高圧洗浄機を使わず“駐車場の汚れを落とす方法”が今すぐ試せて画期的! 「コレで十分」一目瞭然の仕上がりが必見(1/2 ページ)

専用クリーナーの代用品とは?

» 2024年09月07日 09時30分 公開
[兎耳山明依ねとらぼ]

 高圧洗浄機を使わずに駐車場のコンクリート汚れを落とす方法がYouTubeに投稿されました。記事執筆時点で動画は57万回以上再生され、5500件を超える高評価を獲得しています。

【調べてみた】駐車場コンクリートの汚れの落とし方

 投稿者は、自宅で使えるさまざまなDIYやライフハックの動画を公開しているYouTubeチャンネル「HOME DIY」さん。以前は、お風呂の床をピカピカにする掃除術が話題となりました(関連記事)

コンクリートの汚れを簡単に落とす方法

 今回注目を集めたのは、安価に駐車場のコンクリート汚れを落とす方法を実験・検証した動画です。コンクリートの汚れは高圧洗浄機や専用のクリーナーで落とすのが一般的ですが、道具が必要だったり手軽にできなかったりと難点があります。そこで、投稿者さんは手に入りやすく扱いやすいクリーナーの代替品を探すことにしました。

コンクリートの汚れを落とす方法を検証 どれが汚れ落としに適しているのか検証

 専用のクリーナーを調べてみると、共通してアルカリ性ということが判明したため、100円ショップで重曹、セスキ炭酸ソーダ、過炭酸ナトリウムを購入。まずは、この3つでどれが汚れ落としに適しているのか検証します。

最も汚れが落ちるのは……

 検証方法は、駐車場に6つの区画を作り、3種それぞれを散布直後にデッキブラシでこするマスと、30分浸透させてからこするマスの2パターンで汚れの落ち具合を比べるというもの。なお、今回は3種とも水500ミリリットルに対して10グラムずつ溶かして散布します。

コンクリートの汚れを落とす方法を検証 検証方法

 全て擦り終わり、乾いた区画を見比べてみると……散布直後にこすった区画はどれも汚れが落ちていましたが、30分浸透させた区画はアルカリ性が強いほど汚れが落ちているという結果に! ただ、散布直後の汚れ落ちレベルは一緒だったため、今回は一番安くて手に入りやすい重曹を使うことにしました。

コンクリートの汚れを落とす方法を検証 散布直後にこすった区画はどれも汚れが落ちている
コンクリートの汚れを落とす方法を検証 浸透させた区画はアルカリ性が強いほど汚れが落ちる

 その後、配合による汚れ落ちの差や重曹をそのまままいてこするとどうなるかも検証。そのまままくよりも水500ミリリットルに対して10グラムを溶いた「重曹水」を使うのがベストということが分かりました。

コンクリートの汚れを落とす方法を検証 水500ミリリットルに10グラムがベスト
コンクリートの汚れを落とす方法を検証 早速掃除を開始!

検証結果を踏まえ、駐車場をピカピカに

 この結果を踏まえて、さっそく掃除を開始! 水だけではなかなか落ちない黒ずみ汚れですが、重曹水をまいてこするとみるみるうちに汚れが落ちていきます。

 乾いてから、掃除していない区画と比較してみると……その差は一目瞭然! ピカピカといっても良いほど、とてもキレイになりました。

コンクリートの汚れを落とす方法を検証 ビフォーアフター
コンクリートの汚れを落とす方法を検証 掃除していない区画と比較

 投稿者さんは「高圧洗浄機と重曹水のどちらがいいのか」を費用と面積の相関関係を出して確認。高圧洗浄機の元を取るためには、584平方メートルより広い面積を掃除しなければならないことや、もろもろのリスクを踏まえると、やはり重曹水で掃除するのが良さそうという答えにたどり着きました。説明がわかりやすい……!

コンクリートの汚れを落とす方法を検証 この程度の黒ずみ汚れは重曹水で落ちる!

検証結果や条件は動画で詳しく解説

 ある程度の黒ずみ汚れなら重曹水で十分落とせることが証明されましたが、今回検証したのは築4年以上たった駐車場の汚れです。もっとひどい黒ずみ汚れには、より洗浄力が高いセスキ炭酸ソーダや過炭酸ナトリウムを使ってみると良さそうとのこと。また、苔にはオスバンSを吹きかけるとキレイになるそうです。

 詳しい作業内容や検証は動画で確認できるので、気になる方はチェックしてみてはいかがでしょうか。

わかりやすい検証に反響

 こちらの検証動画には「プレゼン完璧すぎ」「スマートでわかりやすい」「重曹試してみます」「説得力がすごい」と、動画のわかりやすさに感心する声が寄せられました。また、高圧洗浄機を所持している人からも「出すのとしまう手間がばかにならない」「高圧洗浄機でも苔は落ちない」と動画を肯定するコメントが寄せられています。

