが“まさかのデザイン”で3万いいね! 「同じ年だから気持ちわかる」「欲しい!」
  6. 猛毒ガエルをしゃぶった30分後、口がとんでもないことに…… 直視できない異常症状に「死なないで」「この人が苦しむってよっぽど」
  7. 33歳の「西郷どん」二神光さん、バイク転倒事故での急逝に衝撃 1年前の共演者は“願い”明かし「叶わないなんて」
  8. 「コレ入れると草が生えない」 外構工事のプロがやっている“究極の雑草対策”に注目
  9. 「へー知らんかった」 わずか7年で“消えた駅” 東京メトロが明かす“知れば納得の歴史” 「だからあんなに……」
  10. 秋葉原のトレカ店が“買い占め被害” 近隣店とその常連客が共謀し“全口購入の人員確保” 「大変遺憾で残念な限り」
先月の総合アクセスTOP10
  1. 釣れたキジハタを1年飼ったら……飼い主も驚きの姿に「もはや魚じゃない」「もう家族やね」 半年後の現在について飼い主に聞いた
  2. 「もうこんな状態」 パリ五輪スケボーのメダリストが「現在のメダル」公開→たった1週間での“劣化”に衝撃
  3. 「コミケで出会った“金髪で毛先が水色”の子は誰?」→ネット民の集合知でスピード解決! 「優しい世界w」「オタクネットワークつよい」
  4. 庭で見つけた“変なイモムシ”を8カ月育てたら…… とんでもない生物の誕生に「神秘的」「思った以上に可愛い」
  5. 「米国人には想定できない」 テスラが認識できない日本の“あるもの”が盲点だった 「そのうちアップデートでしれっと認識しそう」
  6. ヒマワリの絵に隠れている「ねこ」はどこだ? 見つかると気持ちいい“隠し絵クイズ”に挑戦しよう
  7. 「昔はたくさんの女性の誘いを断った」と話す父、半信半疑の娘だったが…… 当時の姿に驚きの770万いいね「タイムマシンで彼に会いに行く」【海外】
  8. 鯉の池で大量発生した水草を除去していたら…… 出くわした“神々しい生物”の姿に「関東圏では高額」「なんて大変な…」
  9. 「ごめん母さん。塩20キロ届く」LINEで謝罪 → お母さんからの返信が「最高」「まじで好きw」と話題に
  10. 「なんでこんなに似てるの」 2つのJR駅を比較→“想像以上の激似”に「駅名だけ入れ替えても気づかなそう」