「空飛ぶ巨大シーリングファン」を作ってみた! 果たして飛ぶのか……? ド派手な結果に「続編はどこ?」「なんてすてきなデザイン」(1/2 ページ)
夢が詰まってる。
空飛ぶ巨大なシーリングファンを作る動画がYouTubeで人気です。大会に出場するため、3カ月かけて制作しています。わくわくしますね!
動画が投稿されたのは米国のYouTubeチャンネル「Nicholas Rehm」(@NicholasRehm)。航空宇宙エンジニアのNicholasさんが飛行機やロケットなどを制作する動画を発信しています。
空飛ぶ巨大シーリングファンを作ろう!
今回Nicholasさんは「空飛ぶシーリングファン」を制作し、米国内最大の電動ラジコン飛行機の大会だという「Flite Fest 2024」に出場。この大会で「飛行機」はたくさん見かけるものの、「ヘリコプター」はあまり見ないと感じたことがこの「空飛ぶシーリングファン」制作のきっかけのひとつになったようです。
まず、ピンク色の断熱フォームを購入し、ブレードを作成。1枚のブレードは約1メートル82センチ、プロペラの直径は約4メートル57センチとなるようにします。
次にモーター、ハブを作成。大会の1カ月前には全てのパーツを組み立てていき、最後のチェックをして、完成です。
「Flite Fest 2024」の会場までは車で運ぶため、1度パーツごとに分解し、再度会場で組み立てます。会場でテスト運転をしてみると、「モーターノイズのトラブルシューティングが必要かも」と再度調整に入りました。
そしていよいよ本番当日です。制作者Nicholasさんの写真パネルを搭載した巨大な空飛ぶシーリングファンは無事に飛ぶのでしょうか? 本番前の気持ちを聞かれ、「すごく怖いよ」とNicholasさん。
大会がスタートすると、プロペラが滑らかに回転し始め、無事に空へ飛び立っていきました。成功です! 「コントロールできてる」「うれしいよ。すばらしいね」とコントローラーを握りながらNicholasさんは笑顔を見せました。
しかし空高く舞い上がっていたシーリングファンは、突然プロペラの回転速度が緩やかになり、ゆっくりと下降。Nicholasさんは「少しだけコントロールできていたけれど風に持っていかれてしまった」と説明し、そのためかなり遠くの方まで飛行してしまったとのこと。 ゴルフカートで探しに行くと、プロペラが1つ壊れているようでした。そこでもう1度バッテリーを充電し、プロペラを修理して翌日に再度チャレンジします。
前日の墜落ではひどく破損することもなく、無事に飛び立った巨大シーリングファン。しかしたくさんの飛行機が飛び交う中、別の機体とぶつかってしまいNicholasさんの写真パネルが豪快に壊れてしまいます。
それから立て続けにもう1度ぶつかってしまい、ついに無残に破壊されて墜落してしまったシーリングファン。Nicholasさんは「これこそ僕が望んでいたこと」と大喜びです。
制作者としては、空飛ぶシーリングファンが戦闘的な最後を迎えることを希望していたよう。どうやら「2度、同じ飛行機にぶつけられ撃墜されたように見える」と語り、ブレードの1つが文字通り真っ二つに折れているのを興味深そうに眺めました。
この動画は170万回以上視聴されており、「続編はどこ? もっと見たいよ」「パート2を待ちわびてるよ」「なんてすてきなデザインなんだろう」「見事な仕事だ」と多くの人の心を刺激しわくわくさせています。
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