コンクリートの汚れを落とす方法を検証 苔にはオスバンSがおすすめ

役立つライフハック動画をもっと見る

 投稿者さんは、この他にも暮らしに役立つ情報をYouTubeチャンネル「HOME DIY」で公開中です。

DIY_素人の土間コンクリート施工手順を紹介します
【雑草対策】除草には重曹?熱湯?それとも……
【失敗から学ぶ】玄関アプローチに平板を敷くときのポイント

画像提供:「HOME DIY」さん

ねとらぼおすすめ記事

       1|2 次のページへ

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

昨日の総合アクセスTOP10
  1. /nl/articles/2409/15/news052.jpg 高校3年生で出会った2人が、15年後…… 世界中が感動した姿に「泣いてしまった」「幸せを分けてくださりありがとう」【タイ】
  2. /nl/articles/2409/14/news009.jpg そうはならんやろ “バラの絵”を芸術的に描いたら……“まさかの結果”が200万再生 「予想を超えてきた」【海外】
  3. /nl/articles/2409/16/news020.jpg 「猛犬注意! 触らないでください」と貼られたフェンスをのぞいたら…… 吹き出し注意の光景に「ちょっと!www」「休憩中?」
  4. /nl/articles/2409/16/news032.jpg 100均の紙粘土でこのクオリティーを!? 『ファイブスター物語』のモーターヘッドを制作、野生の原型師に称賛
  5. /nl/articles/2409/16/news010.jpg 100均のクッションゴム、まさかの使い方に目からウロコ 家中の“プチストレス解消法”に「思いつかなかった!」「これはすごい」
  6. /nl/articles/2409/16/news037.jpg 「とんでもなく遠い」 空港に向かうドライバーを絶望させる“衝撃の標識”が話題 「なぜそこに」「飛行機が必要そうな距離」
  7. /nl/articles/2409/11/news120.jpg 「やば絵文字」見つけた―― LINEで送られてきた“見たこともない絵文字”の正体が予想外 「え、ほしい」「どうやって使うんや」
  8. /nl/articles/2409/16/news018.jpg 88歳女性「誰もしてないようなメッシュにしたい」→驚がくの大変身が850万再生 「どぅえええええ?!」「カッコ良すぎて憧れます」
  9. /nl/articles/2409/16/news034.jpg フーセンガムの「あたり」を磨き続けたら…… “とんでもない発想”が斜め上すぎる 「もうええやろw」「今までで一番理解できない」
  10. /nl/articles/2409/16/news031.jpg 仙猫カリン様そっくりだった子猫、3年後には…… 「本物だ」「想像以上にカリン様」と反響を呼ぶ成長っぷりが10万いいね
先週の総合アクセスTOP10
  1. “緑の枝付きどんぐり”をうっかり持ち帰ると、ある日…… とんでもない目にあう前に注意「危ないところだった」
  2. 食べた桃の種を土に植え、4年育てたら…… 想像を超える成長→果実を大収穫する様子に「感動しました」「素晴らしい記録」
  3. 「天才!」 人気料理研究家による“目玉焼きの作り方”が目からウロコ 今すぐ試したいライフハックに「初めて知りました!」
  4. 義母「お米を送りました」→思わず二度見な“手紙”に11万いいね 「憧れる」「こういう大人になりたい」と感嘆の声
  5. 「しまむら」に行った58歳父→買ってきたTシャツが“まさかのデザイン”で3万いいね! 「同じ年だから気持ちわかる」「欲しい!」
  6. 猛毒ガエルをしゃぶった30分後、口がとんでもないことに…… 直視できない異常症状に「死なないで」「この人が苦しむってよっぽど」
  7. 33歳の「西郷どん」二神光さん、バイク転倒事故での急逝に衝撃 1年前の共演者は“願い”明かし「叶わないなんて」
  8. 「コレ入れると草が生えない」 外構工事のプロがやっている“究極の雑草対策”に注目
  9. 「へー知らんかった」 わずか7年で“消えた駅” 東京メトロが明かす“知れば納得の歴史” 「だからあんなに……」
  10. 秋葉原のトレカ店が“買い占め被害” 近隣店とその常連客が共謀し“全口購入の人員確保” 「大変遺憾で残念な限り」
先月の総合アクセスTOP10
  1. 釣れたキジハタを1年飼ったら……飼い主も驚きの姿に「もはや魚じゃない」「もう家族やね」 半年後の現在について飼い主に聞いた
  2. 「もうこんな状態」 パリ五輪スケボーのメダリストが「現在のメダル」公開→たった1週間での“劣化”に衝撃
  3. 「コミケで出会った“金髪で毛先が水色”の子は誰?」→ネット民の集合知でスピード解決! 「優しい世界w」「オタクネットワークつよい」
  4. 庭で見つけた“変なイモムシ”を8カ月育てたら…… とんでもない生物の誕生に「神秘的」「思った以上に可愛い」
  5. 「米国人には想定できない」 テスラが認識できない日本の“あるもの”が盲点だった 「そのうちアップデートでしれっと認識しそう」
  6. ヒマワリの絵に隠れている「ねこ」はどこだ? 見つかると気持ちいい“隠し絵クイズ”に挑戦しよう
  7. 「昔はたくさんの女性の誘いを断った」と話す父、半信半疑の娘だったが…… 当時の姿に驚きの770万いいね「タイムマシンで彼に会いに行く」【海外】
  8. 鯉の池で大量発生した水草を除去していたら…… 出くわした“神々しい生物”の姿に「関東圏では高額」「なんて大変な…」
  9. 「ごめん母さん。塩20キロ届く」LINEで謝罪 → お母さんからの返信が「最高」「まじで好きw」と話題に
  10. 「なんでこんなに似てるの」 2つのJR駅を比較→“想像以上の激似”に「駅名だけ入れ替えても気づかなそう」