「さすがに不快」 PARCO「ラブベリ」展でファッションモデルの“ほぼ全裸”投稿に批判 主催者「削除依頼している」(1/2 ページ)

パルコ側は「スタッフの目を盗んで撮影に及んだ」と説明している。

» 2024年09月10日 18時00分 公開
[ねとらぼ]

 パルコが開催している「オシャレ魔女 ラブ and ベリー展〜オシャレまほうミュージアム〜」で、来場者が会場内で“ほぼ全裸に近いかっこう”を撮影しX(Twitter)へ投稿、物議をかもしている。主催者は「スタッフの目を盗んで撮影に及んだ」として削除を求めている。

ラブベリ物議

20周年を記念した展覧会 小学生女児たちに人気の「ラブベリ」の世界観を体験

 同展覧会は、2004年に登場したセガのキッズカードゲーム「オシャレ魔女 ラブ and ベリー」の20周年を記念したイベント。「ラブベリ」の愛称で小学生女児たちを中心に爆発的な人気を博しており、1500種類以上の「オシャレまほうカード」の展示のほか、ゲーム中の衣装やダンスステージを再現している。

ラブベリ物議 東京会場の様子

 多くのファンが訪れる中、ファッションモデルも務めるあるXユーザーが来場した際の様子を自身のXに5日までに投稿。会場内の展示物を背景に、オシャレまほうカードを数枚身体に貼り付けた“ほぼ全裸に近いかっこう”の写真や動画を撮影した。

 ネットでは「PARCOが公認で撮影したものなのか」「通常の営業中?」「これ公然わいせつ罪的な何かに該当しないの?」「さすがに不快」と問題視する声が多く寄せられていた。

ラブベリ物議 物議をかもした投稿の一部(編集部で画像を処理)

 主催者側への問い合わせも多く、PARCOからは「撮影者は来店時は上着をまとって入場し、監視の目を盗んで撮影。発見したスタッフが注意し退場処分にした」と説明があったという。なお、当該の投稿については8日までに「削除依頼をしている」とのことだが、記事執筆時点でも削除はされていない。

 編集部の取材にパルコは「(当該の投稿主について)弊社からご招待・ご依頼いたした事実はなく、他のお客様同様に、チケットをお求めいただいたうえでご入場いただいております」と主催者側の企画ではなかったと説明。「入場時は着衣の状態であったため、会場内へお通しいたしましたが、会場内で撮影される際などに脱衣されており、都度、会場スタッフより注意を申し上げ、着衣いただいた経緯がございました」と取材に答えた。

 PARCO FACORYでは企画ごとに撮影可能スポットを制限しており、「会場内の撮影につきましては他の方の迷惑行為に該当する場合等、会場スタッフより注意させて頂いております」と撮影についてのガイドラインがあったとのこと。

ファンから悲痛な叫び

 ファンからは「私の幼い頃の憧れで夢でキラキラで大好きなカードがこんなんのために穴あけられて恥部に貼り付けられてるのしんどすぎる」「ああもう最悪…ラブベリをこれ以上汚さないでお願いだから…」と悲痛な声があがっている。

ラブベリ物議 東京会場(池袋PARCO)

 展覧会は池袋PARCO(東京)を皮切りに、名古屋PARCO(愛知)、心斎橋PARCO(大阪)で巡回開催されることが決定。同時期に、渋谷PARCO(東京)、名古屋PARCO(愛知)、心斎橋PARCO(大阪)においてコラボカフェの開催も予定している。

