小5の娘、夏休みの自由研究で“光る剣”を自作して…… “作って終わり”じゃない研究結果に称賛の声「100点満点」「研究の次元が違う!」(1/3 ページ)
良い自由研究になりました!
小学5年生の娘が挑戦した自由研究の成果がX(Twitter)に投稿され、そこから得た気付きが「100点満点」「大きな大きなハナマルをプレゼントしたい」と話題です。投稿は記事執筆時点で投稿は189万1000件表示を突破、3万件以上のいいねを獲得しています。
夏休みの自由研究
投稿者は、小学5年生と3年生の姉妹を育てているナナ(@muzangahara)さんです。今回、自由研究を行ったのは小学5年生の長女ちゃんで、制作したのは「光る剣」。きっかけは、お祭りで1000円で売られていた光る剣が、「自分のお小遣いで買うには少し高かったから」だといいます。
手作りの光る剣をどうやって光らせるかーー。電池代がかかったり、回路の仕組みが難しいなどさまざまな課題があったものの、自分なりに設計図を考え、もともと家にあったモバイルバッテリーや安く購入したテープライトなどを使って、見事光る剣を完成させたのです。小学5年生でこのクオリティーはすごい……!
作ってみて分かったこと
自分だけの力で精巧な光る剣を制作した長女ちゃん。さらに自由研究のまとめ書きでは、「これをもし人に作ってもらうとしたら……?」を考察してみることにしました。長女ちゃんが制作に費やした時間は合計30時間。そして自分のお小遣いでかかった費用は660円でしたが、それに「家にあった物の値段」や「作業時間の最低自給」を換算してみると……なんと合計金額は32,670円もかかることが判明!
結果、長女ちゃんは「お祭りで見た剣の値段は高くなかったかもしれない」という、すばらしい考えに至ったのです。今回の自由研究で長女ちゃんは、ものづくりの難しさはもちろん、生産者にかかる労力や費用、ものづくりの根本についても学ぶことができたのでした。
長女ちゃんの立派な研究結果に称賛の声が続々
ナナさんが、長女ちゃんの自由研究結果とともに、「最終的に『お祭りで見た剣の値段は高くなかったかもしれない』ってところまで考えたのめっちゃ偉いと思いました!」という言葉を添えた投稿には「小5で世の中のものづくりの真意に気付いてしまうのすごすぎる」「自由研究の工作って『作って終了』にしてた気がします。そこから『考察』まで加えるのすごい」「字体も綺麗でとても見やすく読みやすいし、世の中の大人でもこのように体系立てて書ける人はなかなか多くないように思います、素晴らしいですね」「造形を生業としているものとしては、この研究結果に行き着いた事に感動を覚えます」など、長女ちゃんをたたえる声が多く寄せられています。
そんな長女ちゃんと次女ちゃんのなごやかな日常は、ナナさんのX(Twitter/@muzangahara)にて公開中です。
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