(C)SEGA
(C)bushiroad All Rights Reserved.
       1|2 次のページへ

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

昨日の総合アクセスTOP10
  1. /nl/articles/2409/15/news052.jpg 高校3年生で出会った2人が、15年後…… 世界中が感動した姿に「泣いてしまった」「幸せを分けてくださりありがとう」【タイ】
  2. /nl/articles/2409/14/news009.jpg そうはならんやろ “バラの絵”を芸術的に描いたら……“まさかの結果”が200万再生 「予想を超えてきた」【海外】
  3. /nl/articles/2409/16/news020.jpg 「猛犬注意! 触らないでください」と貼られたフェンスをのぞいたら…… 吹き出し注意の光景に「ちょっと!www」「休憩中?」
  4. /nl/articles/2409/16/news032.jpg 100均の紙粘土でこのクオリティーを!? 『ファイブスター物語』のモーターヘッドを制作、野生の原型師に称賛
  5. /nl/articles/2409/16/news010.jpg 100均のクッションゴム、まさかの使い方に目からウロコ 家中の“プチストレス解消法”に「思いつかなかった!」「これはすごい」
  6. /nl/articles/2409/16/news037.jpg 「とんでもなく遠い」 空港に向かうドライバーを絶望させる“衝撃の標識”が話題 「なぜそこに」「飛行機が必要そうな距離」
  7. /nl/articles/2409/11/news120.jpg 「やば絵文字」見つけた―― LINEで送られてきた“見たこともない絵文字”の正体が予想外 「え、ほしい」「どうやって使うんや」
  8. /nl/articles/2409/16/news018.jpg 88歳女性「誰もしてないようなメッシュにしたい」→驚がくの大変身が850万再生 「どぅえええええ?!」「カッコ良すぎて憧れます」
  9. /nl/articles/2409/16/news034.jpg フーセンガムの「あたり」を磨き続けたら…… “とんでもない発想”が斜め上すぎる 「もうええやろw」「今までで一番理解できない」
  10. /nl/articles/2409/16/news031.jpg 仙猫カリン様そっくりだった子猫、3年後には…… 「本物だ」「想像以上にカリン様」と反響を呼ぶ成長っぷりが10万いいね
先週の総合アクセスTOP10
  1. “緑の枝付きどんぐり”をうっかり持ち帰ると、ある日…… とんでもない目にあう前に注意「危ないところだった」
  2. 食べた桃の種を土に植え、4年育てたら…… 想像を超える成長→果実を大収穫する様子に「感動しました」「素晴らしい記録」
  3. 「天才!」 人気料理研究家による“目玉焼きの作り方”が目からウロコ 今すぐ試したいライフハックに「初めて知りました!」
  4. 義母「お米を送りました」→思わず二度見な“手紙”に11万いいね 「憧れる」「こういう大人になりたい」と感嘆の声
  5. 「しまむら」に行った58歳父→買ってきたTシャツが“まさかのデザイン”で3万いいね! 「同じ年だから気持ちわかる」「欲しい!」
  6. 猛毒ガエルをしゃぶった30分後、口がとんでもないことに…… 直視できない異常症状に「死なないで」「この人が苦しむってよっぽど」
  7. 33歳の「西郷どん」二神光さん、バイク転倒事故での急逝に衝撃 1年前の共演者は“願い”明かし「叶わないなんて」
  8. 「コレ入れると草が生えない」 外構工事のプロがやっている“究極の雑草対策”に注目
  9. 「へー知らんかった」 わずか7年で“消えた駅” 東京メトロが明かす“知れば納得の歴史” 「だからあんなに……」
  10. 秋葉原のトレカ店が“買い占め被害” 近隣店とその常連客が共謀し“全口購入の人員確保” 「大変遺憾で残念な限り」
先月の総合アクセスTOP10
  1. 釣れたキジハタを1年飼ったら……飼い主も驚きの姿に「もはや魚じゃない」「もう家族やね」 半年後の現在について飼い主に聞いた
  2. 「もうこんな状態」 パリ五輪スケボーのメダリストが「現在のメダル」公開→たった1週間での“劣化”に衝撃
  3. 「コミケで出会った“金髪で毛先が水色”の子は誰?」→ネット民の集合知でスピード解決! 「優しい世界w」「オタクネットワークつよい」
  4. 庭で見つけた“変なイモムシ”を8カ月育てたら…… とんでもない生物の誕生に「神秘的」「思った以上に可愛い」
  5. 「米国人には想定できない」 テスラが認識できない日本の“あるもの”が盲点だった 「そのうちアップデートでしれっと認識しそう」
  6. ヒマワリの絵に隠れている「ねこ」はどこだ? 見つかると気持ちいい“隠し絵クイズ”に挑戦しよう
  7. 「昔はたくさんの女性の誘いを断った」と話す父、半信半疑の娘だったが…… 当時の姿に驚きの770万いいね「タイムマシンで彼に会いに行く」【海外】
  8. 鯉の池で大量発生した水草を除去していたら…… 出くわした“神々しい生物”の姿に「関東圏では高額」「なんて大変な…」
  9. 「ごめん母さん。塩20キロ届く」LINEで謝罪 → お母さんからの返信が「最高」「まじで好きw」と話題に
  10. 「なんでこんなに似てるの」 2つのJR駅を比較→“想像以上の激似”に「駅名だけ入れ替えても気づかなそう」